「南」を含む熟語・言葉 — 93 件
「南」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
南(みなみ)
方角の一つで、太陽の出る方に向かって右の方角。
以南(いなん)
(その地点・地域を含んだ)ある場所よりも南のこと。
越鳥南枝(えっちょうなんし)四字熟語辞典
故郷を懐かしみ忘れがたく思う気持ちのたとえ。 「越鳥」は中国の南方にある越の国から渡ってきた鳥。 「南枝」は南に向かって伸びている木の枝。 南方にある越の国から渡ってきた鳥は、南に向かって伸びている木の枝に巣を作るという意味から。 「越鳥は南枝に巣くう」を略した言葉。
胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう・越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く・越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく・えっちょうなんしにすくう・こばほくふうにより、えっちょうなんしにすくう)ことわざ辞典
生まれた土地は、遠く離れても身のうちに残り続ける。 渡ってきた鳥が巣がけの枝を選ぶにも、連れられて来た馬が風に首をもたげるにも、もといた方角がおのずと出ることから。 出典の詩句は「胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう」の対になっている。
華南(かなん)
南瓜(かぼちゃ)
カンボジアから渡った瓜と見て、その国の名が呼び名になった。太いつるが畑いっぱいに伸び広がり、その先に皮の堅い大きな実がなる。中身は濃い黄色で、火を通すとほくほくと甘い。中南米の生まれで、十六世紀の半ばに南蛮船で九州へ渡ってきた。
南瓜に目鼻(かぼちゃにめはな)ことわざ辞典
丸顔で背が低く太っている人の形容。不器量な顔の形容。
鴨南蛮(かもなんばん)
カモの肉とネギを具にした、温かいそばやうどん。
北に近けりゃ南に遠い・北に近ければ南に遠い(きたにちかけりゃみなみにとおい・きたにちかければみなみにとおい)ことわざ辞典
北へ寄れば、その分だけ南からは離れる。誰の目にも明らかなことを、ことあらためて言ってみせるさまのたとえ。 また、片方に近づけばもう片方からは遠のくように、双方に都合よくとはいかないことにもいう。
黒南風(くろはえ)
子見南子(しけんなんし)四字熟語辞典
礼の道を守るために、周りに惑わされず自分の考えを信じること。 「南子」は、衛の国王霊公の夫人。 孔子は、衛の国王霊公に招かれた際、夫人の南子に謁見することが礼の道と考えたが、弟子の子路は南子の素行の悪さから謁見を嫌がり不快に思った。 しかし孔子は「私にやましいところがあれば天が私を見捨てるだろう」と誓いを立て、考えを変えなかったという故事から。
指南(しなん)
武術などを教え導くこと。指導。教授。
終南捷径(しゅうなんしょうけい)四字熟語辞典
正規の試験などをすることなく官職につくこと。または、終南山には仕官への近道があるということ。 「終南」は長安の南にある山の終南山のこと。 「捷径」は近道、最短距離の道のこと。 終南山で隠居していた盧蔵用が、則天武后に召されて官職を得た故事から、終南山で隠者のふりをすることで名声が上がって仕官への近道になるという意味。
白南風(しらはえ)
寿比南山(じゅひなんざん)四字熟語辞典
長生きを祝うこと。 「寿(じゅ)は南山(なんざん)に比(ひ)す」とも読む。
西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)ことわざ辞典
西瓜を作るときは肥料と土壌が大事で、南瓜を作るときは念入りに手入れすることが大事ということ。作物の上手な作り方をいった言葉。
西南(せいなん)
西南西(せいなんせい)
楚囚南冠(そしゅうなんかん)四字熟語辞典
捕虜として捕らわれていても、祖国のことを忘れないこと。 または、捕らわれて他国にいる人のこと。 「楚囚」は他国に捕らわれた楚の国の人。 「南冠」は南方にある国の様式の冠で、この場合の南方は楚の国のことをいう。 中国の春秋時代、楚の鐘儀は晋に捕らえられていても、祖国である楚の国の冠をいつも被っていたという故事から。
天南星(てんなんしょう)
東西南北(とうざいなんぼく)四字熟語辞典
東・西・南・北の四つの方角。 転じて、どの方角にも、どの土地にも、という意味でも使う。
東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)ことわざ辞典
あちらこちらをさまよい歩き、住所が定まらないひと。
