「侍所」の意味

「侍所」(さむらいどころ)の意味・読み方を解説します。

言葉侍所
読み方さむらいどころ
意味

1番平安時代、上皇の御所や、親王・摂政・関白・大臣などの屋敷に設けられ、仕える侍たちが詰めて、家の務めや警護に当たった所。のちには、その侍たちを束ねる、家の中の役所の名ともなった。

2番鎌倉幕府に置かれた役所。1180年に源頼朝が設けた。御家人をまとめ、戦のときには軍勢を指揮し、ふだんは鎌倉の町を守り、罪を犯した者を捕らえた。やがて刑事の裁判も扱うようになった。その長は別当と呼ばれ、初めは和田義盛が任じられたが、和田氏が滅びてからは執権の北条氏が兼ねた。

3番室町幕府が、鎌倉幕府のしくみを受け継いで設けた役所。御家人をまとめる務めに加え、京都の町の警備や町なかの政務、公家・武家や寺社の領地をめぐる事柄なども扱い、のちには京都の町なかで罪を取り締まり裁くことが主な務めとなった。長は所司とも頭人(とうにん)とも呼ばれ、応永(1394〜1428年)のころからは、京極・山名・一色・赤松の四つの家から代わる代わる任じられた。この四家を四職(ししき)という。

補足「さぶらいどころ」とも読む。

評価をお聞かせください

ありがとうございます。ページの改善に役立てさせていただきます。

「侍所」で使われている漢字

部首 人部(亻:にんべん)
画数 8画
音読み ジ / シ
訓読み さむらい / さぶら(う) / はべ(る)
意味 はべる。さぶらう。身分が高い人に仕える。また、そのような人 など
部首 戶部(戶 戸:と・とびらのと)
画数 8画
音読み ショ / ソ
訓読み ところ
意味 ところ。場所。所在 / ところ。立場。地位 など
ページ先頭に戻る