「衣」から始まる熟語・言葉 — 49 件
「衣」から始まる漢字を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
衣(ころも)
衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)ことわざ辞典
どんな品にも、おろしたての時期は必ずある。 新しい衣に袖を通さずにいて、どうして古びた衣になろうか、の意。
衣、帛を重ねず・衣は帛を重ねず(い、はくをかさねず・いははくをかさねず)ことわざ辞典
身の回りのことにお金をかけず、つましく生活すること。 「帛」は絹で織った布をいう。絹の衣服は一枚だけにとどめて、何枚も重ねて着ることを控える、の意。 『尹文子』という中国の書物に、次のような話が出てくる。昔、晋の国はぜいたくな風潮に悩まされていた。君主の文公はそれを正そうとして、まず自分が衣服を重ね着せず、食事のときも肉の料理を二品は並べなかった。それから間もなく、国の人々はみな粗い布の服を着て、白くみがいていない米を食べるようになった、と書かれている。 同じ意味の四字熟語に衣不重帛がある。
衣冠(いかん)
衣服と冠。
衣冠禽獣(いかんきんじゅう)四字熟語辞典
下品で程度の低い人のたとえ。 礼服を着た鳥や獣ということから。 「衣冠」は官吏が朝廷に勤めに出る際に着る服。 「禽獣」は鳥と獣のことで、人格の低い人のたとえ。
衣冠盛事(いかんせいじ)四字熟語辞典
名門の家に生まれてさらに功績を上げた後に、家の名声を引き継ぐこと、またはその者のこと。 「衣冠」は衣服と冠のことで名門、立派な家柄という意味。 「盛事」は立派な事業や功績、盛大な事柄のこと。
衣冠束帯(いかんそくたい)四字熟語辞典
昔の貴族や官僚が公事で着用する礼装のこと。 「束帯」は貴族や官僚が公事で着用する礼装のこと。 「衣冠」は簡易化した礼装のこと。
衣錦還郷(いきんかんきょう)四字熟語辞典
「故郷に錦を飾る」の語源で、出世して故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
衣錦尚絅(いきんしょうけい)四字熟語辞典
才能や徳を見せ付けないように隠すこと。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物、「尚」は上に重ねること、「絅」は薄いうちかけのこと。 錦を見せ付けないように上から重ね着するという意味で、才能や徳などを誇示することへの戒め。
衣錦の栄(いきんのえい)ことわざ辞典
成功して錦の衣服を着て故郷に帰る名誉のこと。
衣錦之栄(いきんのえい)四字熟語辞典
成功、出世した後に錦(にしき)の着物を着て故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
衣桁(いこう)
着物を掛けておくための家具。鳥居のような形の木の枠で、着物や帯を掛ける。
衣香襟影(いこうきんえい)四字熟語辞典
いろんな人の姿、形のこと。 または、人々の様子。 衣服の香りと襟の形という意味から。
衣繍夜行(いしゅうやこう)四字熟語辞典
たとえ出世しても、故郷に帰らなければ誰もその栄誉に気が付くことはないということのたとえ。 「衣繍」は美しい刺繍の服のこと。 暗い夜道を美しい刺繍の服を着て歩いても、誰も気がつかないという意味から。 中国楚の項羽が「富貴になっても故郷に帰らないのは、美しい服を着て暗い夜道を歩くようなものだ」と言った故事から。
衣装・衣裳(いしょう)
身にまとうもの。着るもの。
衣食(いしょく)
生きるために必要な衣服と食料。
衣食住(いしょくじゅう)
着るもの、食べるもの、住むところ。人の生活を形づくる三つのもの。
衣食足りて栄辱を知る・衣食足りて礼節を知る・衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる・いしょくたりてれいせつをしる・いしょくたればすなわちえいじょくをしる)ことわざ辞典
人は生活にゆとりができて、初めて礼儀や節度をわきまえるようになるということ。 「衣食足りて栄辱を知る」「衣食足れば則ち栄辱を知る」ともいう。
衣食礼節(いしょくれいせつ)四字熟語辞典
人は生活が安定することで、初めて礼儀や節度をわきまえることができるようになるという意味。 「衣食」は衣服と食物のことから、生活に必要な品のこと。 「礼節」は礼儀と節度のこと。 「衣食足りて礼節を知る」という形で使われることが多い言葉。
衣帯(いたい)
衣帯中賛(いたいちゅうのさん)四字熟語辞典
中国南宋の文天祥という人物が、処刑されるときに帯の中に残した文章のこと。または、仁義や忠節を守り通すこと。 「衣帯中」は衣服の帯の中のこと。 「賛」は人や物事を褒め称える文体のこと。 南宋が滅ぼされていく中、南宋の文天祥は元(げん)に捕らえられ、元に仕えるように迫られたが、南宋への忠義を守り通して処刑された。 文天祥の帯の中には、死に臨む賛の文章が残されていたという故事から。
衣帯不解(いたいふかい)四字熟語辞典
他のことを忘れるほど、あることに集中すること。 「衣帯」は着物と帯のこと。 衣服も着替えず、不眠不休で仕事に取り組むことから。 「衣帯(いたい)を解かず」とも読む。 「不解衣帯」ともいう。
