成仏とは
成仏
じょうぶつ
言葉 | 成仏 |
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読み方 | じょうぶつ |
意味 | 未練を残さずに死んで仏となること。 死ぬこと。 煩悩から解放され、悟りを開くこと。 |
活用 | 「―する」 |
使用漢字 | 成 / 仏 |
成仏を含む四字熟語
悉皆成仏(しっかいじょうぶつ)
「悉皆」は一つ残らず、全てのものという意味で、仏教語でこの世の生きている全てのものが成仏すること。
即身成仏(そくしんじょうぶつ)
生きたまま悟りの境地に達して仏になること。 「即身」は肉体が生きている状態のこと。 「成仏」は仏になること。
見性成仏(けんしょうじょうぶつ)
自身の持つ仏としての性質を見極め、悟りの境地に至ること。 「見性」は自身の本質を見極めること。 「成仏」は悟りを得て、仏になること。 禅宗の言葉で、全ての人は本質的に仏になる資質を持っているということをいう言葉。
女人成仏(にょにんじょうぶつ)
女性が悟りを得て仏になること。または、女性でも仏になることはできるということ。 古代のインドで女性は五つの地位を得ることはできないとされていたが、大乗仏教では道を得ると仏になれるとした。
竜女成仏(りゅうにょじょうぶつ)
八大竜王である娑伽羅の八歳の娘が仏となること。 古代インドでは、五障があるために女性は仏になることはできないとされていたが、『法華経』の教えを聞いて、体が男に変化して仏になることができたとされている。
「成」を含む言葉・熟語
- 相成る(あいなる)
- 亜成層圏(あせいそうけん)
- 言いなり・言い成り(いいなり)
- 行き成り(いきなり)
- 育成(いくせい)
- 末生り・末成り(うらなり)
- お座なり・御座成り(おざなり)
- 御成り・お成り(おなり)
- 織りなす・織り成す(おりなす)
- 化成(かせい)
- 火成岩(かせいがん)
- かなり・可也・可成り(かなり)
- 完成(かんせい)
- 既成(きせい)
- 期成(きせい)
- 生成り(きなり)
- 玉成(ぎょくせい)
- 偶成(ぐうせい)
- 形成(けいせい)
- 結成(けっせい)
- 光合成(こうごうせい)
- 構成(こうせい)
- 心なし・心成し・心做し(こころなし)
- 合成(ごうせい)
- 合成樹脂(ごうせいじゅし)
- 合成繊維(ごうせいせんい)
- 作成(さくせい)
- 集成(しゅうせい)
- 集大成(しゅうたいせい)
- 守成(しゅせい)
「仏」を含む言葉・熟語
- 新仏(あらほとけ・あらぼとけ・にいぼとけ)
- 生き仏(いきぼとけ)
- 石仏(いしぼとけ)
- お陀仏・御陀仏(おだぶつ)
- 神仏(かみほとけ)
- 木仏(きぶつ)
- 古仏・古佛(こぶつ)
- 神仏(しんぶつ)
- 持仏堂(じぶつどう)
- 石仏(せきぶつ)
- 大仏(だいぶつ)
- 念仏講・念佛講(ねんぶつこう)
- 念仏宗・念佛宗(ねんぶつしゅう)
- 毘慮遮那仏(びるしゃなぶつ・びりょしゃなぶつ)
- 磨崖仏・摩崖仏(まがいぶつ)
- 無縁仏(むえんぼとけ)
- 慮遮那仏(るしゃなぶつ)
- 和仏(わふつ)
- 活仏(かつぶつ)
- 金仏(かなぶつ)
- 空念仏(からねんぶつ)
- 寒念仏(かんねんぶつ・かんねぶつ)
- 灌仏(かんぶつ)
- 空也念仏(くうやねんぶつ)
- 御仏前(ごぶつでん)
- 神儒仏(しんじゅぶつ)
- 新仏(しんぼとけ)
- 持仏(じぶつ)
- 儒仏(じゅぶつ)