「錦」を含む熟語・言葉 — 44 件
「錦」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
錦(にしき)
いろいろな色の糸で、地の色と模様をいっしょに織り出した織物。模様をたて糸で出すものと、よこ糸で出すものとがある。
商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)ことわざ辞典
ありふれた値打ちのない品物でも、いかにも高級な品らしく飾り立てて売るのが商人で、それこそが商人の腕の見せどころだということ。売り手のほめ言葉をうのみにするなと、買う側が用心するときにも口にする。 「木の葉」はどこにでもあってお金にならないもの、「錦」は金糸・銀糸や色糸で柄を織り込んだぜいたくな絹織物で、立派なものを表す。商人の言うことは割り引いて聞け、という同じ系統の言葉には、ほかに商人の空値・商人の元値・商人は損していつか倉が建つがある。
綾錦(あやにしき)
綾と錦。
衣錦還郷(いきんかんきょう)四字熟語辞典
「故郷に錦を飾る」の語源で、出世して故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
衣錦尚絅(いきんしょうけい)四字熟語辞典
才能や徳を見せ付けないように隠すこと。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物、「尚」は上に重ねること、「絅」は薄いうちかけのこと。 錦を見せ付けないように上から重ね着するという意味で、才能や徳などを誇示することへの戒め。
衣錦の栄(いきんのえい)ことわざ辞典
成功して錦の衣服を着て故郷に帰る名誉のこと。
衣錦之栄(いきんのえい)四字熟語辞典
成功、出世した後に錦(にしき)の着物を着て故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)ことわざ辞典
どんなに苦しくても世間体を繕わなければ世の中をうまく渡っていくことはできないというたとえ。 貧しくて家の中では裸同然の暮らしをしていても、外に出る時はきちんとした身なりをしなければならないとの意から。
親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)ことわざ辞典
親は一生懸命働き質素に暮らして財産を築き、子はその苦労を知らずにぜいたくをして、親の財産を浪費するというたとえ。
空錦(からにしき)
昨日の襤褸、今日の錦・昨日の錦、今日の襤褸(きのうのつづれ、きょうのにしき・きのうのにしき、きょうのつづれ)ことわざ辞典
一日を隔てただけで、まとう物が粗末な布から上等な織りへ、あるいはその逆へ入れ替わる。 人の身の上は、それほど短い間に様変わりする。
今日の襤褸、明日の錦(きょうのつづれ、あすのにしき)ことわざ辞典
今はぼろを身につけているが、努力を怠らなければ苦労が実って、そのうち美しい衣服を着るほど出世できるだろうということ。「襤褸」はぼろ、「錦」は美しい衣服。
錦衣玉食(きんいぎょくしょく)四字熟語辞典
贅沢な生活のたとえ。 または、高い身分のたとえ。 美しく高級な着物と宝石のように上等な食事ということから。
故郷へ錦を衣て帰る・故郷へ錦を飾る・錦を着て故郷に帰る・錦を着て郷に還る・錦を衣て故郷に帰る・錦を衣て郷に還る・錦を飾る・錦衣を着て故郷に帰る(きんいをきてこきょうにかえる・こきょうへにしきをかざる・こきょうへにしきをきてかえる・にしきをかざる・にしきをきてきょうにかえる・にしきをきてこきょうにかえる)ことわざ辞典
若い日に出ていった土地へ、身を立ててから戻ってくること。 出たときと戻ったときの姿の隔たりが、そのまま値打ちになる。 単に「錦を飾る」、また「錦(錦衣)を衣(着)て郷(故郷)に還(帰)る」ともいう。
錦旗(きんき)
赤地の錦に金や銀の色で日月を描いた旗。天皇を象徴するもの。錦の御旗。
錦切・錦切れ(きんぎれ)
錦糸卵(きんしたまご)
錦紗(きんしゃ)
薄く透ける紗を地にして、金糸や箔、色の糸で紋を浮かせた絹の布。夏の袈裟地などに使う。
錦秋(きんしゅう)
木々が紅葉し、まるで錦のように美しい色彩を見せる秋。
錦繍(きんしゅう)
錦と、糸で模様を縫い取った布。あわせて、手のこんだ見事な織物をいう。
錦繍心肝(きんしゅうしんかん)四字熟語辞典
詩や文章のすぐれた才能があること。 錦や刺繍のように美しい心という意味から。
綾羅錦繍・錦繍綾羅(きんしゅうりょうら・りょうらきんしゅう)四字熟語辞典
美しくて気品がある織物や着物のこと。 または、美しい身なりをすること。 または、鮮やかで美しいことを言い表す言葉。 「綾羅」は綾絹と薄絹のことで、美しく気品のある布のたとえ。 「錦繍」は錦と刺繍の入った織物。 「錦繍綾羅」ともいう。
繍口錦心・錦心繍口(きんしんしゅうこう・しゅうこうきんしん)四字熟語辞典
