「烏」を含む熟語・言葉 — 75 件
「烏」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
烏(からす)
愛屋及烏(あいおくきゅうう)四字熟語辞典
ある人を愛すると、その人に関わるものにまで気持ちが及ぶこと。 その人の家の屋根にとまっている烏(からす)さえも愛おしくなる、という『説苑』にある言葉から。 烏は好かれる鳥ではないので、そこまで愛情が届くという言い方に、度を越したようすが表れている。 「屋(おく)を愛して烏(からす)に及ぶ」とも読む。
愛及屋烏(あいきゅうおくう)四字熟語辞典
人を愛すると、その身のまわりのものまで好ましく思えてくること。 「屋烏」は屋根にとまった烏(からす)のこと。 好かれる鳥ではない烏まで愛おしく見えるということから、愛情が行きすぎたようすもいう。
明け烏・明烏(あけがらす)
夜明けに鳴くカラス。また、その鳴き声。
烏賊(いか)
頭足綱十腕形上目の軟体生物の総称。十本の細長い腕に円筒状の細長い体がある。長い触腕が二本あり、多くは食用とされる。墨袋から墨を吐き出して敵から逃げる。
烏賊の甲より年の功・烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)ことわざ辞典
「亀の甲より年の劫」の亀を、同じく甲を持つ烏賊に置き換えた言い方。意味は変わらず、重ねた年月がものを言うということ。 「烏賊の甲」は、烏賊の体内にある舟形の甲羅のこと。
今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)ことわざ辞典
泣いていた人が、すぐに機嫌を直して笑うこと。主に子どもの、気持ちの移り変わりの早さについていう。
烏焉魯魚(うえんろぎょ)四字熟語辞典
文字を書き間違えること。 「烏」と「焉」、「魯」と「魚」の字の形が似ていることから。
烏獲之力(うかくのちから)四字熟語辞典
非常に力が強いことのたとえ。 「烏獲」は人の名前。 中国の戦国時代の秦の武王に仕えていた烏獲は、重さ約八千キログラムのものを持ち上げる力持ちで、その力を使って武王に仕えて出世したという故事から。
烏骨鶏(うこっけい)
鶏の品種の中の一つ。東アジア原産。羽毛は白と黒があり、皮膚から内臓、骨にいたるまで全て黒い。不老不死の食材とも呼ばれ、肉も卵も非常に高価。
烏合(うごう)
掟や秩序など何もなく、ただ集まること。烏の集まりのようにまとまりがないということから。
烏合の衆(うごうのしゅう)ことわざ辞典
烏(からす)の集まりのように、規律も統一もなく集まった群衆のこと。
烏合之衆(うごうのしゅう)四字熟語辞典
からすの群れは無秩序でただ集まっているだけということから、規律も統制も何も無く寄せ集めの集団や軍隊のたとえ。
烏犀角(うさいかく)
犀(さい)の黒いつの。漢方では、粉末にしたものを子供の解熱剤として用いる。
烏瑟膩沙(うしつにしゃ)四字熟語辞典
仏の頭部にある特徴的な突起。悟りや知恵の象徴とされる。三十二相(仏の身体に備わる三十二の優れた特徴)の一つ。肉髻(にくけい)に同じ。
烏集の交わり(うしゅうのまじわり)ことわざ辞典
その場の損得だけで寄り集まった、信を置けない付き合い。 「烏集」は烏の集まりの意で、群れても互いに心を許さないところからいう。
烏集之交(うしゅうのまじわり)四字熟語辞典
「烏集」は烏の群れのことで、疑り深く、利己的な鳥とされていることから、お互いに自分の利益のみを考え、誠意のない交流や集まりのこと。
烏鵲の智(うじゃくのち)ことわざ辞典
遠い先のことばかり心配して、すぐそばに危険が迫っていることに気がつかない愚かさのたとえ。 「烏鵲」はカササギのこと。 カササギは、強風の吹くことが多い年には、高い枝ではなく低い枝に巣を作るが、そのために人からひなや卵をとられる危険があることには気づかないとの意から。
