「忘」を含む熟語・言葉 — 96 件
「忘」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
暑さ忘れて陰忘る・暑さ忘れれば陰忘れる(あつさわすれてかげわする・あつさわすれればかげわすれる)ことわざ辞典
苦しい時が過ぎると、助けてくれた人の恩をとかく忘れがちになるということ。 暑さが過ぎると、涼しい物陰のありがたみを忘れてしまうとの意から。
雨晴れて笠を忘る・雨晴れて笠を忘れる(あめはれてかさをわする・あめはれてかさをわすれる)ことわざ辞典
苦しみが過ぎれば、すぐに受けた恩を忘れてしまうことのたとえ。雨がやむと、役に立った笠のことを忘れることから。
言い忘れる・言忘れる(いいわすれる)
一朝の怒りにその身を忘る(いっちょうのいかりにそのみをわする)ことわざ辞典
一時的な怒りのために我を忘れて行動すること。 また、そのような行動は身を滅ぼすことになるという戒め。 「一朝の怒りに一生を過つ」ともいう。
犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)ことわざ辞典
犬は三日間餌をやってかわいがれば三年間恩を忘れない。犬でさえそうなのだから、人間は受けた恩を忘れてはいけないという戒めの言葉。
魚を得て筌を忘る(うおをえてうえをわする)ことわざ辞典
望みのものが手に入れば、そこまで支えていた手立ては頭から消える。 助けを借りて事を成した相手についても、同じことが起こる。 「筌」は川に仕掛けて魚を捕らえる編み具で、「せん」「うけ」とも読む。
歌物語の歌忘れ(うたものがたりのうたわすれ)ことわざ辞典
いちばん大事なことがぬけていることのたとえ。 「歌物語」は和歌にまつわる話。 歌物語を話しながら、歌の文句を忘れてしまうとの意から。
老いたる馬は路を忘れず・老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)ことわざ辞典
経験を積んだ人は方針を誤らないというたとえ。 老馬はいろいろな道を知っており、迷うことがないということから。 中国、斉の桓公が山中で道に迷った時に、老馬の歩みに従って無事に帰り着いたという故事から。 同じ故事から出た漢語の言い方に「老馬の智」がある。
置き忘れる・置忘れる(おきわすれる)
物を置いていることを忘れ、そのまま立ち去る。
面忘れ(おもわすれ)
知り合いの顔を忘れること。
書き忘れる・書忘れる(かきわすれる)
貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる(かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる)ことわざ辞典
人に貸したものは忘れないが、人から借りたものはつい忘れてしまうということ。 人間は身勝手なものだというたとえ。
聞き忘れる・聞忘れる(ききわすれる)
聞こうと思っていたことを忘れて、聞かないままにしてしまう。
貴人多忘(きじんたぼう)四字熟語辞典
高い地位を得て、人の上に立つと傲慢になり、過去のことを忘れてしまうことが多いということ。 「貴人」は身分の高い人。 「多忘」は忘れやすいこと。
茸採った山は忘れられない(きのことったやまはわすれられない)ことわざ辞典
一度うまい思いをした場所へ、人は何度でも足を向けたくなるということ。 茸がよく採れた山の味を覚えた者は、次の年もまたその山へ入るものだから。
萱草忘憂(けんそうぼうゆう)四字熟語辞典
植物の忘れ草は、憂いを忘れさせてくれるということ。 「萱草」は忘れ草のこと。 「萱草(けんそう)憂(うれ)いを忘れしむ」とも読む。
健忘(けんぼう)
物事を忘れることが多いこと。忘れっぽい性質。
見利忘義(けんりぼうぎ)四字熟語辞典
自分の利益のみを追求し、正しい行いや倫理的な原則を忘れてしまうこと。 利己主義が過ぎて、道徳が失われてしまう状態を表す言葉。
故郷忘じ難し(こきょうぼうじがたし)ことわざ辞典
生まれ故郷はいつまでもなつかしく、忘れがたいものであるということ。
乞食も三日すれば忘れぬ・乞食も三日すれば忘れられぬ・乞食を三日すれば忘れられぬ(こじきもみっかすればわすれぬ・こじきもみっかすればわすれられぬ・こじきをみっかすればわすれられぬ)ことわざ辞典
楽なほうへ傾いた暮らしは、ほんの数日で身に馴染んでしまう。骨を折らずに済む日々をいちど知ると、もとの働きぶりには戻りにくい。
忽忘(こつぼう)
いい加減にすませて忘れること。
