「戸」を含む熟語・言葉 — 150 件
「戸」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
戸(こ)
家を数えるときに使う単位。
戸(と)
建物や部屋の出入り口に付けて、開閉できるようにした部分。
世間の口に戸は立てられぬ・人の口には戸が立てられない・人の口に戸は立てられぬ・開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにとはたてられぬ・せけんのくちにとはたてられぬ・ひとのくちにとはたてられぬ・ひとのくちにはとがたてられない)ことわざ辞典
世間の噂話は止めることができないということ。 「立てる」は閉めることで、「閉てる」とも書く。 「開いた口に戸は立てられぬ」「世間の口に戸は立てられぬ」ともいう。
揚げ戸・揚戸(あげど)
縦溝に沿って、上下に開閉する戸。
雨戸(あまど)
戸の外側の戸。保温や暴風、防犯などのために取り付ける。
天の岩戸・天の磐戸(あまのいわと)
日本の神話で、高天が原にあったとされる岩穴の戸。
網戸(あみど)
網を張った戸。虫の侵入を防いで風を通すためのもの。
編み戸・編戸(あみど)
竹や木のへぎ板などを編んで作った戸。
板戸(いたど)
一面を板でふさいだ戸。明かりも風も通さず、雨戸や物置の戸に使う。
一戸(いっこ)
一つの家屋。一つの世帯。
一戸建て(いっこだて)
単独で建てられた一棟の住宅。他の住戸と接しておらず、一世帯が独立して暮らす住まい。
井戸(いど)
地面を深く掘って地下水を汲み上げて用水として利用するための施設。
井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)ことわざ辞典
まず起こりそうにないことや、だれも予想しなかったことが実際に起こるたとえ。 井戸は本来水がわき出る所で、そこから火が噴き出すことなどまず考えられないので、こう言う。 近い意味のたとえに灰吹きから蛇が出るがある。
井戸替え(いどがえ)
井戸側(いどがわ)
井戸のまわりの土がくずれ込まないよう、穴の壁に沿ってめぐらせた囲い。地面から上に出た部分は、人や物が中へ落ちこまないための備えにもなる。
井戸車(いどぐるま)
井戸の端の童(いどのはたのわらべ)ことわざ辞典
災いがすぐそばに迫っている、あぶなっかしい状態のたとえ。表面は穏やかでも、いつ悪いほうへ転ぶか見当もつかない場面で使う。 井戸のすぐ近くで遊んでいる幼い子は、いつ中へ落ちてしまうか分からず、とても危ないことから言う。「童」は子どものことで、「わらんべ」と読む辞書もある。 「井筒のそばの童」ともいう。「井筒」は井戸の口のまわりを囲む枠。似た言葉に子供川端、火の用心がある。
井戸端(いどばた)
井戸に近い場所。井戸のほとり。
井戸端会議(いどばたかいぎ)
共同井戸の近くで水汲みなどを行いながら世間話を楽しむこと。
裏木戸(うらきど)
家の裏側に設けた木製の開き戸。
裏背戸(うらせど)
「背戸(せど)」に同じ。
江戸(えど)
今の東京の古い呼び名。徳川氏が幕府を置き、およそ二百六十年のあいだ政治の中心として栄えた。
江戸表(えどおもて)
江戸のこと。地方の人が江戸を言うときに使う。
江戸言葉(えどことば)
江戸時代(えどじだい)
江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)ことわざ辞典
奉公先などいくらでもあるということ。江戸には白壁の蔵を構えた家がそこら中にあるのだから、という理屈。 「白壁」は土蔵造りの壁で、そういう蔵を持てる商家、つまり金のある主人を指す。「旦那」は奉公人から見た主人。 いまの主家に不服を鳴らすときの捨てぜりふ。
江戸っ児・江戸っ子(えどっこ)
江戸、または、東京で生まれ育った人。
江戸っ子の往き大名帰り乞食・江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)ことわざ辞典
後先を勘定に入れず景気よく振る舞うのが江戸の気風で、道中の初めのうちに懐を空にしてしまう。派手に使った分だけ、戻りは寒々しい姿になる。
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)ことわざ辞典
江戸っ子は口は悪いが気性はさっぱりとしていて、物事にこだわらないということ。また、口先ばかり威勢がよくて意気地がないということ。「吹き流し」は、鯉のぼりのことで、吹き抜けで腹の中が空洞になっていることから。「口先ばかりで腸なし」と続けてもいう。
江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ・江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ・えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)ことわざ辞典
江戸っ子はその日に稼いだお金はその日のうちに使ってしまうということ。江戸っ子の気前のよさを自慢して言った言葉。 「持たぬ」は「使わぬ」ともいう。
江戸褄(えどづま)
女性の和服の模様の一つ。衽から前身頃にかけて斜めに模様を入れたもの。
江戸詰・江戸詰め(えどづめ)
江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)ことわざ辞典
意外な場所で、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをするたとえ。江戸で恨みを受けた相手を、遠い長崎で討ち果たすということから。