烏鳥私情(うちょうのしじょう)四字熟語辞典
親に対して孝行したいという気持ちのこと。 「烏鳥」は鳥のからす、「私情」は自分の気持ち。 からすの子が成長後、親鳥に口移しで餌を与えて恩に報いることに由来し、親への孝行心を謙遜して表現した言葉。
烏兎匆々・烏兎匆匆・烏兎怱々・烏兎怱怱(うとそうそう)四字熟語辞典
歳月が慌しく過ぎていくことのたとえ。 太陽には烏が、月には兎が住んでいるという古代中国の伝説から、「烏兎」は月日のことで、「匆匆」は慌しい様子や忙しいこと。 「烏兎怱怱」とも書く。
烏が鵜の真似・鵜の真似をする烏・鵜の真似をする烏水に溺れる・鵜の真似をする烏水を呑む(うのまねをするからす・うのまねをするからすみずにおぼれる・うのまねをするからすみずをのむ・からすがうのまね)ことわざ辞典
自分の能力をわきまえず、人の真似をして失敗することのたとえ。 「鵜」は、水鳥の名。 水に潜って巧みに魚を捕る鵜の真似をして、烏が水に潜っても溺れるばかりであるとの意から。 「鵜の真似をする烏水に溺れる」「鵜の真似をする烏水を呑む」「烏が鵜の真似」ともいう。
烏白馬角(うはくばかく)四字熟語辞典
絶対にあるはずがないこと。 「烏白」は頭の色が白い烏、「馬角」は角の生えている馬のことで、そのような動物は存在しないということから。
兎走烏飛・烏飛兎走(うひとそう・とそううひ)四字熟語辞典
あっという間に月日が過ぎていくこと。 「兎」は月、「烏」は日(太陽)のたとえであることから、「兎」と「烏」で月日のことを表している。 「飛」や「走」は経過が早いことを表している。 月には兎、太陽には金烏が住むとされる中国の伝説からきた言葉。 「烏飛兎走」ともいう。
烏有に帰す(うゆうにきす)ことわざ辞典
すっかりなくなってしまうこと。特に火事ですべてを無くしてしまうことをいう。「烏有」は漢文で「烏(いずくん)ぞ有らんや」と読み、全くないこと。
烏鷺(うろ)
カラスとサギ。
烏鷺の争い(うろのあらそい)ことわざ辞典
碁を打つこと。黒い烏と白い鷺を碁石に見立て、黒と白の石で勝負を争うことから。
烏鷺之争(うろのあらそい)四字熟語辞典
囲碁の対局こと。 「烏」はカラス、「鷺」はサギのこと。 黒と白の碁石を、それぞれ黒色の鳥であるカラスと白色の鳥であるサギにたとえ、碁石の競い合う様子を表現した言葉。
烏帽子(えぼし)
成人した男子がかぶった、黒くて丈の高いかぶりもの。身分や場面に応じてさまざまな形があった。
烏帽子親(えぼしおや)四字熟語辞典
武家の男子が元服した時の儀式で、仮親として烏帽子を被せ、幼名の代わりとなる名前の名付けを行う役目の人。 多くは将来を託すことのできる有力者に依頼し、仮親となった人は子となった人の庇護(ひご)や世話などを行い、子となった人は仮親に忠誠や義理を尽くす関係となる。
烏帽子を着せる(えぼしをきせる)ことわざ辞典
妙な誇張をすることのたとえ。話を大げさにすることのたとえ。 「烏帽子」は、昔元服した男子が用いた黒色の帽子で、それをかぶって飾るとの意から。
屋烏の愛(おくうのあい)ことわざ辞典
人を愛すると、その人に関する全てのものが愛しくなるということのたとえ。嫌いな烏でも、愛する人の家の屋根に止まっていれば愛らしく思えるとの意から。
屋烏之愛(おくうのあい)四字熟語辞典
溺愛、盲愛のたとえ。 「屋烏」は屋根にとまっている烏(からす)のこと。 その人を愛するあまり、その人に関わるもの全て、その人の家の屋根にとまっている烏さえも愛おしくなること。
烏滸がましい(おこがましい)
身のほどを越えていて、出過ぎている。差し出がましい。
烏瓜(からすうり)
烏貝(からすがい)
烏金(からすがね)
借りた翌日に返す高利の借金。烏が鳴く時に返すという意味から。
烏口(からすぐち)
線を引くための道具。製図を行うための道具で、先端が烏の嘴(くちばし)のような形をしているもの。
烏天狗(からすてんぐ)
烏のような嘴(くちばし)と羽がある天狗。
