だんだん長くなって、周りのほうまで及んでいく。 「つる草が垣根の向こうへと伸していく」
競う相手を抑えて、地位が上がったり、財産が増えたりする。また、勢力や事業の広がりが増す。 「若手の議員が党内でじわじわと伸してきた」
いま居る所や訪れた先から、もっと先の土地まで行く。また、遠くへ出かける。 「日帰りの予定だったが、隣の県の温泉まで伸した」
釣りで、食いついた魚が、強い力で釣り糸を引っ張っていく。 「思いのほか大きな魚に伸されて、竿ごと持って行かれそうになった」
曲がっている物や、かがめていた体を、まっすぐな状態にする。また、折り目をつけて小さくまとめた物を、元の大きさに開く。 「長く座っていたので、立ち上がって背中を伸した」
こねた生地や餅など柔らかい物を、上から一様に押して、平たく薄い形に広げる。 「うどんの生地を棒で薄く伸す」
アイロンを当てるなどして、衣類や布のしわ・縮みを取り、平らに整える。 「しわの寄ったシャツを伸してから着る」
すでに持っている勢力や、仕事などの規模を、一段と大きくしていく。 「新しい土地にまで地盤を伸す」
相手を殴りつけ、立っていられなくする。気絶するほど痛めつける場合にもいう。 「酔って絡んできた男をあっさり伸した」
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