「無」を含む熟語・言葉 — 790 件
「無」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
敢え無い・敢無い(あえない)
予想よりも脆い。あっけない。
敢え無くなる・敢無くなる(あえなくなる)
悪逆無道(あくぎゃくぶとう・あくぎゃくぶどう・あくぎゃくむどう)四字熟語辞典
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
飽く無き(あくなき)
満足せずに物事を強く追い求めようとする様子。
味気無い(あじきない)
思うようにならず、どうしようもない。無益だ。
味気無い(あじけない)
つまらない。心が満たされず、おもしろみやうるおいが感じられない。
味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)ことわざ辞典
つまらないものほど世間に溢れていることのたとえ。 不味いものに限って、煮ると量ばかりが増えるという意から。 「まずい物の煮え太り」「独活の煮え太り」「阿呆の煮え太り」などともいう。
鴉雀無声(あじゃくむせい)四字熟語辞典
周囲に動くものもなく、静まりかえった様子のこと。 鴉(からす)や雀(すずめ)の鳴き声すらしないという意味から。
呆気無い(あっけない)
思ったよりも簡単で物足りない。張り合いがない。
有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)ことわざ辞典
金や子どもは、持てば持ったで苦労や心配が増えるため、ないほうがかえって気楽であるということ。
有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)ことわざ辞典
金と子どもは、あればあったで苦労するし、なければないで苦労するということ。
危なげ無い(あぶなげない)
安心できる。不安がない。危うさが無く、安定しているようす。
網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)ことわざ辞典
十分な用意なしでは物事はうまくいかないというたとえ。また、努力もしないで人を妬んではいけないということ。網を持たずに淵を覗き込んでも、魚は捕れるわけがないという意味から。
怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)ことわざ辞典
不思議で気味の悪い出来事を目にしても、うろたえずに放っておけば、その怪しさはいつしか自然に消え去るということ。 「却って」は「逆に」、「破る」は「くずれる」を表す古い言い方で、怪しい出来事のほうが逆にくずれて消えうせると言っているわけである。意味が反対の言葉には疑心、暗鬼を生ずがある。 鎌倉時代の終わりに書かれた随筆『徒然草』の第二百六段に、役所の会議の最中に牛が入りこみ、長官の席に上がって寝そべってしまった話がある。皆が不吉なしるしだと言い立てたが、長官の父は「牛に分別などない」と取り合わず、牛を持ち主に返した。その後、悪いことは何も起こらなかったという。この話の結びに、この言葉が少しちがう言い回しで引かれている。
有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)ことわざ辞典
人の内情は外見からではわからない。ありそうに見えても、意外にないのが金だということ。 借金ばかりあって使えるお金の無いさまを言い表した言葉に、「有るは借銭、無いは金」がある。
有り無し・有無・有無し(ありなし)
有ることと無いこと。有るか無いか。
有るか無きか(あるかなきか)ことわざ辞典
有るのか無いのかわからないほど、ほんのわずかなさま。
有るか無し(あるかなし)
有るか無いか、わからないほどわずか。有るか無きか。
有る事無い事(あることないこと)
本当のことと嘘のこと。実際にあったことと、なかったこと。
有る無し(あるなし)
有るか無いか。有り無し。有無。
有るは借金、無いは金・有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね・あるはしゃっきん、ないはかね)ことわざ辞典