烏鳴き(からすなき)
烏に反哺の孝あり・鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり(からすにはんぽのこうあり・はとにさんしのれいあり、からすにはんぽのこうあり)ことわざ辞典
巣立つ前の鳥でさえ、育ててくれた相手への向き合い方を心得ている。 まして人が、親に対する筋目をないがしろにしてよいはずがない。
烏の頭の白くなる・烏の頭の白くなるまで・烏の頭白くなる(からすのあたましろくなる・からすのあたまのしろくなるまで・からすのかしらしろくなる・からすのかしらのしろくなる)ことわざ辞典
いつまで経ってもその時がこないことのたとえ。中国、戦国時代に燕の太子丹が人質になった時、秦王が「烏の頭が白くなり、馬に角が生えたら国へ帰す」と言ったという故事から。
烏の行水(からすのぎょうずい)ことわざ辞典
入浴時間が、きわめて短いことのたとえ。烏が短い時間で水浴びをする様子から。
烏の雌雄・誰か烏の雌雄を知らんや(からすのしゆう・たれかからすのしゆうをしらんや)ことわざ辞典
並んだ者のどれが優れどれが劣るのか、外からは決めようがない。 見た目が同じなら、判じる側の目も止まってしまう。 単に「烏の雌雄」ともいう。
烏之雌雄(からすのしゆう)四字熟語辞典
物事の善悪や正誤が非常に区別しにくいこと。 烏(からす)の雌雄は、外見上の特徴が非常に似ており、一見して判別が困難であることから来ている言葉。
烏の鳴かない日はあっても(からすのなかないひはあっても)ことわざ辞典
それだけは必ず毎日行われるということを強調していう語。 毎日必ず鳴く烏が鳴かない日があったとしてもの意。
烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)ことわざ辞典
髪の毛が、水に濡れた烏の羽のように、真っ黒で艶のあるようす。
烏は百度洗っても鷺にはならぬ(からすはひゃくどあらってもさぎにはならぬ)ことわざ辞典
黒い烏は、幾度水にさらしても白い鷺に化けはしない。 生まれついた質は、いくら繕ったところで別物にはならないということ。
烏蛇(からすへび)
烏魚子(からすみ)
ぼらや鰆などの魚の卵を塩漬けにした後に乾燥させた食べ物。主に酒の肴(さかな)にするもの。
烏麦(からすむぎ)
烏を鵜に使う(からすをうにつかう)ことわざ辞典
役に立たない者を、才能が必要とされる重要な地位に置くことのたとえ。 「烏」は、魚をとらない役に立たないもの。 「鵜」は、魚をとる役に立つもの。
烏を鷺(からすをさぎ)ことわざ辞典
明らかな間違いを正しいと言い張ること。また、強引に押し通そうとすること。 烏(黒い鳥)を鷺(白い鳥)だと言い張るとの意から。
金烏玉兎(きんうぎょくと)四字熟語辞典
太陽と月のこと。 または、歳月や時間のこと。 「金烏」と「玉兎」はどちらも中国の伝説上の動物のこと。 「金烏」は太陽にいるとされる足が三本の烏のことで、太陽のたとえ。 「玉兎」は月にいるとされる兎のことから、月のたとえ。
権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)ことわざ辞典
人が苦労してやったことを、あとからぶちこわすたとえ。また、無駄な骨折りのたとえ。「権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる、三度に一度は追わずばなるまい」という俗歌の歌詞から。
鷺と烏(さぎとからす)ことわざ辞典
まったく正反対のことのたとえ。鷺は真っ白、烏は真っ黒なことから。
鷺を烏(さぎをからす)ことわざ辞典
事実と異なることを事実であると強引に言いくるめること。 色が白い鷺を黒い烏だと言いくるめるということから。
鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)ことわざ辞典
