「衣」を含む言葉
「衣」を含む言葉 — 50 件
天の羽衣(あまのはごろも)
天人が着るという、軽くて薄い羽の衣。
衣冠(いかん)
衣服と冠。
衣桁(いこう)
衣服などを掛けておくための家具。鳥居のような形をしたもので、二つに折り畳むことができるものが多く、部屋の角に設置する。衣文掛け。
衣装(いしょう)
着るためのもの。衣服。着物。
衣裳(いしょう)
着るためのもの。衣服。着物。
衣食(いしょく)
生きるために必要な衣服と食料。
衣鉢(いはつ)
学問や芸術などでその道の師が弟子に伝える大切なこと。
衣服(いふく)
身に付けるもの。服。着物。
衣料(いりょう)
着るもの。衣類。また、その材料の総称。
衣糧(いりょう)
衣服と食糧。着る物と食べる物。
衣類(いるい)
身に付けるもののすべて。衣服。
打衣(うちぎぬ)
平安時代の女性が正装の時に五衣(いつつぎぬ)の上に着用した衣服。表地を砧(きぬた)で打って光沢を出したことから。
打ち衣(うちぎぬ)
平安時代の女性が正装の時に五衣(いつつぎぬ)の上に着用した衣服。表地を砧(きぬた)で打って光沢を出したことから。
産衣(うぶぎ)
生まれて間もない赤ん坊に着せる衣服。うぶぎぬ。
上衣(うわぎ)
一番外側に着用する衣服。
胞衣(えな)
胎児を包んでいる膜や胎盤などの総称。後産。
衣文(えもん)
衣服をしっかりと身に付けること。また、そのやり方。
衣紋(えもん)
衣服をしっかりと身に付けること。また、そのやり方。
肩衣(かたぎぬ)
小袖の上に着る礼服。肩から背中を覆うもので、袖がない。継上下。
紙衣(かみこ)
紙製の衣類。厚めの和紙を張り合わせて柿渋を塗り、乾燥後に揉んでやわらかくし、夜露にさらして匂いを消したもの。防寒性が高い。
唐衣(からぎぬ)
平安時代以降の女性の正装に使う衣類。十二単の最も上に着るもので、丈が短い。
衣被(きぬかつぎ)
里芋の子芋の皮をむかずに茹でたもの。食べる時に皮をむく。
衣擦れ(きぬずれ)
着ている衣服が動く時にこすれること。また、その時に発する音。
黒衣(くろご)
歌舞伎の役者の後見役や、文楽の人形遣いのこと。または、その役の人が着る黒い衣装。
更衣(こうい)
着ている衣服を脱いで別の衣服を着ること。
衣更(ころもがえ)
季節の変わり目に、衣服を季節に合ったものにかえること。
衣更え(ころもがえ)
季節の変わり目に、衣服を季節に合ったものにかえること。
衣替え(ころもがえ)
季節の変わり目に、衣服を季節に合ったものにかえること。
獄衣(ごくい)
刑に服す人が着る衣服。囚人服。
作務衣(さむえ)
禅宗で僧が掃除や農作業などを行う時に身に付ける衣服。
紫衣(しい)
紫色の衣服。特に高僧の僧衣をいう。
衣魚(しみ)
シミ目シミ科の昆虫の総称。体長は一センチメートル程度で、衣服や紙を食べる銀白色の害虫。
粗衣(そい)
質の悪い衣服。
僧衣(そうい)
僧が着る衣服。法衣。僧服。
旅衣(たびごろも)
旅行中の衣服。
暖衣(だんい)
暖かい衣服。また、衣服を重ね着して身体を暖かくすること。
煖衣(だんい)
暖かい衣服。また、衣服を重ね着して身体を暖かくすること。
地衣(ちい)
菌類と藻類が共生し一体化した植物群。胞子や紛芽で増える。地上のほか、岩石上、樹上に生息する。地衣類。
着衣(ちゃくい)
着ている衣服。また、衣服を身に付けること。
糖衣(とうい)
薬剤の外側を包む、糖分を含んだ甘い皮膜。飲みやすくするために施す。
胴衣(どうい)
和服で、防寒着として長着と襦袢(じゅばん)の間に着るたけの短い綿入れ。胴服。胴着。
夏衣(なつごろも)
夏用の衣服。夏物。なつぎ。
抜衣紋(ぬきえもん)
女性の和服の着付け方の一つ。衣紋を押し上げて後襟(うしろえり)を引き下げ、首筋が見えるように着ること。抜き襟。
直衣(のうし)
平安時代以降の、皇族や貴族の平常服。形は袍(ほう)に近く、やや短い。階位による色や文様の規定はない。袴(はかま)は指貫(さしぬき)を用い、冠(かんむり)や烏帽子(えぼし)をつける。
白衣(はくい)
医療や衛生、調理、化学実験などを行う職業の人が、仕事着として着る白い衣服。
羽衣(はごろも)
天人が着て空を飛ぶという、鳥の羽でつくった薄く軽い伝説上の衣。天の羽衣。
布衣(ふい)
無位無官の人。身分の低い人。平民や庶民。
母衣(ほろ)
昔、流れ矢を防ぐために、よろいの背にまとった布製の大きな袋。
母衣蚊帳(ほろがや)
寝ている幼児にかぶせる、ほろの形をしたかや。
浴衣(ゆかた)
木綿で縫い上げたひとえの着物。入浴後や夏のくつろぎ着として用いる。「ゆかたびら」の略。
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