「命」を含む熟語・言葉 — 189 件
「命」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
命(いのち)
生き物に宿っていて、死ねば失われるもの。
愛財如命(あいざいじょめい)四字熟語辞典
財産を命と同等に扱って大切にすること。 または、命よりも財産を大切にすること。 「愛財(あいざい)、命(めい)の如(ごと)し」とも、「財を愛すること命(めい)の如(ごと)し」とも読む。
可惜身命(あたらしんみょう)四字熟語辞典
体や命をいとおしむこと。 「可惜」は、今のままでは惜しい、または大切なものや良いものが相応しい扱いをされていないことを惜しむこと。 「身命」は身体や生命のこと。
安心立命・立命安心(あんじんりつめい・りつめいあんしん)四字熟語辞典
どんなに困難な場面に遭遇しても心を安らかな状態に保ち、どんな時にも惑わされずに天命をまっとうすること。 「安心」は仏教の語で、信仰により得ることが出来る心の安らぎの境地。 「立命」は儒教の語で、天命をまっとうすること。 「立命安心」ともいう。
一命(いちめい)
一人一つだけの命。
一命を取り止める(いちめいをとりとめる)ことわざ辞典
あやうく死にそうなところで、かろうじて生き延びられる。
一生懸命(いっしょうけんめい)四字熟語辞典
全力で物事に取り組む様子。命がけで物事に取り組む様子。 「懸命」は命をかけて取り組むこと。 「一所懸命」が変化した言葉。
一所懸命(いっしょけんめい)四字熟語辞典
命がけで物事に取り組む様子。全力で物事に取り組む様子。 「一所」は主君から賜った一か所の領地。 「懸命」は命をかけて取り組むこと。 中世の日本で、幕府から賜った領地を命がけで守ることをいった言葉。
命あっての物種(いのちあってのものだね)ことわざ辞典
何事も命があるからこそできる。だから命に関わるような危険なことはなるべく避けたほうがいいということ。 「物種」は物の根源の意。
命あれば蓬莱に会う・命長ければ蓬莱に会う・命長ければ蓬莱を見る(いのちあればほうらいにあう・いのちながければほうらいにあう・いのちながければほうらいをみる)ことわざ辞典
命を長らえて年を重ねれば、そのうち思ってもみなかったよい巡り合わせに行き当たる日も来るということ。だから命を大事にして長く生きよう、と勧める教えでもある。 「蓬莱」は、言い伝えに出てくる古い中国の山で、年を取らず死ぬこともない仙人たちが暮らすとされた。その蓬莱に行き会うことを、まれにしか訪れない大きな幸運のたとえに用いている。 「命あれば蓬莱に会う」「命長ければ蓬莱を見る」の二つの言い回しも見られる。逆の言い方に命長ければ恥多しがある。
命からがら・命辛辛(いのちからがら)
命だけは何とか守り抜いた様子。
命から二番目(いのちからにばんめ)ことわざ辞典
命の次に大事なものの意で、非常に大切にしているもの。かけがえのないもの。
命がけ・命懸け(いのちがけ)
死ぬ覚悟をもって物事に取り組むこと。
命毛(いのちげ)
筆の穂の芯となる一番長い毛。
命乞い(いのちごい)
殺されるはずの自分や他人の命を助けてくれるよう頼むこと。
命知らず(いのちしらず)ことわざ辞典
死を恐れずに物事を行うこと。また、そのような人。
命綱(いのちづな)
高い場所などで作業する人が安全のために身につけておく綱。
命取り(いのちとり)
命や地位などを失う原因となるもの。
命長ければ恥多し・命長ければ辱多し・長命すれば恥多し(いのちながければはじおおし・ちょうめいすればはじおおし)ことわざ辞典
長く生きていれば、それだけ恥をかく事も多くなるということ。 「恥」は「辱」とも書く。 また、「長生きは恥多し」「長生きすれば恥多し」「長命すれば恥多し」などともいう。
命に替えても(いのちにかえても)ことわざ辞典
自分の命と引きかえにしても。 どんなことがあっても守り抜こうという気持ちを表す。
命に過ぎたる宝なし(いのちにすぎたるたからなし)ことわざ辞典
命以上に大切なものはこの世にないということ。
命の親(いのちのおや)ことわざ辞典
命を救ってくれた恩人。
命の洗濯(いのちのせんたく)ことわざ辞典
気晴らしをして、日ごろの苦労から解放されること。
命の綱(いのちのつな)ことわざ辞典
