擂り粉木とは
擂り粉木
すりこぎ
言葉 | 擂り粉木 |
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読み方 | すりこぎ |
意味 | すり鉢で磨り潰す時に使う棒。 |
類語 | 「連木」 |
使用漢字 | 擂 / 粉 / 木 |
擂り粉木を含む故事・ことわざ・慣用句
女房は貸すとも擂り粉木は貸すな(にょうぼうはかすともすりこぎはかすな)
すりこぎのように使うと減るものは、他人に貸してはいけないということ。
擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
行き届かないことのたとえ。大雑把なことをするたとえ。 「擂り粉木」は、すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒。 先の丸い棒で四角い重箱を洗おうとしても、隅まで洗えないことから。 「連木で重箱を洗う」ともいう。
擂り粉木で腹を切る(すりこぎではらをきる)
出来るはずがないこと、不可能なことのたとえ。 「擂り粉木」は、すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒。 すりこぎを刀のかわりにしても、腹を切ることはできないことから。
擂り粉木棒の年寄り(すりこぎぼうのとしより)
気づかぬうちに減っていく擂り粉木のように、働いても働いても楽にならず、いつの間にか貧乏をすることのたとえ。
足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
長い間歩いたり立ち続けたりして、足が棒にように固く突っ張るほど、疲れ切ること。 「擂り粉木」は、すり鉢でものをすり潰すときに用いる棒。
擂り粉木で芋を盛る(すりこぎでいもをもる)
絶対にできないことのたとえ。不可能なことのたとえ。 「擂り粉木」は、すり鉢で物をするときに用いる先の丸い棒。 丸い棒を用いて、丸い芋を皿に盛りつけようとしてもできないとの意から。
「擂」を含む言葉・熟語
- 擂り餌・擂餌(すりえ)
- 擂り鉢(すりばち)
- 擂り身(すりみ)
- 擂る(する)
- 擂れる(すれる)
- すり潰す・擂潰す(すりつぶす)
- すり半鐘・擂半鐘(すりばんしょう)