「虚」を含む熟語・言葉 — 86 件
「虚」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
虚(うろ)
中に何もなく、からになっている所。うつろ。空洞。
虚(きょ)
守りや心の備えが行き届かず、相手につけ入られるようなところ。気のゆるみから生じるすき。
一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)ことわざ辞典
一人がでたらめを伝えれば、大勢の人が次々にそれを言いふらして事実にしてしまうということ。
一虚一盈(いっきょいちえい)四字熟語辞典
一定の形を保つことなく、常に変わり続けるために予測しがたいことのたとえ。 「一」は"あるときは"の意味。 「虚」はむなしいという意味。 「盈」は満ちるという意味。
一虚一実(いっきょいちじつ)四字熟語辞典
さまざまに変化して、予測が難しいことのたとえ。 「一」は"あるときは"の意味。 「虚」はむなしいこと、消えること。 「実」は満ちること、現れること。
虚け(うつけ)
ぼんやりとしていること。また、そのような人。まぬけ。おろかもの。
虚蝉(うつせみ)
せみの抜け殻。また、せみ。
虚ろ(うつろ)
中に何もないこと。また、その所。ほら。
盈虚(えいきょ)
月が満ちることと欠けること。
己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)ことわざ辞典
自分の我をすてて、謙虚で素直な気持ちになること。
虚位(きょい)
虚有縹渺(きょうひょうびょう)四字熟語辞典
ぼうっとしていて、はっきりとしない様子。 「虚有」は実質的な内容が存在しないこと。 「縹渺」はぼんやりとしていて、はっきりとしない様子。 「縹渺」は「縹緲」「縹眇」とも書く。
嚮壁虚造(きょうへききょぞう)四字熟語辞典
実在しないものを存在するかのように捏造すること。 壁と向き合って、頭の中で思い浮かべて存在しないものを作るという意味から。 中国の漢の時代、孔子が以前に住んでいた壁からでた古文の経書について、当時の人々が偽物だと評した言葉から。 「壁に嚮(むか)って虚造(きょぞう)す」とも読む。
虚栄(きょえい)
見た目を取り繕うこと。見栄を張ること。
虚往実帰(きょおうじっき)四字熟語辞典
師匠や先生などから偉大な教えを受けること。 「虚往」は頭の中を空にして出掛けること。 「実帰」は十分に満たして帰ること。 知識が全くない状態で出掛けて、出掛けた先でたくさんの教えを受け、十分に満たされて帰るという意味から。 「虚(きょ)にして往(ゆ)き実(み)ちて帰る」とも読む。
虚気平心(きょきへいしん)四字熟語辞典
心を空にして落ち着けること。 「虚気」は感情をなくすこと。 「平心」は心を落ち着けること。 「気を虚(むな)しくして心を平らかにす」とも読む。
虚々実々・虚虚実実(きょきょじつじつ)四字熟語辞典
互いに策略の全てを出して、全力で戦うこと。または、嘘と真を混ぜ合わせながら、互いに腹の内を探り合うこと。 「虚」は相手の弱い部分、「実」は相手の強い部分。 強い部分を避けて、弱い部分を攻めるということから。 「虚」と「実」をそれぞれ重ねて意味を強調した言葉。 「虚々実々」とも書く。
虚偽(きょぎ)
事実でないことを意図的に、または誤って事実であるかのように見せかけること。嘘。偽り。
虚業(きょぎょう)
堅実性に欠ける、投機的な事業。
虚血(きょけつ)
虚言(きょげん)
事実ではない、人を騙すための言葉。嘘。偽り。
虚構(きょこう)
実際には存在しないが、存在しているかのように見えるようにすること。つくりごと。
虚根(きょこん)
方程式の根が実数ではなく虚数であるもの。
虚飾(きょしょく)
表面だけを飾り立てること。
虚心(きょしん)
先入観や偏見、不信感を持たず、素直な心で物事に接する様子や態度。
虚心坦懐(きょしんたんかい)四字熟語辞典
不信、疑念、不満などがなく、すっきりとした気持ちであること。 「虚心」は不満や不安などがなく、偏見や先入観を持たずに、事実のまま素直に受け入れることができる心のこと。 「坦懐」は心の中に不満や不安などがなく穏やかなこと。
平気虚心・虚心平気(きょしんへいき・へいききょしん)四字熟語辞典
疑念や不満、不信などをなくし、心を穏やかにすること。 「平気」は心を落ち着かせること。 「虚心」は心にわだかまりをもたないこと。 「虚心平気」ともいう。