あるものといえば借金ばかりで、自由に使えるお金は少しも無いということ。毎日のお金のやりくりにほとほと困り果てた暮らしぶり。 「借銭(しゃくせん)」は、借金のこと。「有るは借金、無いは金」「あるは借金ないは金」ともいう。 「ありそうでないのが金」や「火の車」も、これと意味の近い言葉。
安心無為(あんじんむい)四字熟語辞典
信仰することで得た心の安らぎ。
安然無恙(あんぜんむよう)四字熟語辞典
病気や怪我などがなく、心を悩ませることもなく穏やかなこと。または、軍事などでそれまでに損害が出ていないこと。 「安然」は穏やかな様子。 「無恙」は健康で悩みなどもない様子。 「安然(あんぜん)として恙(つつが)無し」とも読む。
安穏無事・無事安穏(あんのんぶじ・ぶじあんのん)四字熟語辞典
何事もなく、世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。 「無事安穏」ともいう。
之を言う者罪無く、之を聞く者以て戒むるに足る・言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる・これをいうものつみなく、これをきくものもっていましむるにたる)ことわざ辞典
たとえを使って遠回しに述べた批判なら、口にした人がとがめられることはないし、耳にした人もわが身に照らして、行いを改めるきっかけにできる。 中国の古い詩集『詩経』の序文の一節で、諸国の民の歌(風)が、上に立つ人の政治をそれとなくいさめる働きを持つことを説いたもの。「聞く者」は、国を治める側の人を指す。
家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)ことわざ辞典
どの家にも、玄関から部屋へ上がる段の縁に横木(上がり框)が付いているのと同じで、家庭には、家のことを取りしきる妻がどうしても要る、という意味。 主婦の役目の重さを言い表したことわざ。よく似たことわざに家に女房なきは火のない炉のごとしがある。
意気地無し(いくじなし)
辛いことでもやり遂げようとする気持ちが無いこと。また、そのような人。
幾許も無い(いくばくもない)ことわざ辞典
数や量、時間などが、ほんの少ししかないこと。 多くは時間について言い、「幾許も無く」の形では「ある時から大してたたないうちに」という意味になる。 「幾許」は「どれほど」を表す言葉で、それに「も無い」が付いて「どれほどもない」という形になっている。 いまは「余命」の後に続けて、命の残りが短く、死が近いことを表す使い方がよく見られる。
無花果(いちじく)
実のように見えるふくらみの内側に、無数の小さな花がびっしり咲く。外からは花が見えないので、花の無い果と書く。
一事無成(いちじむせい)四字熟語辞典
一つの物事ですら最後までやり遂げることができないこと。 何一つ成果を得られないという意味から。 「一事(いちじ)成(な)ること無(な)し」とも読む。
一無かるべからず二あるべからず(いちなかるべからずにあるべからず)ことわざ辞典
一回だけならまだかまわないが、同じことが二回起きるのは許されないとする言葉。 中国の歴史書『南斉書』張融伝にある言葉。のちに南斉の初代皇帝となる蕭道成が、ふるまいの風変わりな張融を気に入り、会うたびに笑いながら「こういう人は、一人もいないのは困るが、二人いるのも困る」と評した。清の時代の『通俗編』も、この伝から言葉を引いている。 この原文にそって、一人いればそれで足りるという意味で説明する辞書もある。
一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)ことわざ辞典
人々を率いる者がひとたび動き出せば、つき従う者たちもみな、そろって動き出すということ。 馬が一頭駆けだせば、体じゅうの毛は一本の例外もなく揺れる。その姿を人の集まりに当てはめた言葉。「奔」の字は、勢いよく走るという意味。 南北朝時代の中国で梁や北周に仕えた詩人、庾信の「擬連珠」という作品にある句。原文では、人々を治める君主には民の命がかかっており、その君主が世を去れば天下の人の心も大きく揺らぐ、と述べたあとにこの句が置かれている。さらに、舟が一そう沈めば積んでいた物もみな水に沈む、という句が対になって続く。 頭が動けば尾も動くと、述べている中身はほぼ重なる。
一望無垠(いちぼうむぎん)四字熟語辞典