詩や文章のすぐれた才能があること。 「錦心」はあや織物のように美しい心のこと。 「繍口」は刺繍のように美しい言葉のこと。 「繍口錦心」ともいう。
錦上(きんじょう)
錦の上。美麗な物の上。
錦上、花を添える・錦上に花を敷く・錦上に花を添える・錦上花を添う(きんじょう、はなをそえる・きんじょうにはなをしく・きんじょうにはなをそえる・きんじょうはなをそう)ことわざ辞典
申し分のないものに、いっそう見栄えのするものが添えられること。めでたい上にめでたさが重なる場合にもいう。錦の織地の上へ花をあしらうという、詩の一句から。
錦上添花(きんじょうてんか)四字熟語辞典
よい出来事が重なることのたとえ。 または、美しいものに美しいものを重ねることのたとえ。 美しいあや織物の上に、美しい花を添えるという意味から。 「錦上(きんじょう)に花(はな)を添う」とも読む。
錦地(きんち)
相手が住んでいる場所をいう尊敬語。
錦標奪帰(きんぴょうだっき)四字熟語辞典
中国の科挙の首席合格者。 「錦標」は優勝した人に与えられる旗。 優勝旗を奪い取って帰ることから。
萋斐貝錦(せいひばいきん)四字熟語辞典
小さな失敗を誇張して言ったり、実際には無いことを事実であるかのように言って、他人を罪に陥れること。 「萋斐」はあや模様の美しい様子。 「貝錦」は貝殻のような美しい模様をしている錦。 言葉を美しく飾り立てて、人を陥れるという意味から。
操刀傷錦(そうとうしょうきん)四字熟語辞典
十分に習熟していない人に、重要な任務を任せることはできないということのたとえ。 または、政治に詳しくない人が政務を行うと確実に失敗するということのたとえ。 十分に習熟していない人が、刀で錦を切ろうとすると、失敗して錦を傷つけることになるということから。 「刀を操(と)りて錦(にしき)を傷つく」とも読む。
断錦(だんきん)ことわざ辞典
物事は途中でやめるべきではないという教え。 修行を投げ出して家へ戻った孟子に、母が織っていた布を刃物で切って見せ、学問を半ばでやめればそれまでの苦労がむだになると諭したという話から。 「断機の教え」「孟母断機の戒め」「孟母断機の教え」「断錦」「孟母断機」ともいう。
つづれ錦・綴れ錦(つづれにしき)
錦絵(にしきえ)
多色刷りの浮世絵の版画。
錦着ての奉公より襤褸着ての我が世(にしききてのほうこうよりつづれきてのわがよ)ことわざ辞典
高価な着物を着られても、奉公人として人に頭を下げるより、たとえぼろ着でも自由な暮らしをしたいということ。
錦木(にしきぎ)
秋、葉が燃えるように赤く染まり、その美しさを錦にたとえて名がついた低木。枝の四方にコルク質のひれが張り出すので、葉の落ちたあとでも見分けがつく。実は熟すと割れ、橙赤色の皮に包まれた種がのぞく。生垣や庭木にする。
錦鯉(にしきごい)
マゴイの突然変異種を改良した観賞用の鯉。さまざまな色彩や斑紋(はんもん)をもつ。
錦の袋に糞を包む(にしきのふくろにふんをつつむ)ことわざ辞典
外観が立派で中身が見劣りすることのたとえ。
錦の御旗(にしきのみはた)ことわざ辞典
自らの主張や行為を正当化して、権威づけるもののたとえ。 「錦の御旗」は、官軍の旗で、金銀の色をした糸で赤地の旗に日と月を刺繍したもの。
錦は雑巾にならぬ(にしきはぞうきんにならぬ)ことわざ辞典
よいものであっても、すべての用途に使えるとはかぎらないということ。 高価な錦も雑巾としては役に立たないことから。
錦蛇(にしきへび)
ボア科ニシキヘビ亜科のヘビの総称。熱帯・亜熱帯地方に生息し、大形のものは全長十メートルにも達する。無毒。
錦を衣て昼行く(にしきをきてひるゆく)ことわざ辞典
出世して故郷に帰り、成功や栄誉を人々に示すことのたとえ。 昼の光の下で錦の衣をまとい、きらびやかに町を歩くさまから。 「錦」は色糸で華やかな模様を織り出した高価な布地。 「繍(しゅう)を衣て昼行く」ともいう。
錦を着て夜行くが如し・錦を衣て夜行くが如し(にしきをきてよるいくがごとし・にしきをきてよるゆくがごとし)ことわざ辞典
暗い夜道を錦を着て歩いても誰にもわかってもらえないのと同じで、いくら出世しても故郷に帰らなければ人々に知ってもらうことはできないので、出世した甲斐がないということ。 「繍(しゅう)を衣て夜行くが如し」ともいう。
襤褸を着ても心は錦(ぼろをきてもこころはにしき)ことわざ辞典
たとえぼろぼろの衣服を着ていても心の中は錦を着ているように美しい。外見よりも内面が大事だということ。
夜の錦・闇夜の錦(やみよのにしき・よるのにしき)ことわざ辞典
せっかくのことをしても、だれの目にも留まらず、かいがないことのたとえ。 暗い夜にきらびやかな錦の衣を身につけても、見てくれる人がいないことから。 「夜の錦」ともいう。
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