「だ」から始まる言葉 3ページ目
「だ」から始まる言葉 — 763 件
大乗(だいじょう)
仏教の二大流派のひとつ。自己の解脱だけにとどまらず、いっさいの衆生を救済するためにはげみ悟りへ導けるような仏となることを目ざす仏教。大乗仏教。
太政官(だいじょうかん)
律令制における、司法、行政、立法を司る最高位の国家機関。
太政大臣(だいじょうだいじん)
律令制における太政官制で、最高職の長官。
大上段(だいじょうだん)
刀を頭上に高く振りかざす構え。上段の構えを強めていう。
大乗的(だいじょうてき)
大乗の教えにかなっているさま。
太上天皇(だいじょうてんのう)
譲位により皇位を後継者に譲った元の天皇への尊称。大上皇。上皇。
大丈夫(だいじょうふ)
立派な男子。ますらお。女性の場合は「女丈夫」という。
大丈夫(だいじょうぶ)
しっかりしているさま。じょうぶなさま。
大静脈(だいじょうみゃく)
血管のひとつ。体内の静脈血を集めて、心臓の右心房に送る静脈の本幹。
台尻(だいじり)
小型銃の銃床の下にある、肩に当てる幅の広い部分。
大尽(だいじん)
富豪。資産家。大金持ち。
大臣(だいじん)
内閣を構成し、国政を行う官僚。国務大臣。
大尽風を吹かす(だいじんかぜをふかす)
大金持ちのようにふるまっていばる。
大神宮(だいじんぐう)
伊勢の皇大神宮。天照大神を祭る。
大人物(だいじんぶつ)
度量のおおきな偉大な人。
台子(だいす)
茶の湯で使う道具。風炉、茶碗、茶入れなどの道具一式をのせる四本柱の棚。
大酔(だいすい)
酒にひどく酔うこと。酩酊。
代数(だいすう)
数学の一分野。数字のかわりにa,b,xなどの文字を使い数の性質や関係、計算法則などの研究を行う学問。代数学。
台数(だいすう)
機械や自動車などの数。
大好き(だいすき)
ひじょうに好きなさま。
題する(だいする)
作品などに題をつける。「自伝に―」
大豆(だいず)
マメ科の一年草。夏に淡紫色の花を開き、二、三個の種子が入ったさやを結ぶ。若い種子は枝豆として茹でて食べる。熟した種子は大豆油をしぼったり、豆腐、醤油、味噌の原料となる。たんぱく質が豊富で、「畑の肉」とも呼ばれる。
乃誠(だいせい)
まごころ。まこと。
乃昔(だいせき)
そのむかし。
大雪(だいせつ)
ひどく降っている雪や多く積もった雪。おおゆき。
題簽(だいせん)
和漢書の表紙にはりつける、題名の書かれた細長い紙片や布片。また、その題字。
大選挙区(だいせんきょく)
ひとつの選挙区から二名以上のの議員を選出する広い地域の選挙区。
大膳職(だいぜんしょく)
律令制において、宮内省に属した宮廷の食事をつかさどる役所。
大前提(だいぜんてい)
ある物事の成り立つ上での根本となる前提や条件。
乃祖(だいそ)
汝の祖先。
代走(だいそう)
野球で塁に出た選手にかわってはしること。また、その選手。ピンチランナー。
大僧正(だいそうじょう)
僧の最高位。僧正の上位。
大卒(だいそつ)
大学を卒業すること。また、その人。「大学卒業」「大学卒業者」の略。
大それた(だいそれた)
世間の常識や道理からはずれた。とんでもない。
大蔵経(だいぞうきょう)
仏教の聖典の総称。釈迦の説法を集めた経蔵、戒律を集めた律蔵、論釈を集めた論蔵の三蔵をあつめた書物。一切経。
代替(だいたい)
本来のものをそれに見合ったべつのものとかえること。
大体(だいたい)
おおよそ。たいてい。大部分。
大腿(だいたい)
あしの付け根から膝までの部分。ふともも。もも。
大隊(だいたい)
軍隊の編成体制のひとつ。連隊の下で中隊の上。二個から四個の中隊から編成される。
大多数(だいたすう)
全体のうちの占める割合がほとんど全体にちかいこと。また、その数量。
大胆(だいたん)
度胸があり、物事にたいする恐れがないこと。
代打(だいだ)
野球でその打順の選手にかわって打者となること。また、その選手。ピンチヒッター。