東南(とうなん)
東と南との中間にあたる方角。ひがしみなみ。
東南東(とうなんとう)
東と南東との中間にあたる方角。
斗南の一人(となんのいちにん)ことわざ辞典
その分野で頂点に立つと目される人物。「斗南」は北斗星より南、つまり天下すべてを指す語。
斗南一人(となんのいちにん)四字熟語辞典
この世で最もすぐれている人のこと。 「斗南」は星座の北斗七星よりも南という意味から、天下という意味。 天下で並ぶ人がいないほどすぐれているということから。
図南の翼・図南の鵬翼(となんのつばさ・となんのほうよく)ことわざ辞典
大事業や海外進出などの大きな計画を立てること。 「図」は、企てること。 想像上の巨鳥、鵬(おおとり)が遠い南の地に向かって飛び立とうと翼を広げるとの意から。 「図南の鵬翼」ともいう。
図南鵬翼(となんのほうよく)四字熟語辞典
大事業や海外進出などの大きな計画を立てること。 大きな目標を立てて、その目標を達成しようとすることをいう言葉。 「図南」は南の海へ行こうと計画すること。 「鵬」は伝説の大きな鳥。 鵬が南の海を目指して飛び立つ説話から。
図南之翼(となんのよく)四字熟語辞典
大事業や海外進出などの大きな計画を立てること。 大きな目標を立てて、その目標を達成しようとすることをいう。 「図南」は南の海へ行こうと計画すること。 「翼」は鵬のことで、伝説の大きな鳥のこと。 鵬が南の海を目指して飛びたったという説話から。
南殿(なでん)
「紫宸殿」の別称。南殿。内裏において天皇の元服や立太子、節会などの儀式が行われた。
南無(なむ)
南無三宝(なむさんぼう)四字熟語辞典
仏門に入り、仏教の三宝を信じて、仏に頼ること。 または、驚いたり失敗したときに「南無三」と略して発する言葉。 「南無」は経典や仏の名前の前につけて、絶対的な信頼を寄せて頼ること(梵語の音訳)。 「三宝」は仏、仏の教え、教えをひろめる僧のこと。
南緯(なんい)
北轍南轅・南轅北轍(なんえんほくてつ・ほくてつなんえん)四字熟語辞典
意志と行動が矛盾していることのたとえ。 「轅」は前進する方向に向けるかじ棒のこと。 「轍」は車輪の跡のこと。 かじ棒は南を向いているのに、車輪の跡は北に向かって付いているという意味から。 「北轍南轅」ともいう。
南欧(なんおう)
南下(なんか)
南海(なんかい)
南郭濫吹(なんかくらんすい)四字熟語辞典
才能の無い者が才能があるかのように見せかけること。 または、それにより高い地位を得ること。 「南郭」は人の名前。 「濫吹」は下手な笛をむやみやたらに吹くこと。 春秋時代の斉の王は合奏を好み、三百人もの楽士を集めて笛の演奏をさせていた。 南郭は演奏が下手であるにもかかわらず、その中に混ざり高給を得ていた。 ところが、次の王は独奏が好みで、一人ずつ吹かせることにしたところ、南郭はあわてて逃げ出したという故事から。
南華之悔(なんかのくい)四字熟語辞典
よけいな一言で目上の人の機嫌をそこね、才能がありながら世に出られないこと。 唐の詩人温庭筠(おんていいん)は、自分の使った言葉の出どころを時の宰相である令狐綯にたずねられ、『南華経』(『荘子』の別名)にありますと答えた。 そこでやめておけばよかったのに、「珍しい本ではありません、政務の合間に古典もお読みになるとよいでしょう」と言い足した。 宰相に向かって勉強不足だと言ったのと同じで、面目をつぶされた令狐綯は、あの男は才能はあるが人物がよくないと朝廷に告げた。 そのため温庭筠は、役人になるための試験である科挙に、生涯受かることができなかったという。
南柯の夢(なんかのゆめ)ことわざ辞典
目を覚ましてみれば、位も屋敷も、木の根の下に空いた蟻の穴ひとつぶんの出来事だった。 掴んだはずのものが、まるごと絵空事に変わってしまう場合に引く。 唐の淳于棼が槐の木陰でまどろんだ折の逸話から出ており、眠りのうちに見るもの一般をさすこともある。
南柯之夢(なんかのゆめ)四字熟語辞典
夢のこと。 または、世の中は夢のようにはかないことのたとえ。 中国の唐の時代、ある男性が槐の木の下で寝ているときに、大槐安国の王の娘と結婚して南柯郡の太守となり繁栄と衰退を経験しながら二十年の歳月を過ごす夢を見たという故事から。
南画(なんが)
南岸(なんがん)
南橘北枳(なんきつほくき)四字熟語辞典
人は環境次第で良くなることも悪くなることもあるということ。 江南ではとても美味しい橘(たちばな)を、淮水より北の土地に植えると食べることができない枳(からたち)になってしまうことから。
南箕北斗(なんきほくと)四字熟語辞典
名前に本質が伴っていないこと。 「南箕」と「北斗」はどちらも星座の名前。 「箕」は農具の箕。 「斗」はひしゃく。 箕や斗が名前についているが、実際に使うことはできないということから。
