「肝」を含む熟語・言葉 — 59 件
「肝」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
肝(きも)
荒肝(あらぎも)
驚いたり恐れたりしない強い精神力。肝っ玉。
荒肝を抜く・荒肝を拉ぐ(あらぎもをぬく・あらぎもをひしぐ)ことわざ辞典
人をひどく驚かすこと。こわがらせる、おじけづかせるといった意味合いでも使われる。 「荒肝(あらぎも)」は、物おじしない荒々しい心、つまり肝っ玉のこと。 「荒肝を拉ぐ」ともいう。「拉(ひし)ぐ」は、押しつぶすという意味。夏目漱石の小説『坊っちゃん』では、主人公が、声の大きい山嵐に送別会で演説をしてもらい、赤シャツをびっくりさせて縮み上がらせようとたくらむ場面にこの言い方が出てくる。原作では「荒肝を挫いで」と書いている。
生き肝・生肝(いききも・いきぎも)
生きている状態の動物から取った肝。
生き肝を抜く(いきぎもをぬく)ことわざ辞典
人をひどく驚かせる。 「生き胆」は生きている動物の肝。
肝炎(かんえん)
肝臓が炎症を起こす病気。ウイルスや薬物、アルコールなどが原因となり、食欲不振や倦怠感、黄疸などの症状があらわれる。
肝硬変(かんこうへん)
肝心・肝腎(かんじん)
この上なく大切なこと。臓器の肝臓と心臓、または、肝臓と腎臓のことで、人体になくてはならないものという意味から。
肝心要・肝腎要(かんじんかなめ)
肝腎肝文(かんじんかんもん)四字熟語辞典
非常に重要なこと。 「肝腎」は肝臓と腎臓のことで、人の身体で大切な部分ということから、重要なことのたとえ。 「肝文」は肝になる一節という意味から、重要なことのたとえ。
肝腎症候群(かんじんしょうこうぐん)
肝臓(かんぞう)
腹の右上、横隔膜のすぐ下にある、体の中でもっとも大きな臓器。おとなで一キロから一キロ半ほどある。
肝胆(かんたん)
内臓の肝臓と胆嚢。
肝胆相照らす(かんたんあいてらす)ことわざ辞典
互いに心の底まで打ち解けて親しく付き合うことのたとえ。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、転じて心の奥底の意。
肝胆胡越(かんたんこえつ)四字熟語辞典
そっくりなものでも、見方によっては違うものに見えるということ。 または、非常に近い関係の者の交際が途絶えがちになることのたとえ。 「肝胆」は内臓の肝臓と胆嚢。 「胡」と「越」は中国の国の名前で、胡は北方にあり、越は南方にあった。 異なる物という観点から見れば、体の中で隣り合っている肝臓と胆嚢も、胡と越の国のように離れているように思えるという意味から。
肝胆相照(かんたんそうしょう)四字熟語辞典
お互いに心の奥深くまで理解しあっていて、打ち解け合っている関係のたとえ。 「肝胆」は内臓の肝臓と胆嚢のことで、心の奥底のたとえ。 肝臓と胆嚢のように近くて深い関係ということから。 「肝胆(かんたん)相(あい)照らす」とも読む。
肝胆楚越(かんたんそえつ)四字熟語辞典
そっくりなものでも、見方によっては違うものに見えるということ。 または、非常に近い関係の者の交際が途絶えがちになることのたとえ。 「肝胆」は内臓の肝臓と胆嚢。 「楚」と「越」は中国の国の名前で、楚は長江の中流にあり、越は長江の下流にあった。 異なる物という観点から見れば、体の中で隣り合っている肝臓と胆嚢も、楚と越の国のように離れているように思えるという意味から。
肝胆も楚越・肝胆も楚越なり(かんたんもそえつ・かんたんもそえつなり)ことわざ辞典
隣り合って離れようのない間柄が、はるか遠国どうしのように隔たって見える。 すぐそばにいる者どうしほど、いったん背けば深く割れる。
肝胆を砕く(かんたんをくだく)ことわざ辞典
大変苦労して、努力するたとえ。心を尽くすたとえ。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、転じて心の奥底・真心の意。
肝胆を披く(かんたんをひらく)ことわざ辞典
心を開いて打ち明けること。
肝脳、地に塗る(かんのう、ちにまみる)ことわざ辞典
戦場で惨たらしい死に方をすることのたとえ。また、忠誠のために犠牲を惜しまないことのたとえ。 「肝脳」は肝臓と脳髄。 死者の肝臓や脳髄が地面に散らばって泥まみれになるとの意から。
肝脳塗地(かんのうとち)四字熟語辞典
戦場で無残な死に方をすることのたとえ。 または、忠義を尽くすためならどんな犠牲も惜しまないことのたとえ。 「肝脳」は内臓の肝臓と脳。 「塗地」は土でひどく汚れること。 死体の内臓が土で汚れるという意味から。
肝銘(かんめい)
忘れることができないほどに深く心に感じること。
