「検見」の意味

「検見」(けんみ)の意味・読み方を解説します。
検見
けんみ
| 言葉 | 検見 |
|---|---|
| 読み方 | けんみ |
| 意味 | その年に納めさせる年貢の量を、役人に稲の実り具合を確かめさせてから決めたやり方。中世から見られ、江戸時代には幕府や領主が、刈り入れの前に役人を村々へ遣わして行った。役人は稲の育ちを見て回り、ところどころで決まった広さの稲を刈り取って籾をはかり(坪刈り)、そこから田全体の取れ高を見積もって年貢の額をはじき出した。毎年のことで手間も費用もかかり、役人への賄賂などの不正も起きやすかったため、江戸幕府は享保のころから、過去何年分かの取れ高をならして納める量を定め、決めた年数のあいだは変えない定免というやり方を広めていった。ただし、定免の村でも、ひどい不作の年は、村から願い出れば改めて検見が行われた。明治時代より後も、小作料や国へ出す米の量を決めるときなどに、実った作物を調べて取れ高を推し量ることをこう呼ぶ。 |
| 補足 | 「けみ」と読むことも多く、その読みでは「毛見」の字も使う。 |
