「仏」を含む熟語・言葉 — 195 件
「仏」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
仏(ほとけ)
迷いを離れて真理をさとった者。仏教では釈迦がその第一とされる。堂や仏壇にまつる、その姿をかたどった像もいう。
吾が仏尊し・我が仏尊し・我が家の仏尊し・我が寺の仏尊し(あがほとけとうとし・わがいえのほとけとうとし・わがてらのほとけとうとし・わがほとけとうとし)ことわざ辞典
手を合わせてきた相手こそが一番だと、疑いもせずに思い込む。 自分の側の物差ししか目に入らず、よそのものを端から見ようとしない狭さをいう。
朝題目に夕念仏・朝題目に宵念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ・あさだいもくによいねんぶつ)ことわざ辞典
しっかりとした考えをもたないことのたとえ。 朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目を唱え、夕方は浄土宗の南無阿弥陀仏の念仏を唱えることから。 「朝題目に夕念仏」ともいう。
新仏(あらほとけ・あらぼとけ・にいぼとけ)
死後、最初の盆でまつられる死者の霊。
生き仏・生仏(いきぼとけ)
仏のように崇められる、徳の高い僧。
石仏(いしぼとけ)
石を材料とした仏像。
一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)ことわざ辞典
生き物はみな、生まれつき仏になれる性質を持つ、とする教え。 「一切衆生」は、命を持つものを残らず表す言葉で、多くは人間を指して用いる。「悉有仏性」は「ことごとく仏性あり」と読み下せる句で、「仏性」は仏になるもととなる性質のこと。 この句は『涅槃経』の「如来性品」という章にある。経は、この性質がもとから限りない迷いに覆い隠されているせいで、人は自分でそれを見つけられないと説く。そして、家の中にたくさんの金がしまわれているのに、家の者はだれひとりそれを知らない、という貧しい女の話をたとえに引いている。 前半と後半の四字は、それぞれ四字熟語の一切衆生・悉有仏性としても引ける。
犬に念仏猫に経・豚に念仏・豚に念仏、猫に経(いぬにねんぶつねこにきょう・ぶたにねんぶつ・ぶたにねんぶつ、ねこにきょう)ことわざ辞典
豚の前で念仏を唱えたり、猫の前で経を読んだりしても、ありがたさはまるで伝わらない。同じように、立派な教えや忠告も、中身を分かろうとしない相手に向けたのでは、むだに終わるということ。
居仏が立ち仏を使う(いぼとけがたちぼとけをつかう)ことわざ辞典
座っている者が、立っている者に用事を頼むたとえ。「居仏」は、座像の仏のこと。
今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)ことわざ辞典
ふだん信心の薄い人でも、いよいよ死ぬという時には念仏を口にして仏の救いを願うものだということ。
祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ(いわいごとはのばせ、ぶつじはとりこせ)ことわざ辞典
結婚式などのめでたい行事は、急がずに日取りが少し遅れても差し支えないが、法事などの仏教の行事は、予定の日を早めてでも先に済ませよ、と説く言葉。 めでたいことは落ち着いて慎重に進めればよいが、亡くなった人をしのぶ行事はぐずぐずと先へ延ばすべきでない、という昔からの心がけを表している。 「法事」は亡くなった人をとむらうために行う仏教の行事で、「取り越す」は、決めてあった日よりも前にずらして行うという意味。
引声念仏(いんぜいねんぶつ)
嘘をつかねば仏になれぬ(うそをつかねばほとけになれぬ)ことわざ辞典