一目ではるかかなたまで広々と見渡せること。 広々と見晴らしの良い景色をいう。 「垠」は地の果てのこと。 「一望垠(はて)は無し」とも読む。
一文無し(いちもんなし)
全く金を持っていないこと。また、そのような人。
一徹無垢(いってつむく)四字熟語辞典
ひとすじに信じ込む、純粋な様子。 「一徹」は思い込んだら、そのことを貫き通すこと。 「無垢」は穢れがなく、清らかなこと。
意料無限(いりょうむげん)四字熟語辞典
思いきわめた果てという意味。 「意料」は思いをめぐらすこと。 「無限」は限りなくを強調した言葉。
異類無碍・異類無礙(いるいむげ)四字熟語辞典
異なっているもの同士が、何ものにも邪魔されることなく互いに通じ合うこと。 「異類」は違う種類という意味。 「無礙」は障害になるものがないということ。 仏教の言葉で、性質の異なる火と水が、何の妨げもなく通じ合うことをいう。 「異類無碍」とも書く。
色気と痔の気の無い者はない・色気と盗人気の無い者はない(いろけとじのけのないものはない・いろけとぬすっとぎのないものはない)ことわざ辞典
表沙汰にしにくいものを、人はひとつくらい抱えている。取り澄ましてみせても、そこは誰も変わらない。 「痔の気」は「色気」に音を合わせた添え物。
言わん方無し(いわんかたなし)
慇懃無礼(いんぎんぶれい)四字熟語辞典
態度や言葉遣いなどが必要以上に丁寧過ぎると、嫌味に聞こえてしまい、かえって失礼にあたるということ。 または、一見とても礼儀正しくみえるが、実は心の中で相手を見下していること。 「慇懃」はとても礼儀正しいこと。 「無礼」は失礼なこと。
有為無常(ういむじょう)四字熟語辞典
この世の全ての現象や存在は常に移り変わり、はかないものということ。 「有為」は様々な因縁から生じる現象、「無常」は移り変わって定まらないこと。 もとは仏教の言葉。
後ろに目無し(うしろにめなし)ことわざ辞典
振り向かないかぎり、こちらの手の届かない側で起きたことは分からずじまいになる。 誰にでも抜け落ちる部分はある。
氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし)ことわざ辞典
生まれ育った家の格に恵まれずとも、姿かたちひとつで裕福な相手に迎えられ、住む世界ごと移ってしまう。 「氏」は名字のことで、昔は武士だけが名乗りを許された。
有象無象(うぞうむぞう)四字熟語辞典
元は仏教語で有形、無形全てのもののことで、この世に存在する全てのもののこと。 または、数が多くつまらない人や物のことを卑しめる言葉。
疑い無い(うたがいない)
疑う余地がない。間違いない。
疑い無く(うたがいなく)
そうなることを少しも疑わずにいえるさま。
有無(うむ)
有ることと無いこと。有るか無いか。ありなし。
有無相通じる(うむあいつうじる)ことわざ辞典
互いに足りないものを交換し融通し合うこと。
有無相生(うむそうせい)四字熟語辞典
有があるから無があり、無があるから有があるという、有と無の相対的な関係のこと。 または、この世のものはすべて相対的な関係にあるということ。 「相生」はお互いに生じあうこと。 元は、相対的であるものを絶対的であるかのように錯覚してしまう、人間の愚かさや危うさを警告した言葉。
有無相通(うむそうつう)四字熟語辞典
片方にあってもう片方に無いものを、互いに補うことでどちらもうまくいくようにすること。 「有無(うむ)相(あい)通(つう)ず」とも読む。
有無を言わせず・有無を言わせぬ(うむをいわせず・うむをいわせぬ)ことわざ辞典
相手の承知不承知に関係なく。無理やりに。否応なしに。
有耶無耶(うやむや)四字熟語辞典
あるのかないのかよくわからないほど曖昧な様子。 「有りや無しや」という言葉を漢文調に有耶無耶と書いて、それを音読したという説が有力な語源である。
有漏無漏(うろむろ)四字熟語辞典
煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。 「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。 「有漏」は煩悩から脱することが出来ない人のこと。 「無漏」は煩悩を振り払い、悟りの境地に達した人のこと。
永々無窮・永永無窮(えいえいむきゅう)四字熟語辞典