命をつなぎとめるために大切なもの。生きていくための頼みとなるもの。
命は義によって軽し・命は義によりて軽し・命は義に縁りて軽し(いのちはぎによりてかるし・めいはぎによってかろし)ことわざ辞典
人が踏み行うべき正しい筋道(義)を貫くためなら、何より大事な自分の命でさえ軽く見て、ためらわず差し出す心構えをいう。 もとは中国の歴史書『後漢書』のなかで、受けた恩に報いようと命を投げ出した昔の人々(専諸や荊軻など)について、心は恩のために動き、命は義のために軽くなる、と述べたくだりに由来する。 「命」を「めい」、「軽し」を「かろし」とする読みもある。書き表し方には「義に縁りて」の形もあり、「命は義によって軽し」とも言う。似た言葉に命は鴻毛より軽しがある。
命は鴻毛より軽し・義は泰山より重く、命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかるし・いのちはこうもうよりかろし・ぎはたいざんよりおもく、いのちはこうもうよりかるし)ことわざ辞典
守るべき筋の重さの前には、一身の生き死になど後回しになる。 同じ死でも、その場面によって値打ちがまるで違うとする。
命は宝の宝(いのちはたからのたから)ことわざ辞典
人の命は、この世にあるどんな宝と比べても、それを上回る尊さを持つということ。 「宝の宝」は、数ある宝のうちで最も値打ちが高いものを指し、命をその位置に置いた言い方である。 同じ考えを表す言葉に命に過ぎたる宝なしや命あっての物種がある。
命は風前の灯・命は風前の灯の如し(いのちはふうぜんのともしび・いのちはふうぜんのともしびのごとし)ことわざ辞典
人の命はもろく、ふとしたことで尽きてしまう。 吹きさらしに置かれた灯が、ひと息であっけなく立ち消えるのに重ねた言い方。
命は法の宝(いのちはほうのたから)ことわざ辞典
生きているからこそ、尊い仏の教えに出会い、それを聞くこともかなうということ。 仏が説いた教え(仏法)を「法」と呼んでおり、生きているうちでなければ教えを聞けないことから、命を仏法のための宝と見ている。 命の尊さをいう言葉に命あっての物種・命に過ぎたる宝なし・命は宝の宝がある。
命拾い(いのちびろい)
命を落としそうになって何とか助かること。
命を拾う・命拾いをする(いのちびろいをする・いのちをひろう)ことわざ辞典
もう死ぬと覚悟するほどの危ない目にあいながら、運よく助かって生きのびること。 この「拾う」は、なくすはずだったものを運よく手もとに残すという意味。 よく似た言い方に九死に一生を得るがある。 逆に、命を投げ出して死ぬことは命を捨てると言う。
命冥加(いのちみょうが)
神仏の力によって運よく危険な状態から助かること。
命より名を惜しむ(いのちよりなをおしむ)ことわざ辞典
生きのびることより、自分の名に傷がつくのを防ぐほうを重く見るということ。名誉を守れるのなら、命を失うこともおそれない。 「名」は、世の中での評判や名誉のこと。名を惜しむを命と比べて強く言い表した形で、「命よりも名を惜しむ」とも言う。 よく似た考え方の言葉に命は鴻毛より軽しがあり、反対に命を何より大切にする考え方を表す言葉に命あっての物種がある。
命を預かる(いのちをあずかる)ことわざ辞典
相手から信頼されて、その人の生き死にをゆだねられる。
命を預ける(いのちをあずける)ことわざ辞典
相手を信頼して、自分の生き死にをゆだねる。
命を懸ける(いのちをかける)ことわざ辞典
命を捨てる覚悟で物事に取り組む。
命を削る(いのちをけずる)ことわざ辞典
寿命が縮むと思えるほど、心も体もすり減らして、つらい苦労や懸命の努力を重ねていくこと。 実際に寿命を縮めてしまう場合にも言う。 「命」を「身」「骨身」に替えた身を削る・骨身を削るも、ほぼ同じ場面で用いる。
命を鯨鯢の顎に懸く(いのちをげいげいのあぎとにかく)ことわざ辞典
くじらにのみこまれかけるということで、海の上でひどく危ない目にあい、あと一歩で命を失うところまで行くことのたとえ。「鯨鯢(げいげい)」はくじらのことで、「鯨」がおすを、「鯢」がめすを指す。「顎」は「あぎと」と読み、あごのこと。「鯨鯢」には、昔の読み方として「けいげい」もある。 昔の物語では「かばね(なきがら)を鯨鯢の顎にかく」という言い方で出てくる。源義経が兄の頼朝にあてたとされる手紙(腰越状〈こしごえじょう〉)にもこの言い回しが見え、平家を追って海で戦ったときの、命がけの苦しさを述べている。「命を鯨鯢の顎に懸く」とも言い、こちらは、海の上に命をあずけて生きる、船乗りのような危うい暮らしぶりを表す。海の怖さを語る言葉として「板子一枚下は地獄」もある。
