「冠」を含む熟語・言葉 — 82 件
「冠」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
冠(かんむり)
頭にのせてかぶるもの。とくに、束帯や衣冠のよそおいをするときに頭につけたものをいう。
穴冠(あなかんむり)
漢字の部首の一つ。「空」や「究」などの上の「穴」の部分。
雨冠(あめかんむり)
漢字の部首の一つ。「雲」や「雷」などの上の「雨」の部分。
新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)ことわざ辞典
潔白な人ほど自分の身を汚すおそれのあるものを避けるということ。 「沐」は髪を洗うこと。 髪を洗ったばかりの人は、必ず冠のちりを払ってから頭にのせるとの意から。
衣冠(いかん)
衣服と冠。
衣冠禽獣(いかんきんじゅう)四字熟語辞典
下品で程度の低い人のたとえ。 礼服を着た鳥や獣ということから。 「衣冠」は官吏が朝廷に勤めに出る際に着る服。 「禽獣」は鳥と獣のことで、人格の低い人のたとえ。
衣冠盛事(いかんせいじ)四字熟語辞典
名門の家に生まれてさらに功績を上げた後に、家の名声を引き継ぐこと、またはその者のこと。 「衣冠」は衣服と冠のことで名門、立派な家柄という意味。 「盛事」は立派な事業や功績、盛大な事柄のこと。
衣冠束帯(いかんそくたい)四字熟語辞典
昔の貴族や官僚が公事で着用する礼装のこと。 「束帯」は貴族や官僚が公事で着用する礼装のこと。 「衣冠」は簡易化した礼装のこと。
初冠(ういこうぶり)
元服の儀式で初めて冠を身につけること。また、元服(げんぷく)すること。
ウ冠(うかんむり)
漢字の部首の一つ。「守」や「宅」などの上の「宀」の部分。
栄冠(えいかん)
勝利や成功の証として与えられるかんむり。
王冠(おうかん)
君主や帝王がかぶる冠。
お冠(おかんむり)ことわざ辞典
機嫌が悪い様子。 「冠を曲げる」に由来する。
海内冠冕(かいだいのかんべん)四字熟語辞典
世界で一番ということ。 「海内」は四方の海の内側という意味から、国家や世界のこと。 「冠冕」は高い地位の人がつける冠ということから、一位や一番という意味。
加冠(かかん)
花冠(かかん)
冠者(かじゃ)
大名が雇って雑用をさせる若者。
李下に冠を整さず・李下に冠を正さず・李下の冠、瓜田の履・瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず・りかにかんむりをたださず・りかのかんむり、かでんのくつ)ことわざ辞典
人は、こちらの言い分よりも見えた形のほうを覚えている。だから紛らわしい場所には初めから立たず、あとで申し開きをせずに済むようにしておく。
冠木(かぶき)
門や鳥居、板塀の上部で、二本の柱をつないで横に渡してある木。笠木。
冠木門(かぶきもん)
門柱を左右に一本ずつ立て、その上の方に冠木(かぶき)と呼ぶ横木を差し渡した門。ふつう屋根はかけない。
冠り物(かぶりもの)
頭部を覆うものの総称。帽子や頭巾など。
冠付・冠付け(かむりづけ)
冠位(かんい)
冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)ことわざ辞典
車の行き来が絶え間なく続いているということ。 「冠」は使者のかんむり。 「蓋」は車の上の覆い。 使者の冠と車の覆いが遠くまで見渡せることから。
冠婚喪祭・冠婚葬祭・冠昏喪祭・冠昏葬祭(かんこんそうさい)四字熟語辞典
祝いと弔いの儀式の総称。 「冠」は成人式、「婚」は結婚式、「葬」は葬式、「祭」は法事や盆などの祖先の祭礼のこと。 「婚」は「昏」、「葬」は「喪」とも書く。
冠詞(かんし)
欧米などの言語で見られる品詞の一種。名詞の前につけて、数や性、格などを表すための言葉。
冠省(かんしょう)
手紙などで時候の挨拶などを省略すること。または、その時に添える言葉。
冠者(かんじゃ)
冠状(かんじょう)
冠のような形。
冠水(かんすい)
洪水で作物や田畑、建物などが水に浸かること。
冠する(かんする)
冠雪(かんせつ)
山の頂上に雪が積もって白く見えること。また、その雪。