肝油(かんゆ)
魚類の肝臓からとった脂肪油。主に鱈の肝臓を材料とするもので、薬として飲むもの。
肝要(かんよう)
非常に大切なこと。重要。肝心。
肝煎・肝煎り(きもいり)
間に入って様々な世話をすること。また、その人。世話人。
肝が大きい・肝が太い・肝っ玉が太い(きもがおおきい・きもがふとい・きもったまがふとい)ことわざ辞典
度胸があって何事にも動じない性格のこと。
肝が据わる・肝っ玉が据わる(きもがすわる・きもったまがすわる)ことわざ辞典
どんな状況にも慌てたり恐れたりせず、落ち着いていて度胸がある様子。 「肝」は「胆」とも書く。 また、「胆が据わる」は「たんがすわる」とも読む。
肝が小さい(きもがちいさい)ことわざ辞典
ちょっとしたことですぐに慌てたりうろたえたりする様子。
肝吸・肝吸い(きもすい)
肝試し(きもだめし)
恐怖を感じる行いをあえて行うことで勇気があるかを試すこと。
肝っ玉・肝っ魂(きもったま)
怖気づいたりしない心の力。胆に宿っているとされている。度胸。胆力。
肝に銘じる・肝に銘ずる(きもにめいじる・きもにめいずる)ことわざ辞典
戒めや忠告を、後から消せない形で自分の内側へ彫り込む。折に触れて呼び起こしては、二度と踏み外さぬための支えとする。
肝を砕く(きもをくだく)ことわざ辞典
あれこれと考えたり気を遣ったりして、非常に苦心することのたとえ。
肝を消す(きもをけす)ことわざ辞典
非常に驚くこと。びっくりすること。肝を潰す。 または、苦心すること。真心を尽くすこと。
肝を据える(きもをすえる)ことわざ辞典
何かを行う際、どんな結果になっても慌てふためいたりしない覚悟を決めること。
肝を抜かれる・肝を潰す(きもをつぶす・きもをぬかれる)ことわざ辞典
非常に驚く。びっくりする。
肝を冷やす(きもをひやす)ことわざ辞典
非常に驚いてぞっとする。身の危険を感じてひやりとする。
休肝日(きゅうかんび)
毎日のように酒を飲む人が、肝臓の疲れをとるために、あえて飲まずに過ごす日。
強肝(きょうかん)
強肝剤(きょうかんざい)
はたらきの弱った肝臓を、もとにもどす助けとする薬。
錦繍心肝(きんしゅうしんかん)四字熟語辞典
詩や文章のすぐれた才能があること。 錦や刺繍のように美しい心という意味から。
仕上げが肝心(しあげがかんじん)ことわざ辞典
どれほど手を尽くしてきても、出来ばえを決めるのは終わりぎわの一手だということ。 「仕上げ」はもともと、普請や縫い物で最後に形を整える工程をいう。そこを粗末にすれば、それまでの手間がまるごと台無しになる。
心肝(しんかん)
心臓と肝臓。
心肝に徹する(しんかんにてっする)ことわざ辞典
ある出来事や言動などから、強い衝撃を受けて心に刻み込まれること。 「心肝」は心臓と肝臓のことで、転じて、心の奥底という意味。
心肝を砕く(しんかんをくだく)ことわざ辞典
ある物事について思い悩むこと。あれこれ考えて悩むこと。
心肝を寒からしめる(しんかんをさむからしめる)ことわざ辞典
心の底から恐れおののかせること。震え上がらせること。 「心胆」は、きもったまのこと。 「心肝を寒からしめる」ともいう。
心肝を披く(しんかんをひらく)ことわざ辞典
胸の内を伏せずに、そっくりそのまま相手へ渡す。
砂肝(すなぎも)
忠肝(ちゅうかん)
君主や国などに誠意をもって尽くそうとする心。忠義の心。忠魂。
虫臂鼠肝(ちゅうひそかん)四字熟語辞典
取るに足らない、くだらないことを言い表す言葉。 または、物事の変化は人間には予想することが難しいということのたとえ。 「虫臂」は虫の肘。 「鼠肝」は鼠の肝。 どちらも小さく、それほどのものではないという意味。
度肝(どぎも)
きもったま。「ど」は接頭語。
度肝を抜く(どぎもをぬく)ことわざ辞典
激しく驚かせること。
肺肝(はいかん)
肺臓と肝臓。
肺肝を出す(はいかんをいだす)ことわざ辞典
真心を打ち明けること。本心をさらけ出して語ること。 「肺肝」とは肺と肝臓の意で、転じて心の奥にある思いのこと。
肺肝を摧く・肺肝を砕く(はいかんをくだく)ことわざ辞典
非常に苦心することのたとえ。「肺肝」は肺臓と肝臓のことで、転じて「心」の意。心が砕けてしまうほど考えるという意味。
村肝の・群肝の(むらきもの・むらぎもの)
銘肝(めいかん)
肝(きも)に銘じること。深く心に刻みつけること。
竜肝豹胎(りゅうかんひょうたい・りょうかんひょうたい)四字熟語辞典
非常に珍しく、価値のある食材のたとえ。 伝説上の存在である竜の肝と、豹の胎児ということから。
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