代代(だいだい)
何代も続いていること。歴代。
橙(だいだい)
ミカン科の常緑小高木。暖地で栽培され、初夏に香りの高い白色花をつけ、秋に球体の果実を結ぶ。果実や果汁は食用として、果皮は健胃薬に使われる。また、果実は木についたまま年をこせるため「代代」を連想させることから、めでたいものとして正月の飾りに使われる。
太太神楽(だいだいかぐら)
伊勢神宮に奉納される神楽のうち、規模が最大のもの。だいかぐら。
大大的(だいだいてき)
おおがかりに物事を行うさま。規模の大きなさま。
大内裏(だいだいり)
皇居や諸官庁がある区域。宮城。とくに、平安京や平城京についていう。
大団円(だいだんえん)
演劇や小説などで、すべてがめでたく解決する最後の場面。「団円」は丸い意で、結末が丸く収まることから。
代地(だいち)
代わりの土地。替地。代替地。
代置(だいち)
本来のあるものの代わりに、別のものを置くこと。
台地(だいち)
周囲より一段と高い、表面が平らな地形。
大地(だいち)
天に対しての、万物をはぐくみ生物の生活を支える、広大な地上や地面のこと。
台帳(だいちょう)
売買の金額や事務的事項の記録をする帳簿。「売上の―」
大腸(だいちょう)
消化器官のひとつ。小腸から続いた管状の消化器の最終部で肛門までの器官。盲腸、結腸、直腸に分けられる。水分の吸収を行い、糞を形成する。
大腸炎(だいちょうえん)
大腸の炎症。下腹部の痛みと下痢を伴う。慢性と急性がある。
大腸菌(だいちょうきん)
腸内にいる細菌の一つ。消化を助ける機能があるが、血液や尿路系に進入した場合だと病原体になる。
大通(だいつう)
遊芸や遊里などの遊びの道に通じていること。また、その人。
大篆(だいてん)
漢字の書体のひとつ。中国、周の太史籀がつくったとされる。籀書。籀文。
大都(だいと)
大きな都市。大きな都。
大刀(だいとう)
おおきなかたな。たち。
大統領(だいとうりょう)
共和制国家の元首。直接選挙または間接選挙によって選出され、一定期間その国の行政の最高責任者となる。
大都会(だいとかい)
人口が多く規模が大きい、にぎやかな都会。大都市。
大徳(だいとく)
修行を積んだ、徳の高い僧。だいとこ。
大度(だいど)
心が広くて大きなこと。度量が大きいこと。
大同(だいどう)
だいたいは同じであること。
大道(だいどう)
幅の広い道。大通り。
大動脈(だいどうみゃく)
血管のひとつ。体内の動脈血を集めて、心臓の左心室に送る動脈の本幹。
代読(だいどく)
本来読む人に代わって読み上げること。
大毒(だいどく)
大変な毒。おおきな害をもたらす毒。
台所(だいどころ)
家庭で、食べ物の調理や食事の後片付けをする部屋。炊事場。キッチン。
大納言(だいなごん)
律令制で、太政官の次官。左右大臣につぐ地位。政治に参与し、天皇への奏上や宣旨の伝達をつかさどった。亜相。
台無し(だいなし)
ものごとがすっかりだめになり、役に立たなくなること。
大難(だいなん)
大きな災難や困難。
第二(だいに)
二番目。二回目。二度目。第一の次。
第二義(だいにぎ)
(「第一義」に対して)それほど重要ではない事柄。根本的ではない事柄。
第二組合(だいにくみあい)
既存の労働組合の脱退者や未加盟の従業員により新しく組織された組合。
第二新卒(だいにしんそつ)
新卒で就職したが、数年で転職活動を行う人。主に大学卒業後三年以内の人をさす。
第二次産業(だいにじさんぎょう)
産業分類の一つ。原料を加工して二次的生産を行う産業。製造業や鉱業、土木建築業などが含まれる。
第二次性徴(だいにじせいちょう)
成熟するにつれてあらわれる、動物の雌雄を区別する特徴。声変わりやひげ、ライオンのたてがみや鹿の角など。
第二次製品(だいにじせいひん)
第一次製品を加工してつくられる製品。次元が高くなるほど加工度も高くなる。