冠絶(かんぜつ)
他と比較できないほどにすぐれていること。
冠前絶後(かんぜんぜつご)四字熟語辞典
他よりも、飛び抜けてすぐれていること。 または、極めて珍しいこと。 「冠前」は過去から今までで一番すぐれていること。 「絶後」は今から未来にも現われないということ。 「冠絶」と略して使うこともある言葉。 中国の宋の徽宗帝が、唐の画家の呉道子を評した故事から。
冠動脈(かんどうみゃく)
冠を挂く(かんむりをかく)ことわざ辞典
勤めを返上して、その座から離れる。 後漢の逢萌が、帝位を奪った者に仕えるのを嫌い、役目の証である被り物を都の門柱へ引っ掛けて姿を消した、という身の処し方から出ている。 「挂」は、引っ掛けること。
冠を曲げる(かんむりをまげる)ことわざ辞典
不機嫌になることのたとえ。
冠履転倒・冠履顛倒(かんりてんとう)四字熟語辞典
地位や立場などの順位が逆になっていること。 価値や秩序が乱れていることをいう。 「冠履」はかんむりと靴。 「顛倒」はひっくり返ること。 かんむりと靴が入れ替わるという意味から。 「冠履転倒」とも書く。
冠履倒易(かんりとうえき)四字熟語辞典
地位や立場などの順位が逆になっていること。 価値や秩序が乱れていることをいう。 「冠履」はかんむりと靴。 「倒易」は入れ替わること。 かんむりと靴が入れ替わるという意味から。
紈袴は餓死せず、儒冠は多く身を誤る(がんこはがしせず、じゅかんはおおくみをあやまる)ことわざ辞典
よい家に生まれた者は食うに困らず、学問を積んだ者ほど世渡りでつまずく。 才も学識も、身の置きどころしだいで報われない。 「紈袴」は上等な絹の袴で富家の子弟を、「儒冠」は学者のかぶる冠で学者そのものを指す。
極冠(きょくかん・きょっかん)
火星の両極にある、冠状に白くなっている地帯。
金冠(きんかん)
金を使って作った冠。
玉趾珠冠(ぎょくししゅかん)四字熟語辞典
高貴な人物の上品で、きらびやかな姿を言い表す言葉。 「玉趾」は高貴な人の足を敬って言う言葉。 「珠冠」は宝玉が装飾されている冠のこと。
草冠(くさかんむり・そうこう)
漢字の部首の一つ。「草」や「花」などの上の「艹」の部分。
挂冠(けいかん)
官職を辞めること。
桂冠(けいかん)
月桂冠の略称。
荊冠(けいかん)
いばらの冠。
鶏冠(けいかん)
鶏の頭にある冠状で紅色の部分、とさか。
桂冠詩人(けいかんしじん)四字熟語辞典
「桂冠」は月桂樹の枝葉で作った冠のことで、古代ギリシャで英雄や詩人にこれが授けられた風習から、イギリス王室から最高の地位の詩人に与えられる称号のこと。
卦算冠(けいさんかんむり)
月桂冠(げっけいかん)
月桂樹の葉や枝で作った冠。古代ギリシャで競技の優勝者に与えたとされている。
小冠者(こかんじゃ)
才冠(さいかん)
才能のある人達の中で最もすぐれていると認められる人。
三冠(さんかん)
しかばね冠・尸冠(しかばねかんむり)
弱冠(じゃくかん・じゃっかん)
男性の二十歳の別称。昔の中国で二十歳を「弱」といい、元服して冠を被ったことから。
楚囚南冠(そしゅうなんかん)四字熟語辞典
捕虜として捕らわれていても、祖国のことを忘れないこと。 または、捕らわれて他国にいる人のこと。 「楚囚」は他国に捕らわれた楚の国の人。 「南冠」は南方にある国の様式の冠で、この場合の南方は楚の国のことをいう。 中国の春秋時代、楚の鐘儀は晋に捕らえられていても、祖国である楚の国の冠をいつも被っていたという故事から。
戴冠(たいかん)
冠を頭に載せること。
戴冠式(たいかんしき)
西洋諸国の君主が即位後伝来の宝冠をいただき、即位を広くつげる儀式。
大織冠(たいしょっかん)
大化の改新後に制定された古代の冠位の最高位。のちの正一位。ただ一人藤原鎌足だけが任命されたので、別称としてもつかわれる。
竹冠(たけかんむり)
漢字の部首の一つ。「節」「笛」などの「竹」の部分。
朝衣朝冠(ちょういちょうかん)四字熟語辞典
朝廷で働くときに着る正式な服装のこと。礼服。 君主や臣下が身に着ける正式な服と冠ということから。
張冠李戴(ちょうかんりたい)四字熟語辞典