果てしなく続くこと。または、永遠に続く長い時間。 「永永」はいつまでも長く続くさま。 「無窮」は限りが無いこと。 「永永(えいえい)として窮(きわ)まり無し」とも読む。
永遠無窮(えいえんむきゅう)四字熟語辞典
いつまでも続いて終わりが無いこと。また、限りの無い長い時間。 「永遠」と「無窮」はどちらも、果てや限りが無いという意味。 似た意味の語を重ねて強めた言い方。
影迹無端(えいせきむたん)四字熟語辞典
痕跡や手がかりになるものが何もないこと。 「迹」は痕跡。 「端」は手がかり。 「影迹(えいせき)端(たん)無し」とも読む。
遠慮が無沙汰・遠慮は無沙汰(えんりょがぶさた・えんりょはぶさた)ことわざ辞典
遠慮もほどほどにしないと、かえって失礼になるということ。 先方に遠慮して訪問や連絡を控えすぎると、長期間付き合いが途絶えることとなり、かえって礼を欠くことになるとの意から。 「遠慮が無沙汰」ともいう。
応接に暇が無い(おうせつにいとまがない)ことわざ辞典
人の相手をするのに追われて休む暇もないようす。また、用事が立て続けに持ち上がって忙しいようす。もとは、美しい自然の風景が次から次に展開し、ゆっくり味わう暇がない意から。
応用無辺(おうゆうむへん・おうようむへん)四字熟語辞典
仏や菩薩は、衆生を苦しみから救うためならいつでもどこでも自由に現れるということ。 「無辺」は限りがないということ。
奥行きが無い(おくゆきがない)ことわざ辞典
知識や考えなどに深みがないこと。思慮深さがないこと。
怠り無い(おこたりない)
惜しみ無い(おしみない)
出し渋ったり、ためらったりしない様子。
音沙汰が無い(おとざたがない)ことわざ辞典
何の便りもない。消息が不明である。
大人気無い(おとなげない)
大人にふさわしい落ち着きがない。聞き分けに乏しい。
音無し(おとなし)
少しの音も出さないこと。または、何もしないこと。
覚束無い(おぼつかない)
頼りにならない。心許ない。
思い邪無し(おもいよこしまなし)ことわざ辞典
胸のうちに曲がったところがひとつもない。取り繕いも下心もなく、そのまま外へ出せる。 孔子が『詩経』の三百篇をこの一語で言い切った。
親無・親無し(おやなし)
親無子(おやなしご)
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)ことわざ辞典
咲いた花がひとつ残らず実を結ぶ作物と同じで、親が子に向ける言葉には外れがない。 空振りに終わる一言は出てこない。
女は氏無うて玉の輿に乗る・女は氏無くて玉の輿に乗る・女氏無くして玉の輿に乗る(おんなうじなくしてたまのこしにのる・おんなはうじなくてたまのこしにのる・おんなはうじのうてたまのこしにのる)ことわざ辞典
女は低い家柄の生まれでも、容姿や運しだいで、金持ちや高貴な人と結婚できるということ。
甲斐性が無い(かいしょうがない)ことわざ辞典
積極的に物事をやり遂げようという気力がなく、頼りにならないことのたとえ。
海内無双(かいだいむそう)四字熟語辞典
この世で、比べる人がいないくらい優れている人のこと。 「海内」は世界や国内のこと。 「無双」は二つとない、または比べることができないという意味。
甲斐無い(かいない)
皆無(かいむ)
わずかすら存在しないこと。一つもない。ぜろ。
替え着無しの晴れ着無し(かえぎなしのはれぎなし)ことわざ辞典
よそゆきと普段着が同じ一枚で足りてしまう。 よそ目には整って見えても、控えの手持ちがまるで無い。
限り無い(かぎりない)
制限や範囲などに区切りがない。はてがない。
架空無稽(かくうむけい)四字熟語辞典
でたらめなこと。 「架空」と「無稽」はどちらも根拠のない、でたらめなこと。
廓然無聖(かくねんむしょう)四字熟語辞典
不満や疑念などのわだかまりがなく、聖なる真理などないと悟ること。 「廓然」は心が広々としていて、わだかまりなどなにもないこと。 「無聖」は凡人と聖者の差がないという意味。 仏教の言葉で、古代中国の南北朝時代の梁の国の武帝が、インドから来た達磨に聖諦第一義のことを尋ねたという故事から。
画無失理(かくむしつり)四字熟語辞典
計画に無理がなく、しっかりと筋道がたっていること。 「画」は計画のこと。 「理」は道理に適っている筋道。 「画(かく)に失理(しつり)無し」とも読む。 この言葉の前に「算(さん)に遺策(いさく)無し」という言葉がある。