命を捨てる(いのちをすてる)ことわざ辞典
果たしたい目的や守りたいもののために、自らすすんで死ぬこと。 一方で、死ななくてよいはずの場面で、むだに死んでしまうことにも言う。 初めの意味は命を投げ出す・命を擲つに近く、反対の言い方に命を拾うがある。 あとの意味は命を棒に振ると重なる。
命を擲つ(いのちをなげうつ)ことわざ辞典
自分の命をそっくり投げ出す覚悟で物事を行うこと。 「擲つ」は、惜しげもなく投げ出すこと。
命を投げ出す(いのちをなげだす)ことわざ辞典
死んだつもりで一生懸命事に当たる。
命を棒に振る(いのちをぼうにふる)ことわざ辞典
意味もなく命を落とすこと。その死が誰の助けにもならず、あとに何も残さない、むなしい死に方をいう。 棒に振るは積み重ねたものを丸ごとむだにする意味で、ここではむだにするものが自分の命になる。 「犬死にする」と言いかえられる。命を捨てるの二つ目の意味がこれに近い。
依命(いめい)
命令に基づくこと。命令に従うこと。
遺命(いめい)
死に際に言い残した命令。
運命(うんめい)
人間の意思や想いとは関係なく、人間に幸や不幸をもたらす力。
運命論(うんめいろん)
この世で起こる全ての現象はあらかじめ決められていて、人間の力ではそれを変えることは出来ないという考え方。宿命論。
易姓革命・革命易姓(えきせいかくめい・かくめいえきせい)四字熟語辞典
王朝が交代すること。 「易姓」は姓が変わること。中国の王朝は同じ姓の人が継ぐため、姓が変わることは王朝の交代を意味する。 「革命」は天命が改まること。 昔の中国の思想では、天命により天子が選ばれ、天子の徳が無くなれば他の人に天命が下るとされていたことから。 「姓(せい)を易(か)え命(めい)を革(あらた)む」とも読む。 「革命易姓」ともいう。
慧命(えみょう)
生まれながらに持っている仏になることができる性質を保ち続ける智慧。その知恵を命にたとえた言葉。
縁と命は繋がれぬ(えんといのちはつながれぬ)ことわざ辞典
切れた縁も、絶えた命も、もとには戻せないということ。 「繋ぐ」は切れたものを結び合わせること。縄なら結び直せるが、縁と命はそうはいかない、という見立て。
延命(えんめい)
命を延ばすこと。寿命を延ばすこと。
延命息災・息災延命(えんめいそくさい・そくさいえんめい)四字熟語辞典
災いに遭わないようにして、寿命を延ばすこと。 「息災」は災いをなくすこと。 日々を何事もなく平穏に過ごせることを仏や神に祈る言葉。 「息災延命」ともいう。
応命(おうめい)
命令の通りにすること。
恩命(おんめい)
主君などから下される、思いやりのある命令。ありがたいお言葉。
懐姦擅命(かいかんせんめい)四字熟語辞典
邪悪な心を持ち、権力を握って好き勝手に振る舞うこと。 「姦」は心がねじれていること。 「擅」は好き勝手に振る舞うこと。 「命」は命令を与えること。
丐命(かいめい)
命が助かるように願うこと。
革命(かくめい)
支配していた階級が支配されていた階級に政権を奪われること。
蜉蝣の命(かげろうのいのち)ことわざ辞典
人の一生は、過ぎてみればあっという間に尽きてしまうほど短く、あっけない。その短さを、すぐに死ぬ虫の命に重ねて表した言葉。 「蜉蝣」は、カゲロウという昆虫のこと。幼虫として水の中で長い時を過ごすのに、羽が生えて飛べるようになってからは、多くがわずか数日のうちに死んでしまう。そのつかの間の命に、人の生涯の短さを重ねて言う。 同じくカゲロウを持ち出して人の一生のはかなさを言う句に、読み方のちがう蜉蝣の一期がある。また、仙人の千年、蜉蝣の一時は、短い命の例としてカゲロウを長生きの仙人と並べた句である。
佳人薄命(かじんはくめい)四字熟語辞典
美しい女性は運に恵まれずに不幸せなことが多いという意味。 または、美しい女性は病気や事故などに遭いやすく、一生が短いことが多いという意味。 「佳人」は容姿の美しい女性のこと。または、品格や知性のある女性のこと。 「薄命」は短命なこと。運命に恵まれないこと。