虚字(きょじ)
漢文の文法で、字を実字と虚字の二種に大別したときの、実字でない側の字。それだけでは、物や動きを指し示すような実質の意味を持たず、接続詞・前置詞・助動詞などに当たる働きをして、語句と語句の結びつき方を示したり、疑問や断定の調子を加えたりする。「於」「而」「也」などをいう。
虚辞(きょじ)
真実に基づかない、偽りの言葉。うそ。
虚実(きょじつ)
嘘と真実。ないこととあること。
虚実混交・虚実混淆(きょじつこんこう)四字熟語辞典
嘘と誠がいりまじっていること。 「虚実」は、嘘と誠。 「混交」は、いりまじること。 「虚実混淆」とも書く。
虚実皮膜(きょじつひにく・きょじつひまく)四字熟語辞典
芸のおもしろさは、作り事と本当のことの境目にあるという考え。 「虚実」はうそとまこと。「皮膜」は皮とうすい膜で、その間のように見分けのつかないわずかな隔たりのこと。 まるきりの作り事でもなく、ありのままでもない、その間にこそ人を楽しませるものがあるとする。 江戸時代の浄瑠璃作者、近松門左衛門の言葉として『難波土産』に伝わる。 「皮膜」は「ひにく」とも読む。
虚弱(きょじゃく)
体が弱く、すぐに病気を患うこと。
虚数(きょすう)
数学で、実数の範囲の外にある数。二乗すると-1になる数をiで表し、二つの実数a・bと組み合わせてa+biと書ける数をまとめて複素数と呼ぶが、そのうちbが0でないものを指す。中でもaが0の、biだけの形のものは「純虚数」と呼び、狭い意味で使うときは、虚数といえばこの純虚数だけを指す。マイナスの数の平方根を数として扱うために考え出されたもので、これによって実数の中では解けなかった二次方程式にも解が得られる。
虚勢(きょせい)
実力が伴っていない、見かけだけの勢い。空元気。
虚静恬憺・虚静恬淡・虚静恬澹(きょせいてんたん)四字熟語辞典
私心や私欲が全くなく、心が落ち着いていること。 「虚静」は心の中に不信や疑念などがなく、落ち着いていること。 「恬淡」は私欲がなく、あっさりとしていること。 「虚静恬澹」とも、「虚静恬憺」とも書く。
虚勢を張る(きょせいをはる)ことわざ辞典
実力のない人が自分の弱さを隠すために、うわべだけ威勢よく振る舞ったりすること。から威張りをすること。
虚説(きょせつ)
根拠となるものがまるでない噂話。
虚足(きょそく)
虚像(きょぞう)
鏡やレンズで反射したり屈折したりして広がっていく光の筋を、反対の向きにたどって延ばしたときに一点に集まる所に、実物が存在すると見える像。実際にはその場所を光は通っていないため、紙やスクリーンを置いても映し出せない。平らな鏡の奥に見える姿や、虫眼鏡でのぞいて大きく見える文字は、その例である。光の筋が本当に寄り集まって結ぶ実像と対になる。
虚誕(きょたん)
根拠のないことを誇張していうこと。でたらめ。
虚誕妄説(きょたんもうせつ)四字熟語辞典
根拠のない、嘘の言説。 または、でたらめなことを好き勝手に話すこと。 「虚誕」は大げさな嘘。 「妄説」は根拠がない言説。
虚脱(きょだつ)
心臓が弱って血液が循環しなくなり、仮死状態になること。
虚伝(きょでん)
根拠のない噂。または、根拠となるものがない言い伝え。虚聞。
虚堂懸鏡(きょどうけんきょう)四字熟語辞典
心を空にして、公平に物事を判断すること。 「虚堂」は人も物も何もない、空の部屋。 「懸鏡」は鏡を壁にかけること。 何もなく、誰もいない部屋に鏡を懸けるという意味から。 「虚堂(きょどう)に鏡(かがみ)を懸(か)く」とも読む。
虚にして往き実ちて帰る・虚にして往き実にして帰る(きょにしてゆきじつにしてかえる・きょにしてゆきみちてかえる)ことわざ辞典
空の器のまま門をくぐった者が、教わった覚えもないのに満ちて戻る。 すぐれた人のそばに身を置くだけで、内側が入れ替わる。
虚に拠り影を搏たしむ(きょによりかげをうたしむ)ことわざ辞典
実の無い場所へ相手を誘い、そこを打たせておくこと。 こちらは傷を負わないまま、相手の力を空費させる兵の動かし方をいう。
虚費(きょひ)
虚聞(きょぶん)
根拠となるものが全くない噂。虚説。
虚報(きょほう)
正しくない情報。嘘の知らせ。偽りの知らせ。
虚無(きょむ)
価値や意味があるものが何一つもないこと。また、その状態。
虚無感(きょむかん)
身の回りの物事も自分の生き方も、すべてが意味も値打ちもないものに思えてしまう、むなしい気持ち。
