「一斑」の意味・対義語

「一斑」(いっぱん)の意味・読み方を解説します。対義語もあわせて確認できます。
一斑
いっぱん
| 言葉 | 一斑 |
|---|---|
| 読み方 | いっぱん |
| 意味 | 全体のうちのほんの一部。 |
| 例文 | 「実情の一斑がうかがえる」 |
「一斑」の対義語(反対語)
- いっぱん一斑

- ぜんぴょう全豹
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「一斑」で使われている漢字
「一斑」を含む故事・ことわざ・慣用句
一斑を見て全豹を卜す(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
物事の一部分だけを見て、全体を推し量る愚かさをいう言葉。 「一斑」は、豹(ひょう)の毛皮にあるまだら模様のうちの一つのこと。転じて物事の一部分。 「卜す」は、占うこと。判断すること。 毛皮にある一部のまだら模様を見て、豹であること、またどのような豹であるかを断定すること。
管豹の一斑(かんぴょうのいっぱん)
細い管ごしに豹をのぞいても、毛皮のまだら模様はほんの少ししか見えない。物事のほんの一部にしか目が届かず、考えや見方がせまいことをいうたとえ。 晋(昔の中国の王朝)の書家として知られる王献之(王羲之の子)の、子どものころの出来事に由来する。ある日、門人たちのばくちをそばで見ていた王献之が、勝ち負けについて口を出した。すると門人たちは幼い子だと見くびって、「この坊ちゃんも、細い管から豹をのぞき見て、たまたままだらの一つが見えたようなものさ」とからかい、王献之は怒って席を立ったという。『世説新語』や『晋書』に見える話である。 「窺う」は、すき間などからこっそりのぞくこと。「管の中から豹を見る」「管中に豹を窺う」「管中豹を窺う」「管豹の一斑」ともいい、四字熟語に直せば「[[管中窺豹*https://yoji.jitenon.jp/yojii/4377]]」となる。意味の上で近いのは「[[管を以て天を窺う*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2851.php]]」で、同じ話をもとにしてできた言葉に「[[一斑を見て全豹を卜す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2526.php]]」がある。