江戸は八百八町、大坂は八百八橋・江戸は八百八町、大阪は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)ことわざ辞典
二つの大都の栄えぶりを、それぞれの土地らしいもので言い表した句。江戸は市街の広がりで、大坂は水路に架かる橋の連なりで示している。 「八百八」は末広がりの八を重ねた言い方で、実際の数ではない。
江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)ことわざ辞典
言葉は使われる土地の気風を表していて、江戸では威勢がよく乱暴な「べらぼう」、京都ではやさしい「どすえ」がよく使われているということ。「べらぼう」は甚だしい、馬鹿などの意。「どすえ」は、「・・・ですよ」の意。
江戸前(えどまえ)
江戸の流儀に沿っているやり方。江戸風。
江戸紫(えどむらさき)
濃い青色よりの紫色。
江戸文字(えどもじ)
大木戸(おおきど)
城に設けた、大がかりな門。
大戸(おおど)
建物の正面にある大きな引き戸。
怒り上戸(おこりじょうご)
お酒が入って酔いが深まるにつれ、怒りやすさが増していく性質。そうなりがちな人もさす。
御納戸(おなんど)
お納戸色・御納戸色(おなんどいろ)
鼠色を帯びた藍色。
折り戸・折戸(おりど)
蝶番を取り付けて、中央から左右に折りたたむことができるようにした開き戸。仏壇や門などに使う。
丐戸(かいこ)
中国明時代、賤民(せんみん)とされた人々。
各戸(かくこ・かっこ)
一つ一つの家。それぞれの家。
火事と喧嘩は江戸の花・火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)ことわざ辞典
江戸は人家が密集していたため大火事が多く、火消しの働きぶりが華やかであった。また、江戸っ子は気が短いため喧嘩も威勢がよく派手であった。この二つが江戸の名物だったということ。
茅戸(かやと)
山で、かやのたぐいが一面に生えている所。尾根や山腹についていうことが多く、広く草原をさすこともある。
城戸・木戸(きど)
庭や通路などに設ける簡単な作りの木製の開き戸。
木戸口(きどぐち)
庭や屋敷の囲いに取り付けた木戸の、人が通り抜ける口。その近くの場所もさす。
木戸銭(きどせん)
興行を見物するための料金。
木戸番(きどばん)
江戸時代、境目ごとに木戸を置いた町で、そのわきに建てた小屋。また、そこにいて木戸の番にあたり、夜はそれを閉めて町内を見回った人。
切り戸・切戸(きりど)
くぐり戸・潜り戸(くぐりど)
頭や身体を低くしないと通れない高さの戸や門。
九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)ことわざ辞典
間口が九尺、奥行き二間、入り口の戸が一枚だけというような、きわめて狭く粗末な家のたとえ。
繰り戸・繰戸(くりど)
一本の溝を伝って戸袋から一枚ずつ出し入れする戸。雨戸など。
車井戸(くるまいど)
滑車を用いて、両端につるべを取り付けた綱を上下させることで水をくむ仕組みを備えた井戸。
枢戸(くるるど)
下戸(げこ)
酒を嫌う人。または、酒に弱い人。
下戸と化け物はない・下戸と化け物は無い・下戸と化け物は無し(げことばけものはない・げことばけものはなし)ことわざ辞典
一滴も駄目だと言う人でも、席と勧め手が揃えばたいてい口をつける。まるきり酒を受け付けない体質などありはしない、というのが飲む側の言い分である。
下戸の肴荒し・下戸の肴荒らし(げこのさかなあらし)ことわざ辞典
杯の回らない者ほど箸が動き、鉢の中身が先に尽きてしまう。飲まないぶんを食べで取り返す気か、と横から咎められる。
下戸の建てたる倉はなし・下戸の建てたる倉も無し・下戸の建てたる蔵もなし・下戸の建てた蔵はない(げこのたてたくらはない・げこのたてたるくらはなし・げこのたてたるくらもなし)ことわざ辞典
飲まずに浮いたはずの銭で身上を起こした者は、見回してもまず見当たらない。締めたところで富むとは限らないのだから、飲む楽しみを咎め立てするには及ばない——酒好きの側が返す当てこすりでもある。
下戸の手剛・下戸の手強(げこのてごわ)ことわざ辞典
杯で気を大きくさせる手が通じない相手は、しらふのまま最後まで構えを崩さない。掛け合いの場では、そういう人ほど攻めあぐねる。
下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)ことわざ辞典
品性の卑しい人間は、人の迷惑など考えず勝手なことをいいふらすが、防ぎようがないということ。
口心門戸(こうしんもんこ)四字熟語辞典
慎重に喋るべきであるということ。 口は心が外へと現れる門であるということから。 「口(くち)は心(こころ)の門戸(もんこ)である」を略したもの。
戸外(こがい)
建物の外。屋外。
戸限(こげん)
戸を受ける溝のある下部分の横木。戸の敷居。
戸戸(ここ)
戸口(ここう)
家の数と人の数。戸数と人口。
戸闔(ここう)
家の出入り口が閉まること。扉が閉まること。
戸ごと・戸毎(こごと)
一つ一つの家。それぞれの家。一軒ごと。
戸者(こしゃ)
出入り口の見張りをする人。門番。
戸主(こしゅ)
旧民法で家族の責任者をさす言葉。一家を統率して扶養する義務がある。家長。
戸数(こすう)
家の数。
戸枢・戸樞(こすう)
扉の開閉の軸となる部分。
戸籍(こせき)
国民の氏名や生年月日、家族の氏名や関係、本籍地などを記した公的な文書。
戸税(こぜい)
家ごとに徴収する税。
戸曹(こそう)
官職の名称。戸籍に登録されている一般人の管理を行う官職。
戸大(こだい)
多くの量の酒を飲むことができること。また、その人。大酒飲み。
戸建て(こだて)
一戸建てに同じ。