虚無主義(きょむしゅぎ)
虚無恬淡(きょむてんたん)四字熟語辞典
心に不信や不満、欲望などなく、穏やかで落ち着いていること。 「虚無」は何もなく、空っぽなこと。 「恬淡」はあっさりとしていて、無欲なこと。
虚無縹渺・虚無縹眇・虚無縹緲(きょむひょうびょう)四字熟語辞典
何もなく、どこまでも広がっている風景を言い表す言葉。 「虚無」は何もないこと。 「縹渺」は遠くはっきりと見えないこと。 「虚無縹緲」とも、「虚無縹眇」とも書く。
虚名(きょめい)
実力と釣り合っていない高い名声。虚聞。
虚妄(きょもう)
事実ではないこと。正しくないこと。嘘。偽り。
虚礼(きょれい)
形式だけを整えた、実質や真意が伴わない礼儀や挨拶。
虚を衝く(きょをつく)ことわざ辞典
相手の弱点や無防備な所につけ込んで攻撃すること。
空虚(くうきょ)
内側に何もない様子。
謙虚(けんきょ)
素直で控えめな様子。自惚れずに相手を敬い、学ぼうとする気持ちがあること。
向壁虚造(こうへききょぞう)四字熟語辞典
存在しないものを作り出すこと。 壁に向かって考えて、実際には存在しないものを思い浮かべるという意味から。 中国の前漢の時代、孔子の旧家の壁から『礼記』や『春秋』などの、当時から見て古文で書かれた書物が見つかり、世間の人々は勝手に書物を作って、人々を惑わそうとしたものだとそしったという故事から。 「壁に向かいて虚造(きょぞう)す」とも読む。
虚空(こくう)
物が何もない空間。空。
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ・こくぞうぼさつ)
虚仮(こけ)
考えや判断力が浅いこと。愚か。また、そのような人。
虚仮威し(こけおどし)
中身が伴っていない見た目だけの威し。愚かな人にのみ通用する威しということから。
虚仮にする(こけにする)ことわざ辞典
人を見下して馬鹿にした態度をとること。 「虚仮」は愚かなこと。また、そのような人のこと。
虚仮の後分別・虚仮の後思案(こけのあとじあん・こけのあとふんべつ)ことわざ辞典
肝心な場面では何ひとつ浮かばないくせに、片がついてから「ああすればよかった」と口を開く。
虚仮の一心・虚仮の一念・虚仮も一心(こけのいちねん・こけのいっしん・こけもいっしん)ことわざ辞典
才に恵まれない者でも、一つのことへ心を注ぎ通せば、人の目をみはらせる働きができる。 「虚仮」は、中身が伴わないさまをいう仏語から出た語。
虚無僧(こむそう)
虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)ことわざ辞典
そこにあるのが当たり前で、離してしまっては様にならない取り合わせのこと。 虚無僧は深編笠をかぶり、尺八を吹きながら諸国を歩いた。その尺八を取り上げてしまえば、もう虚無僧の姿ではない。
虚妄分別(こもうふんべつ)四字熟語辞典
物事の真相を間違えたまま理解し、判断すること。 「虚妄」は嘘のこと。
虚融澹泊(こゆうたんぱく)四字熟語辞典
悟りの境地のこと。 「虚融」は無心で心にとどこおることが何もないこと。 「澹泊」は欲が無く、こだわらないこと。
子虚烏有(しきょうゆう)四字熟語辞典
何も無いこと。 または、でたらめで嘘の話。 「子虚」は事実とは異なること、嘘。 「烏有」はいずくんぞあらんやとも読み、何も存在しないという意味。 中国の漢の司馬相如は、「子虚」と「烏有」という架空の人物を出して、天子に倹約の大切さを説いたという故事から。
消息盈虚(しょうそくえいきょ)四字熟語辞典
時代が変化していくこと。 「消息」は消えたり生まれたりすること。または、繁栄したり衰退したりすること。 「盈虚」は満ちたり欠けたりすること。または、繁栄したり衰退したりすること。
腎虚(じんきょ)
清淡虚無(せいたんきょむ)四字熟語辞典
静かで落ち着いて、わだかまりなどがなにもなく、欲の少ない心。 「清淡」は心が清らかでさっぱりしていること。 「虚無」は何もない状態ということから、物欲がないという意味。
太虚(たいきょ)
果てしなくひろがる、何もない空。おおぞら。
朝盈夕虚(ちょうえいせききょ)四字熟語辞典
人の一生が儚いことのたとえ。 「盈」は満ちるという意味で、「虚」は「盈」の対語になる言葉で、空になるという意味。 朝に繁栄したものが夕方には滅びるという意味から。
恬虚(てんきょ)
心が落ち着いていて欲望にとらわれないこと。
