据わるとは
据わる
すわる
言葉 | 据わる |
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読み方 | すわる |
意味 | ある位置や地位などを自分のものとすること。 その場から動かなくなる。 心や態度などが落ち着いて動じなくなる。 |
使用漢字 | 据 |
据わるを含む故事・ことわざ・慣用句
後釜に据わる(あとがまにすわる)
前任者が地位や職務を退いた後、それを受け継ぐこと。 「後釜」は、かまどの残り火が消えないうちにかける、次の釜のこと。
度胸が据わる(どきょうがすわる)
何が起こっても動じない心が備わること。
肝が据わる(きもがすわる)
どんな状況にも慌てたり恐れたりせず、落ち着いていて度胸がある様子。 「肝」は「胆」とも書く。 また、「胆が据わる」は「たんがすわる」とも読む。
腹が据わる(はらがすわる)
覚悟を決め、何事にも動じなくなること。
腰が据わる(こしがすわる)
その場所に留まって落ち着いて物事を行うこと。 また、安定した職業や地位についていること。 しっかりと腰が安定しているとの意から。
目が据わる(めがすわる)
怒ったり酒に酔ったりして、一点を見つめた目が少しも動かなくなる様子。