天災は忘れた頃にやってくる・災害は忘れた頃にやってくる(さいがいはわすれたころにやってくる・てんさいはわすれたころにやってくる)ことわざ辞典
怖さの記憶が薄れたころに、次のひとつがやってくる。 備えを解く時期と、災いの巡ってくる時期は重なりやすい。 物理学者の寺田寅彦に帰せられる言葉。 「災害は忘れた頃にやってくる」ともいう。
徙家忘妻(しかぼうさい)四字熟語辞典
物忘れが酷いこと。 「徙家」は家を移すという意味。 引越しの時に妻を忘れて置いてきてしまうということから。
徙宅忘妻(したくぼうさい)四字熟語辞典
物忘れが酷いこと。 「徙宅」は家を移すことから引越しのこと。 引越しの時に妻を忘れて置いてきてしまうことから。
仕舞い忘れる(しまいわすれる)
使ったあと、しまうのを忘れて出したままにする。
初心忘るべからず(しょしんわするべからず)ことわざ辞典
ものごとを始めた時の謙虚で真剣な気持ちを忘れてはならないということ。
寝食を忘れる(しんしょくをわすれる)ことわざ辞典
寝ることや食べることを忘れるほどに熱心に取り組むこと。
雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)ことわざ辞典
小さい頃に身についた習慣は、年をとっても改まりにくいというたとえ。 雀は死ぬまで、踊るように飛び跳ねて歩くとの意から。
絶観忘守(ぜっかんぼうしゅ)四字熟語辞典
禅宗の言葉で、真理のことを考えることをやめ、正しい実践を超越すること。 「絶観」は真理を追究することをやめること。 「忘守」は正しい実践を忘れること。 悟りを超越した境地をいう言葉。 「観(かん)を絶(た)ち守(しゅ)を忘(わす)る」とも読む。
前後を忘れる(ぜんごをわすれる)ことわざ辞典
興奮したり動揺したりして、まともな判断ができなくなること。 または、酒に酔って意識がはっきりしなくなること。
怠慢忘身(たいまんぼうしん)四字熟語辞典
やるべきことをやらずに、自身を磨くことを忘れること。 そのようにしていると、災いが降りかかるということを戒めた言葉。 「怠慢(たいまん)身を忘(わす)る」とも読む。
安きに危うきを忘れず・治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず・やすきにあやうきをわすれず)ことわざ辞典
世の中が平穏で安泰なときにも油断せず、いつ訪れるかしれない危難に備えておくべきだということ。安らかな状況にあってこそ、かえって危うい事態を心に留めておくべきだとする戒め。 「安きに危うきを忘れず」ともいう。
得意忘形(とくいぼうけい)四字熟語辞典
芸術などで、精神や本質を大切にして、外形のことを忘れること。 または、気分が舞い上がって、我を忘れること。 「意を得て形(かたち)を忘(わす)る」とも読む。
得意忘言(とくいぼうげん)四字熟語辞典
悟りや真理に達した際には言葉が不要になるということ。 言葉は真理に至るため、また相手に思いを伝えるための道具であり、本質が伝われば言葉は忘れてしまっても良いという意味から。 荘子の教えの一つ。 「意を得て言(げん)を忘(わす)る」とも読む。
得魚忘筌(とくぎょぼうせん)四字熟語辞典
目的を達成するまでに役に立っていたものを達成したあとには忘れること。 「筌」は魚を捕まえるために水の中に設置する竹のかご。 魚を捕まえたあとは、筌のことを忘れるという意味から。 「魚(うお)を得て筌(せん)を忘(わす)る」とも読む。
年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)ことわざ辞典
年寄りは物忘れをしがちで、若者は思慮が足りないふるまいをしがちだということ。それぞれの著しい欠点をあげた言葉。
年忘れ(としわすれ)
その年の暮れに一年の苦労を忘れること。また、忘れるために行われる宴会。忘年会。
胴忘れ(どうわすれ)
ど忘れ・度忘れ(どわすれ)
知っているはずの事柄をどうしても思い出せなくなるさま。
猫は三年の恩を三日で忘れる(ねこはさんねんのおんをみっかでわすれる)ことわざ辞典
猫は三年飼われても、飼い主への恩を三日で忘れてしまうくらい薄情な動物だということ。
鼠は壁を忘るとも壁は鼠を忘れず・鼠壁を忘る壁鼠を忘れず(ねずみかべをわするかべねずみをわすれず・ねずみはかべをわするともかべはねずみをわすれず)ことわざ辞典
傷つけた側はすぐ忘れるが、傷つけられた側は恨みをいつまでも忘れないというたとえ。壁をかじった鼠はすぐにそのことを忘れるが、壁にはいつまでもその傷が残るということから。
寝忘れる(ねわすれる)
喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)ことわざ辞典
苦しいことも過ぎてしまえば忘れてしまうことのたとえ。また、苦しい時に受けた恩義も楽になったら忘れてしまうことのたとえ。 熱いものを飲んでも、のどを過ぎれば口に入れた時の熱さを忘れてしまうことから。
廃寝忘食(はいしんぼうしょく)四字熟語辞典
他のことを忘れてしまうほど、一つのことに夢中になること。 または、集中して一つのことを頑張ること。 「廃寝」は寝ることをやめる、「忘食」は食事を忘れることで、寝ることもせず食べることも忘れるほど没頭するという意味から。
廃忘怪顛(はいもうけでん)四字熟語辞典
激しく驚き、慌てふためくこと。 「廃忘」と「怪顛」はともに驚いて慌てるという意味。
発奮忘食・発憤忘食(はっぷんぼうしょく)四字熟語辞典
食事を忘れるほどに気合を入れて取り組むこと。 「発憤」は気持ちを奮い立たせること。 「忘食」は食べることを忘れるほどに夢中になること。 孔子が孔子自身の勉学に取り組む姿勢を言った言葉。 「憤(いきどお)りを発して食を忘(わす)る」とも読む。 「発奮忘食」とも書く。
早合点の早忘れ・早覚えの早忘れ・早飲み込みの早忘れ(はやおぼえのはやわすれ・はやがてんのはやわすれ・はやのみこみのはやわすれ)ことわざ辞典
飲み込みの早い人は忘れるのも早いので当てにならないということ。 「早覚えの早忘れ」「早飲み込みの早忘れ」ともいう。
備忘(びぼう)
忘恩(ぼうおん)
人からの恩を忘れること。
忘恩負義(ぼうおんふぎ)四字熟語辞典
受けた恩を忘れて、義理に背くこと。
忘我(ぼうが)
忘機(ぼうき)
世俗的な欲望を忘れること。
忘却(ぼうきゃく)
忘形の交わり(ぼうけいのまじわり)ことわざ辞典
容貌や地位などにとらわれない親しい交わり。
忘言(ぼうげん)
言葉で表すことなく意思が通じるほどに親しいこと。
忘吾(ぼうご)
我を忘れること。無我の境地に達すること。
忘失(ぼうしつ)
一度は覚えた事柄を、かけらも残さず忘れること。
忘身(ぼうしん)
我が身を忘れること。
忘身忘家(ぼうしんぼうか)四字熟語辞典
自分や家族のことも考えず、君主や国のために尽くすこと。 「身を忘れ家を忘(わす)る」とも読む。
忘ずる(ぼうずる)
忘筌(ぼうせん)
目的を達成すると、そのために使ったもののことを忘れてしまうということ。
忘年(ぼうねん)
忘年の交わり・忘年の友(ぼうねんのとも・ぼうねんのまじわり)ことわざ辞典
何歳離れているかを数えずに結ぶ付き合い。上下の隔てを置かず、気の合うことだけを頼りに向き合う間柄をいう。
忘八(ぼうはち)
人を罵っていう言葉。儒教の八徳を忘れるという意味から。また、「忘八」と音が似ている「王八」という名前の悪人が由来という説もある。
忘備録(ぼうびろく)
忘憂(ぼうゆう)
悲しいことや心配事などを忘れること。憂いを忘れること。
忘憂の物(ぼうゆうのもの)ことわざ辞典
酒のこと。飲むと心配ごとを忘れられる物という意味で、中国の詩人陶淵明が詩「飲酒」の中で酒をこう呼んだことから。
忘憂之物(ぼうゆうのもの)四字熟語辞典
酒の別称。 不安を忘れることができるものという意味から。
忘憂物(ぼうゆうもの)
「酒」の別称。飲めば憂いを忘れることができるということから。
忘労・忘勞(ぼうろう)
苦労を苦労だと認識しないこと。苦労を忘れること。
見忘れる(みわすれる)
以前に見た記憶を失って思い出せない。
夢寐にも忘れない(むびにもわすれない)ことわざ辞典
ほんのわずかな間も忘れないということ。 「寐」は眠ること。 眠って夢を見ている間も忘れないとの意から。
物忘れ(ものわすれ)
前に覚えた事柄や、後でする予定の用事が、記憶から消えること。
病治りて医師忘る・病治りて薬師忘る(やまいなおりていしわする・やまいなおりてくすしわする)ことわざ辞典
苦しい時が過ぎて楽になると、助けてもらった恩を忘れてしまうということ。 「薬師」は、医者。 病気が治ると世話になった医者のこともすっかり忘れてしまうとの意から。
蓼虫忘辛(りょうちゅうぼうしん)四字熟語辞典
人にはそれぞれ好みの違いがあり、一度好きになったり、その状況に慣れてしまえば悪い部分も気にならなくなるということ。 「蓼」は植物の一種で、辛さがあって香辛料として用いられる。 極めて辛い蓼の葉をいつも食べている虫は、蓼の葉の辛さは気にならないという意味から。 「蓼虫(りょうちゅう)辛(しん)を忘る」とも読む。
忘られる(わすられる)
忘れ(わすれ)
忘れ井(わすれい)
忘れ扇(わすれおうぎ)
忘れ難い(わすれがたい)
忘れることができない。