明らかに間違っているのに、強引に主張して押し通そうとするたとえ。真っ白な鷺を烏だと言い張るという意。「言いくるめる」は、相手を言葉で丸め込むという意。
猿に烏帽子(さるにえぼし)ことわざ辞典
外見だけ装って、実質の伴わないことのたとえ。また、ふさわしくないことをするたとえ。 猿に烏帽子をかぶせても似合わないことから。
三羽烏(さんばがらす)
子虚烏有(しきょうゆう)四字熟語辞典
何も無いこと。 または、でたらめで嘘の話。 「子虚」は事実とは異なること、嘘。 「烏有」はいずくんぞあらんやとも読み、何も存在しないという意味。 中国の漢の司馬相如は、「子虚」と「烏有」という架空の人物を出して、天子に倹約の大切さを説いたという故事から。
慈烏(じう)
烏の別称。成長した後の烏は親に餌を運んで恩を返すとされていることから。
慈烏反哺(じうはんぽ)四字熟語辞典
育ててくれた親に恩返しすること。 「慈烏」はカラスの別名、「反哺」は口移しで餌を与えること。 成長したカラスは、口移しで老いた親に餌を与えて幼時の恩を返すといわれていることから。
旅烏(たびがらす)
定住地がなく、旅をしながら暮らす人。
亭主の好きな赤烏帽子・旦那の好きな赤烏帽子(だんなのすきなあかえぼし・ていしゅのすきなあかえぼし)ことわざ辞典
どのようなことでも、一家の主人が言うからには従わなければいけないということ。 黒塗りが普通である烏帽子も、主人が赤い烏帽子を好めば家族は同調すべきであるとの意から。
長頸烏喙(ちょうけいうかい)四字熟語辞典
頸(くび)が長く、口がとがっている顔立ち。 「長頸」は長い頸(くび)のこと。 「烏喙」はからすのくちばしのこと。 残忍で疑り深く、強欲な人の顔立ちとされ、苦労をともにすることはできるが、一緒にいても穏やかな気持ちでいることはできないとされる。 中国の春秋時代、越の王の勾践のことを、范蠡が評した言葉から。
月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)ことわざ辞典
月は沈みかけ、どこかで烏が声を上げ、冷え冷えとした霜の気が空いっぱいに満ちている。夜半から明け方へ移ろうころの、旅寝の寂しさをよんだ一節。
月夜烏(つきよがらす)
どこの烏も黒い・どこの烏も黒さは変わらぬ・何処の烏も黒い(どこのからすもくろい・どこのからすもくろさはかわらぬ)ことわざ辞典
土地を移れば何かが違うと期待しても、着いてみれば似た顔ぶれと似た有り様が待っている。器が替わっても中身までは替わらない。
似たものは烏(にたものはからす)ことわざ辞典
よく似ているさまのたとえ。また、世の中には似たものがたくさんあるということ。
伸烏賊(のしいか)
鯣(するめ)を、ローラーに通すなどしてごく薄く平たく伸ばした食べ物。調味液に漬けて味をつけてから伸ばすことが多い。昔は、みりんを含ませてから木づちでたたいて平らにした。
白兎赤烏(はくとせきう)四字熟語辞典
時間のこと。 「白兎」は月に住んでいるとされる白い兎。 「赤烏」は太陽の中に住んでいるとされている三本足の烏。 どちらも中国の伝説で、月と日のことをいい、そこから時間のたとえとして用いられる。
下手の鉄砲烏が怖じる(へたのてっぽうからすがおじる)ことわざ辞典
まともな人間は相手にしやすいが、無茶苦茶な人間は相手にしにくいということ。 下手な者の射る矢はどこへ飛ぶかわからないので避けようがないとの意から。 「狐が下手の射る矢を恐る」「下手の鉄砲烏が怖じる」ともいう。
蛍烏賊(ほたるいか)
胴の長さ六センチほどの小さないか。
闇に烏・闇夜に烏、雪に鷺(やみにからす・やみよにからす、ゆきにさぎ)ことわざ辞典
まわりとよく似ていて、はっきりと区別がつかないことのたとえ。 「闇に烏」ともいう。
槍烏賊(やりいか)
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