嘘をつくのは本来よくないが、人を救うためなど、わけがあってつく嘘なら認められてよい、ということ。嘘をついた人が、自分のしたことは筋が通っていると言い張るために持ち出す、言い訳めいた言葉でもある。 字の上では「嘘をつかなければ仏にはなれない」と言っている。仏でさえ、迷っている人々を救い、悟りへ導くために、ときには事実でないことを語った、という考えが下敷きにある。そこから、必要な嘘ならやむをえないという理屈に結びつけて使われる。 似た考えの言葉に「嘘も方便」があり、逆に、嘘をつくなと教える言葉には「嘘つきは泥棒の始まり」がある。
馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)ことわざ辞典
人の意見や忠告を上の空で聞き流すため、まったく効果のないことのたとえ。
絵仏師(えぶっし)
お陀仏・御陀仏(おだぶつ)
命を落とすこと。死ぬこと。
お陀仏になる(おだぶつになる)ことわざ辞典
死ぬこと。また、物事が途中でだめになること。 阿弥陀仏を唱えて往生するとの意から。
踊り念仏(おどりねんぶつ)
鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)ことわざ辞典
どんな恐ろしいことになるか予測できないことのたとえ。 からくり人形師が観客の興味をあおるためにいった言葉。 「鬼が出るか仏が出るか」ともいう。
鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)ことわざ辞典
相手次第、出方次第で、鬼のようにこわい存在にもなれば、仏のようにやさしい存在にもなるということ。
鬼の念仏・鬼の空念仏(おにのそらねんぶつ・おにのねんぶつ)ことわざ辞典
鬼のように冷酷な心を持った者が、うわべだけ情け深い様子を見せること。
隠れ念仏(かくれねんぶつ)
懸け仏・懸仏(かけぼとけ)
活仏(かつぶつ)
生身の人間でありながら、仏そのものとされる者。また、仏かと思うほど行いの立派な僧や、心の優しい人のこと。
金仏(かなぶつ)
金属でできた仏の像。
蟹の念仏(かにのねんぶつ)ことわざ辞典
蟹が口から泡を出すように、口の中でぶつぶつとつぶやくことのたとえ。
神の正面仏のま尻(かみのしょうめんほとけのましり)ことわざ辞典
家の中で神と仏をまつる場所についての心得。 神のお札をまつる神棚は部屋の正面の高い位置に設け、仏像や位牌を納める仏壇は表から目立たない奥のほうに置くのが望ましい、とする言葉。 「ま尻」は「真尻」とも書き、うしろの意。
神仏(かみほとけ)
神と仏。しんぶつ。
神も仏もない(かみもほとけもない)ことわざ辞典
困難な状況から救ってくれる神様も仏様もいないと嘆いていう言葉。
空念仏(からねんぶつ)
口ではとなえていても、仏にすがる思いの欠けた念仏。
寒念仏(かんねぶつ・かんねんぶつ)
寒の入りから三十日のあいだ、僧が明け方に山や野へ出て、大きな声で仏の名をとなえる修行。のちには僧でない人々も、寒い夜に鉦(かね)を鳴らしつつ家々の門口をめぐり、念仏して施しをもらい歩くようになった。
灌仏(かんぶつ)
仏像に香水をそそぎかけて清めること。そそぎかけられた仏像のこともいう。
仏心鬼手・鬼手仏心(きしゅぶっしん・ぶっしんきしゅ)四字熟語辞典
外科医は冷静に手術をするが、悪意はなく患者を救いたいという優しい心によるものだということ。 または、無慈悲な行いに見えても、相手を思いやる優しい心によるものだということ。 「鬼手」は鬼の残酷な手。 「仏心」は仏のように慈悲深い心のこと。 「仏心鬼手」ともいう。
木仏(きぶつ)
木製の仏像。
木仏、金仏、石仏(きぶつ、かなぶつ、いしぼとけ)ことわざ辞典
融通の利かないひと。特に男女の情愛に疎いひとのこと。
鬼面仏心(きめんぶっしん)四字熟語辞典
恐ろしい顔をしているが、性格は穏やかなこと。 または、そのような人のこと。 鬼のような顔と仏の心という意味から。
食い物と念仏は一口ずつ・食べ物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ・たべものとねんぶつはひとくちずつ)ことわざ辞典