衣帯を解かず(いたいをとかず)ことわざ辞典
帯を緩める間もなく、一つのことだけに向き合い続けること。 前漢の王莽が伯父の王鳳の病床に何か月も付き添い、身なりを直す間も惜しんだという。
衣は新しきに若くは莫く、人は故きに若くは莫し・衣は新に如くはなく、人は故に如くはなし・衣は新に如くは莫く人は故に如くは莫し(いはしんにしくはなく、ひとはこにしくはなし・いはしんにしくはなくひとはこにしくはなし・ころもはあたらしきにしくはなく、ひとはふるきにしくはなし)ことわざ辞典
衣服は新しく仕立てたものが最もよいが、付き合う相手は長年の知り合いが何よりだということ。 長く付き合った相手とは心の内を分かり合えるので、古なじみの友の値打ちを述べた言葉。「故」は「古い」の意味で、この句では古くからの知り合いのこと。 斉の国で長く宰相を務めた晏子が、主君の景公とともにいた場で口にした言葉として『晏子春秋』に見える。 似た言葉に古い友達と古い葡萄酒に勝るものなしがある。
衣鉢相伝(いはちそうでん・いはつそうでん・えはつそうでん)四字熟語辞典
弟子が師から奥義を受け継ぐこと。 または、先人から業績や事業を引き継ぐこと。 「衣鉢」は師から受け継いだ袈裟と、托鉢のときに施しを受ける鉢ということから、師からの教えという意味。 「相伝」は代々と受け継いで伝えていくこと。
衣鉢(いはつ・えはつ)
学問や芸術などでその道の師が弟子に伝える大切なこと。
衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ・えはつをつぐ)ことわざ辞典
学問・芸術などで、弟子が師から奥義を受け継ぐこと。 「衣鉢」は仏教語で僧侶が身にまとう袈裟と鉢のこと。転じて、その道の奥義の意。
衣鉢を伝う・衣鉢を伝える(いはつをつたう・いはつをつたえる)ことわざ辞典
学問・芸術などで、師が弟子に奥義を教え伝えること。 「衣鉢」は仏教語で僧侶が身にまとう袈裟と鉢のこと。転じて、その道の奥義の意。
衣馬軽肥(いばけいひ)四字熟語辞典
身分が高く財産がある人の服装。 または、常にとても富貴な様子。 肥え太った立派な馬と、軽くて高級で丈夫な皮ごろもということから。
衣服(いふく)
上着から下着まで、体につけるものをひとまとめにしていう語。改まった場面や文章で使うことが多い。
衣不重帛(いふじゅうはく)四字熟語辞典
贅沢をせずに慎ましくすること。 絹の着物を重ね着しないということから。 「帛」は絹の布のことから、絹織物のこと。 「衣(い)は帛(はく)を重(かさ)ねず」とも読む。
衣弊履穿(いへいりせん)四字熟語辞典
貧しいことのたとえ。 「衣弊」は使い古して破れた衣服。 「履穿」は履物が破れ穴があくこと。 ぼろぼろになった衣服ということから、貧しい服装をいう言葉。 「衣(い)弊(やぶ)れ履(くつ)穿(うが)つ」とも読む。
衣履弊穿(いりへいせん)四字熟語辞典
ひどく粗末な服装のこと。 「衣履」は服と靴のこと。 「弊穿」は破れたり、穴があくこと。 破れた服と穴の空いた靴という意味から。
衣料(いりょう)
服や下着そのものと、それを仕立てる布や糸。両方をまとめて商品として扱うときにいう。
衣糧(いりょう)
衣服と食糧。着る物と食べる物。
衣類(いるい)
洗ったりしまったり売り買いしたりする品物として見たときの、身につけるもの全体。
衣文・衣紋(えもん)
衣服をしっかりと身に付けること。また、そのやり方。
衣文掛・衣文掛け・衣紋掛・衣紋掛け(えもんかけ)
着物を掛けておくための道具。竹や木の横木に、着物の両袖を通して掛ける。
衣文竹・衣紋竹(えもんだけ)
衣紋を繕う(えもんをつくろう)ことわざ辞典
襟元をかき合わせて衣服の着崩れを整えること。 また、衣服に乱れがないように気を配ること。
衣被(きぬかずき)
衣被(きぬかつぎ)
里芋の子芋の皮をむかずに茹でたもの。食べる時に皮をむく。
衣笠(きぬがさ)
絹を張った、柄の長いかさ。むかし、身分の高い人が出歩くとき、後ろからさしかけた。
衣衣(きぬぎぬ)
男女が同じ布団で寝た朝に別れること。また、その時間。男女が脱いだ衣服を重ねて一緒に寝て起きると互いの服を着て別れたということから。
衣摺れ・衣擦れ(きぬずれ)
着ている衣服が動く時にこすれること。また、その時に発する音。
衣更え・衣替え(ころもがえ)
季節の変わり目に、衣服を季節に合ったものにかえること。
衣ばかりで和尚はできぬ(ころもばかりでおしょうはできぬ)ことわざ辞典
身なりをそれらしく整えたところで、備わっているべきものが無ければ、ただの形にすぎない。人を見かけだけで測ってはいけない、という戒めにも使う。 袈裟をまとえば和尚になれるわけではなく、その下に積んだ修行と信心があってはじめて僧は僧になる。
衣偏(ころもへん)
衣魚(しみ)
本や衣類ののりを食べる、翅のない小さな虫。全身が銀白色の細かいうろこに覆われ、身をくねらせて素早く走る。その姿が魚に見えることから、名に「魚」の字を当てる。尾の先から三本の長い毛が伸びる。湿り気のある押し入れや本棚にひそむ。
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