金は命の親、命の敵(かねはいのちのおや、いのちのかたき)ことわざ辞典
金によって命を助けられることもあれば、逆に命を落とすこともあるというたとえ。
下命(かめい)
立場が下の人に対して命令すること。また、その命令。
官命(かんめい)
政府から下される命令。
帰命(きみょう)
仏教で、仏を心から信じ、わが身も命も残らずゆだねて、その教えのとおりに生きること。
帰命頂礼(きみょうちょうらい)四字熟語辞典
頭を地に着けて仏を敬って拝むこと。 または、心の底から仏に帰依すること。 「帰命」は命懸けで仏の教えを信じて従うこと。 「頂礼」は古代インドで最高の敬礼で、頭を地に着けて行う礼。
救命(きゅうめい)
命があぶない人をすくうこと。
窮命(きゅうめい)
ひどい苦しみにあうこと。運命が行きづまること。
救命具(きゅうめいぐ)
救命艇(きゅうめいてい)
船などが遭難したとき、乗員や乗客を移して命を守るために、ふだんから積んでおくボート。
君命(くんめい)
主君の命令。
君命に受けざる所あり・君命も受けざる所あり(くんめいにうけざるところあり・くんめいもうけざるところあり)ことわざ辞典
戦場で軍を率いる将軍は、主君が下した命令でさえ、事情によっては従わずにおいてよいということ。 戦いのありさまは刻一刻と移り変わる。その場を指揮する者が状況を見きわめ、自分の判断で手を打つべきときがある、という考えによる。 『孫子』九変の一節で、通ってはならない道、攻めてはならない城などを並べ、その最後に、主君の命令にも受けずにおくものがあると説く。その場に合わせて動くという点で機に臨み変に応ずに通じ、同じ『孫子』の兵に常勢無しとも考え方が近い。
君命無二(くんめいむに)四字熟語辞典
君主からの命令は、一度出されてしまえば、それが絶対であるということ。 または、臣下は君主からの命令に対して、疑いの心を持たないこと。 「君命(くんめい)に二(に)無し」とも読む。
君命を辱めず(くんめいをはずかしめず)ことわざ辞典
主君から言いつかった役目を、主君の顔に泥を塗らずに果たしきること。使者として外国へ送り出された家来が、務めをしくじらずに果たす姿が、句のおおもとにある。 『論語』子路で、弟子の子貢に「どういう人なら士(国に仕える身分のある者)と呼べるか」と尋ねられて、孔子は自分の行いに恥を知ることと並べて、よその国への使いに出て君命を辱めないことを、その条件に数えている。 主君の名誉を重んじるという点で君、辱めらるれば臣死すと通い合う。同じ「君命」の句に、戦場ではあえて主君の命令に従わないこともあるとする君命も受けざる所ありもある。この句の裏返しで、行いによって自分の名を落とすことを名を辱めるという。
憲命(けんめい)
国家の規則。国家の掟。
懸命(けんめい)
持てる力のすべてを出し切って努力する様子。一生懸命に物事に取り組むこと。
厳命(げんめい)
確実に従うように厳しく命令すること。また、そのような厳格な命令。
抗命(こうめい)
命令や、やめるようにとの言いつけに逆らい、それを拒むこと。
懇命(こんめい)
真心のこもった命令。他人の命令のことを敬意をもっていう言葉。
後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)ことわざ辞典
来世の安楽を願いながら、現世の金も欲しいと、あれもこれも願う人間の強欲さのたとえ。
五十知命(ごじゅうちめい)四字熟語辞典
五十歳になって天から与えられた使命を知ること。 「命」は天命、天から与えられた使命のこと。 孔子が自身の人生を振り返って言った言葉。 五十歳を意味する、「知命」という言葉の語源。 「五十にして天命を知る」を略した言葉。
五十にして天命を知る(ごじゅうにしててんめいをしる)ことわざ辞典
五十の年になって、自分がこの世で担うべき役割がようやく見えてきたということ。孔子が来し方をたどり、十五で学を志し、三十で自立し、四十で迷わなくなったと述べた、そのあとに続く一句。 「知命」ともいう。
佐命立功(さめいりっこう)四字熟語辞典
天子に仕えて、建国の手助けをして功績を上げること。 「佐命」は天命を受けた帝の手助けをすること。 「立功」は功績を上げること。 「命(めい)を佐(たす)けて功(こう)を立つ」とも読む。
