「元」の意味

「元」(げん)の意味・読み方を解説します。

言葉元
読み方げん
意味・例文

1番十三世紀の後半から百年ほど、モンゴル人の皇帝のもとで中国全体を治めた王朝。モンゴル帝国の五代目の大ハンとなったフビライ(クビライ)が、一二七一年に国の名を元(大元)と定め、大都(いまの北京)を都とした。一二七九年に南宋を倒し、漢民族でない民族として中国をまるごと支配した初めての王朝になった。鎌倉時代の日本にも二回攻め寄せたが、退けられた(元寇)。モンゴル人を上に置く身分の仕組みで国を動かしたが、紅巾の乱をきっかけに力を失い、一三六八年に明の軍に大都を奪われて、モンゴル高原へ退いた。

2番いまの中国が用いる通貨の単位。十角、または百分で一元になる。人民元とも呼び、中国語の読みからユアンともいう。台湾のお金の単位にも用いる。
「旅行の前に、円を元に両替した」

3番方程式に含まれる数のうち、値がまだ分からず、これから求めようとするもの(未知数)。方程式がいくつ含むかで、一元方程式・二元方程式と名前が変わる。値がはじめから知られている数のほうは既知数と呼ぶ。

4番数や点、図形など、ある集合に入っている一つずつのもの。要素とも呼ぶ。記号の「∈」を使い、aが集合Aに入っていることを「a∈A」と書く。

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「元」で使われている漢字

部首 儿部(にんにょう・ひとあし)
画数 4画
音読み ガン / ゲン
訓読み もと / はじ(め)
意味 もと。根本。根源。物事のもととなるもの / はじめ。はじまり。最初。第一 など
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