相手を間違えること。食い違うこと。 張さんの冠(かんむり)を李さんがかぶるという意味から。
爪冠(つめかんむり)
漢字の上部に置かれる冠の一つで、「爫」の形をしたもの。「爵」「爲」などの上の部分がこれにあたる。部首としては「爪」の部に入る。
戸冠(とかんむり)
鶏冠(とさか)
ニワトリやキジなどの頭上にある、かんむりのような赤い肉質の突起。
鶏冠に来る(とさかにくる)ことわざ辞典
腹立たしさが募って、怒りをこらえきれなくなること。 「鶏冠」は、鶏などの頭の上にある赤い肉の突起。「頭に来る」を強めた言い方。 同じような言い方に「頭に血が上る」「かっとなる」がある。
怒髪、冠を衝く(どはつ、かんむりをつく・どはつ、かんをつく)ことわざ辞典
すごい剣幕で怒る様子。また、そのような形相のたとえ。 烈しい怒りのために逆立った髪の毛が冠を突き上げるとの意から。 「かんむり」は「かん」とも読む。 「冠を衝く」は「天を衝く」ともいう。
怒髪衝冠(どはつしょうかん)四字熟語辞典
激しく怒ること。または、その表情。 「怒髪」は激しい怒りで髪が逆立つこと。 「衝冠」は天に向かって突き上がること。 髪が逆立って突き上げるほどの激しい怒りということから。
被髪纓冠(ひはつえいかん)四字熟語辞典
尋常でなく急ぎ慌てること。 「被髪」は束ねずに乱れた髪の毛。 「纓冠」は冠の紐を結ぶこと。 乱れた髪を整えずに、そのまま冠の紐を結ぶという意味から。
不定冠詞(ふていかんし)
まだ話に出ていない、どれとも決まっていないものを指すときに名詞へ添える語。英語の a・an など。
偏傍冠脚・偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)四字熟語辞典
漢字の部首の総称。 「偏」は漢字の左側の部分、へん。 「旁」は漢字の右側の部分、つくり。 「冠」は漢字の上部分、かんむり。 「脚」は漢字の下部分、あし。 漢字の部首は他にもあるが、それらを一まとめにしていう言葉。 「偏傍冠脚」とも書く。
宝冠(ほうかん)
宝石をちりばめた冠。
無位無冠(むいむかん)四字熟語辞典
重要な地位や役職がないこと。位がないこと。 「位」は地位や身分、「冠」は地位のたとえ。 「無位」「無冠」はどちらも地位や身分、役職がないという意味。
無冠(むかん)
位や階級、肩書きなどがないこと。無位。
無冠の帝王(むかんのていおう)ことわざ辞典
特別な地位などは持っていないが、実力を有している者のこと。 スポーツなどで、極めてすぐれた能力を持ちながら、大きなタイトルを獲得できずにいる人。 または、ジャーナリストや新聞記者などの自称。権力に屈することなく評論する人という意味から。
沐猴而冠(もくこうじかん)四字熟語辞典
見た目は立派だが中身は愚かで卑しいことのたとえ。または、度量が狭く、愚かな人物が相応しくない地位についていることのたとえ。 「沐猴」は猿、「而冠」は冠を身に付けることから、猿が冠を被ること。 ある者が楚の項羽のことを「楚の国の人は猿が冠を被った猿だという噂を聞いたがその通りだ」と蔭口(かげぐち)を言ったという故事から。
沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)ことわざ辞典
上に立つ器ではない者が、その座にふさわしい身なりだけを整えている姿。形が整っても中身は元のままだと、人物をこきおろす言い草。 都を関中に置くよう勧められた項羽が、故郷へ錦を飾りたいと言って退けたため、勧めた者が、楚の人は猿が冠をかぶったようだと陰口をきき、聞きつけた項羽に釜ゆでにされた。
山冠(やまかんむり)
優孟衣冠(ゆうもういかん)四字熟語辞典
他人の真似をする人。 または、演技をすること。 姿は似ているが、実態が違うもののたとえ。 「優孟」は人名。 「衣冠」は衣服と冠のこと。 中国の春秋時代の楚の国の宰相の叔敖は清廉な人だったが、叔敖の死後にその子孫は貧しく生活に苦しんでいた。 叔敖に恩があった俳優の優孟は、叔敖の衣服と冠を身に付けて叔敖になりすまし、叔敖の功績と子孫の不遇を訴えると、荘王は反省して子孫に領地を与えたという故事から。