食べ物は一口ずつでもみんなで分け合って食べたほうがよいということ。また、念仏は一人が一口ずつ唱えてもご利益があるということ。 「食い物」は「食べ物」ともいう。
空也念仏(くうやねんぶつ)
平安時代なかごろの僧、空也にはじまると伝えられるとなえ方。極楽に生まれ変われると決まった喜びを表すため、瓢箪や鉢、鉦をたたいて拍子を取り、南無阿弥陀仏や和讚に節まわしをつけて唱えながら踊り歩く。
口称念仏(くしょうねんぶつ)
敬神崇仏(けいしんすうぶつ)四字熟語辞典
神も仏も敬い崇めること。 「敬神」は神を敬うこと。 「崇仏」は仏を崇めること。
見性成仏(けんしょうじょうぶつ)四字熟語辞典
自身の持つ仏としての性質を見極め、悟りの境地に至ること。 「見性」は自身の本質を見極めること。 「成仏」は悟りを得て、仏になること。 禅宗の言葉で、全ての人は本質的に仏になる資質を持っているということをいう言葉。
下駄も仏も同じ木のきれ・下駄も仏も同じ木の切れ(げたもほとけもおなじきのきれ)ことわざ辞典
踏まれる側と拝まれる側に分かれてはいても、削り出された素はどちらも一本の幹だった。 扱いの高低は後から付いたもので、はじまりのところに上下はない。
光中化仏(こうちゅうけぶつ)四字熟語辞典
主となる仏像の後ろの光の部分にある小さな仏像。
事ある時は仏の足を戴く(ことあるときはほとけのあしをいただく)ことわざ辞典
普段は不信心な人でも、困ったときには仏の足元にひれ伏して救いを求めるというたとえ。
古仏(こぶつ)
昔作られた仏像。古い仏像。
極楽の入り口で念仏を売る(ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる)ことわざ辞典
知り尽くしている人にものを教えるたとえ。
御仏前(ごぶつでん)
彩ずる仏の鼻を欠く(さいずるほとけのはなをかく)ことわざ辞典
念を入れすぎたため、かえって大切な部分をこわしてしまうたとえ。「彩ずる」は彩色を施して飾る意。仏像を作り上げるのに、もう少し良くしようと手を加えているうちに肝心な鼻を欠いてしまうことから。
猿が仏を笑う(さるがほとけをわらう)ことわざ辞典
猿が仏の姿をありがたがりもせず笑うように、思慮の乏しい者は、はるかに及ばぬ相手の大きさを量りかね、かえって鼻で笑ってしまうものだ。
悉皆成仏(しっかいじょうぶつ)四字熟語辞典
「悉皆」は一つ残らず、全てのものという意味で、仏教語でこの世の生きている全てのものが成仏すること。
悉有仏性(しつうぶっしょう)四字熟語辞典
すべての人は仏になる素質を持っているということ。 または、この世に存在するすべてのものは、仏そのものであるということ。 「悉有」はすべての人が持っているということ。または、この世に存在するものすべてということ。 「悉(ことごと)く仏性(ぶっしょう)有り」とも、「悉有(しつう)は仏性(ぶっしょう)なり」とも読む。
釈迦念仏(しゃかねんぶつ)
借花献仏(しゃっかけんぶつ)四字熟語辞典
自分のやらなければいけないことを人に頼って行うこと。 仏に花を供えるために、人に花を借りるという意味から。 「花を借りて仏に献(けん)ず」とも読む。
出家の念仏嫌い(しゅっけのねんぶつぎらい)ことわざ辞典
もっとも大切なことが嫌いだったり、出来なかったりすることのたとえ。 僧となって仏道を修行する者が念仏を唱えるのが嫌いとの意から。
唱名念仏・称名念仏(しょうみょうねんぶつ)四字熟語辞典
仏の名前を口に出して唱え、教えをひたすらに念じること。 特に浄土宗や浄土真宗では「南無阿弥陀仏」と口に出して唱えること。 「唱名念仏」とも書く。
知らぬが仏(しらぬがほとけ)ことわざ辞典
事情が耳に届かないでいるあいだは、波風の立たない心持ちのまま過ごせる。 ひとり事の次第を呑み込めずにいる者は、まわりの笑いを買う。