南極(なんきょく)
南京(なんきん)
南行北走(なんこうほくそう)四字熟語辞典
各地を絶えず忙しく動き回ること。
南洽北暢(なんこうほくちょう)四字熟語辞典
天子の徳や威光、恩恵などが国中に広く行き渡ること。 「洽」と「暢」はどちらも広く行き渡るという意味。
南国(なんごく)
南山(なんざん)
南山捷径(なんざんしょうけい)四字熟語辞典
正規の試験などを受けることなく官職につくこと。 または、終南山には仕官への近道があるということ。 「南山」は中国の山、終南山のこと。 「捷径」は近道、最短距離の道のこと。 終南山で隠者のふりをして生活することで名声が上がり官職を得ることができるという故事から、終南山は仕官への近道であるという意味。
南山の寿(なんざんのじゅ)ことわざ辞典
事業が栄え続けること。 または、長寿を祝う言葉。 「南山」は中国にある終南山という山のことで、長寿や堅固の象徴とされていることから。
南山之寿(なんざんのじゅ)四字熟語辞典
事業が栄え続けること。 または、長寿を祝う言葉。 「南山」は中国にある終南山という山のことで、長寿や堅固の象徴とされていることから。
南山不落(なんざんふらく)四字熟語辞典
城や城塞などが堅固で陥落しないことのたとえ。 「南山」は堅固や長寿の象徴とされる中国の山、終南山のこと。
南宗画(なんしゅうが)
南進(なんしん)
南西(なんせい)
南征北伐(なんせいほくばつ)四字熟語辞典
休む暇もなく、いろいろな所で戦い続けることのたとえ。 「征」と「伐」はどちらも戦って敵を討つことで、戦うために南へ北へと遠征を繰り返すという意味から。
北馬南船・南船北馬(なんせんほくば・ほくばなんせん)四字熟語辞典
絶え間なくいろいろな所を旅行してまわること。 または、忙しくあちこちへ移動すること。 「南船」と「北馬」はどちらも中国の移動手段。 南部は川などが多いため船を使い、北部は山が多いため馬を使っていた。 それらを使うことから、移動頻度が高いことのたとえ。 「北馬南船」ともいう。
南端(なんたん)
南中(なんちゅう)
南朝(なんちょう)
中国の南北朝の時代に、江南で相ついだ宋・斉・梁・陳の四つの王朝。四二〇年から五八九年まで、いずれも建康(いまの南京)に都をおいた。
南天(なんてん)
南都(なんと)
南東(なんとう)
北嶺南都・南都北嶺(なんとほくれい・ほくれいなんと)四字熟語辞典
奈良と比叡山のこと。 または、奈良の興福寺と比叡山の延暦寺のこと。 「南都」は京都からみて南の都である奈良、または奈良にある興福寺のこと。 「北嶺」は比叡山、または比叡山にある延暦寺のこと。 「北嶺南都」ともいう。
南南西(なんなんせい)
南南東(なんなんとう)
南蛮(なんばん)
南蛮菓子(なんばんがし)
南蛮鴃舌(なんばんげきぜつ)四字熟語辞典
うるさいだけで理解できない言葉という意味。 話している内容がわからない外国語を蔑んでいう言葉。 「南蛮」は南方の異民族の蔑称。 「鴃舌」は百舌(もず)のさえずりのこと。 南方の異民族がよくわからない言葉で話している様子を、百舌の騒がしい鳴き声にたとえたもの。
北狄南蛮・南蛮北狄(なんばんほくてき・ほくてきなんばん)四字熟語辞典
昔の漢民族が呼んでいた南方と北方の異民族の蔑称。 「南蛮」は南方の異民族の蔑称。 「北狄」は北方の異民族の蔑称。 「北狄南蛮」ともいう。
南風(なんぷう)
南風競わず(なんぷうきそわず)ことわざ辞典
南部の国々の勢いが振るわないこと。 日本では、南北朝時代、南朝の勢力の不振をいった。 「南風」は、南方の風習をうたった歌謡の音調のことで、それが北方の歌謡に負けているとの意から。
南風之薫(なんぷうのくん)四字熟語辞典
君主の正しい政治が人々に行き渡ること。 「南風」は南から吹く温かで優しい風。 「薫」は心地よい香りのこと。 伝説の聖天子「舜(しゅん)」が歌ったとされる詩からきた言葉。
南風之詩(なんぷうのし)四字熟語辞典
中国の伝説の聖天子の舜が作ったとされる歌のこと。 または、世の中が平和に治まっていることのたとえ。 または、両親に報いる孝行の教え。 「南風」は生物を育てる、温かで柔らかな南風のことで、君主からの恩沢や両親の慈愛のたとえ。 舜帝が五弦の琴を弾いて、南風の詩をうたうと世の中が平和になったという故事から。
南米(なんべい)
南北(なんぼく)
南と北の二つの方角。また、南の端から北の端までの間の広がり。
南北朝(なんぼくちょう)
中国で、東晋がほろびてから隋が国を一つにするまでのおよそ百七十年、南と北にそれぞれ王朝が立ち、たがいに正統を主張しあった時代。南には四つ、北には五つの王朝が代わるがわる立った。