知らぬが仏、見ぬが秘事(しらぬがほとけ、みぬがひじ)ことわざ辞典
事の真相は伏せられていたほうが心は乱れず、隠されたものもあえて覗かないでおくのがよい。 のぞいた先にあるのは、たいてい拍子抜けするような中身である。
知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)ことわざ辞典
見ず知らずの善人より、癖は承知のうえで付き合ってきた相手のほうが当てになる。 人柄の良し悪しより、勝手の知れていることが物を言う場合をいう。
神儒仏(しんじゅぶつ)
神仏(しんぶつ)
神と仏。
神仏混交・神仏混淆・神仏習合(しんぶつこんこう・しんぶつしゅうごう)四字熟語辞典
神道と仏教の信仰をうまく融合させること。 「混淆」は区別できないほどに入り混じること。 「混淆」は「混交」とも書く。 また「神仏習合」ともいう。
仏は見通し・神仏は見通し(しんぶつはみとおし・ほとけはみとおし)ことわざ辞典
神様は人々のどんなに小さい行為でも見抜いているので誤魔化すことはできないということ。 「神様はお見通し」「天道様はお見通し」「天は見通し」「神仏は見通し」「仏は見通し」などともいう。
神仏分離(しんぶつぶんり)四字熟語辞典
神道と仏教を切り離し、はっきり区別させること。 日本では長いあいだ、神と仏を一つのものとして拝む神仏習合の習わしが続いていた。 明治元年に出された神仏分離令によって、神社から仏像や仏具が取り除かれ、僧の姿をした神職は還俗させられた。 この政策をきっかけに、仏教を排斥する廃仏毀釈の運動が各地で起こった。
新仏(しんぼとけ)
地獄で仏・地獄で仏に会う・地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけ・じごくでほとけにあう・じごくでほとけにあったよう)ことわざ辞典
もう逃げ道がないと腹をくくった場に、よもやという味方が立つ。 難を免れたことよりも、そのときに漏れる安堵のほうを言い表す。 「地獄で仏に会う」「地獄で仏」ともいう。
持仏(じぶつ)
自分を守る仏として、家の中の身近な所にまつったり、持ち歩いたりして、日ごろから拝む仏像。
持仏堂(じぶつどう)
信仰する仏像や祖先の位牌などを据え置くための建物や部屋。
儒仏(じゅぶつ)
常念仏(じょうねんぶつ)
成仏(じょうぶつ)
未練を残さずに死んで仏となること。
石仏(せきぶつ)
石を彫って作られた仏像。
世帯仏法腹念仏(せたいぶっぽうはらねぶつ・せたいぶっぽうはらねんぶつ)ことわざ辞典
ありがたい説法も念仏も、突き詰めれば日々の糧を得るための業だということ。 信心より先に暮らしがあるという、皮肉を込めた見方。
銭あれば木仏も面を返す(ぜにあればきぶつもつらをかえす)ことわざ辞典
情の通わぬ相手でも、金子を積めばこちらを向く。 人の心は銭の多寡で動くと言いたてた句。
即身成仏(そくしんじょうぶつ)四字熟語辞典
生きたまま悟りの境地に達して仏になること。 「即身」は肉体が生きている状態のこと。 「成仏」は仏になること。
即身是仏(そくしんぜぶつ)四字熟語辞典
心の中に仏があり、心そのものが仏であるということ。心と仏は区別がなく、一体であるという教え。
空念仏(そらねんぶつ)
多情仏心(たじょうぶっしん)四字熟語辞典
感情が豊かで気が変わりやすいが、情が深く無慈悲になれないこと。 仏の慈悲の心のことをいう言葉で、人や物事への情が多いという意味から。
立ち仏が居仏を使う(たちぼとけがいぼとけをつかう)ことわざ辞典
立っている者が、座っている者に用事を頼むたとえ。自分で出来ることを無精して人にさせるたとえ。「居仏」は、座像の仏のこと。
他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)ことわざ辞典
他人の力を当てにして、自分の利益を図ったり、義理を果たすことのたとえ。他人の唱えた念仏で自分が極楽へ行こうとする意から。
大念仏(だいねんぶつ)
