「淵」を含む熟語・言葉 — 30 件
「淵」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
淵(ふち)
川の水が深くたまり、流れのゆるんでいるところ。
飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)ことわざ辞典
世の中は激しく移り変わり、定まりがたいことのたとえ。 奈良県を流れている飛鳥川は、氾濫しやすく淵と瀬が絶えず移り変わるとの意から。 「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」という歌から。
網なくて淵を覗くな・網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな・あみなくてふちをのぞくな)ことわざ辞典
十分な用意なしでは物事はうまくいかないというたとえ。また、努力もしないで人を妬んではいけないということ。網を持たずに淵を覗き込んでも、魚は捕れるわけがないという意味から。
石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)ことわざ辞典
自分から進んで災難や危険を招くようなことをするたとえ。自ら石を抱いて、川の深みに入るような無謀なことをするとの意から。
一淵には両鮫ならず(いちえんにはりょうこうならず)ことわざ辞典
一つの群れに、抜きん出た者が二人はいられないということ。 「鮫」は「蛟」とも書き、水にすむ竜の類とされた想像上の獣。同じ淵を二頭が分け合うことはない、という見立て。 「両雄並び立たず」と同じ趣旨。
淵源(えんげん)
物事の始まりとなり、その物事の根本となるもの。
淵広魚大(えんこうぎょだい)四字熟語辞典
清廉で聡明な君主には、清廉で聡明な臣下が集まるということのたとえ。 「淵」は川や湖などで、水が深くなっている部分。 淵が広く深ければ深いほどにたくさんの大きな魚が集まるということから。 「淵(ふち)広ければ魚(うお)大なり」とも読む。
淵叢・淵藪(えんそう)
多くの物事が集まる所。特に、学芸活動の中心となる所をいう。
淵変為瀬(えんへんいらい)四字熟語辞典
変化しないものは存在しないということ。 「淵」は川の中で底が深く、水がほとんど動かないところ。 「瀬」は川の中で底が浅く、流れのはやいところ。 静かな淵が流れの速い川へと変わるということから。 「淵(ふち)を変じて瀬(せ)と為(な)る」とも読む。
淵明把菊(えんめいはきく)四字熟語辞典
風流をこの上なく愛する人のたとえ。 「淵明」は人の名前で、東晋の詩人の陶淵明のこと。 「把菊」は菊の花を摘むこと。 九月九日の重陽の節句に祝いの酒がなく、することがないので菊の花を摘んでいると、郡の長官の使いが酒を持ってきたので、陶淵明は喜んで飲み干して、酔って家に帰ったという故事から。 『蒙求』の表題の一つ。
斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)ことわざ辞典
物の用途を誤ること。また、適時適所でないこと。 水中では役に立たない斧を振りかざして淵に入っていくことから。
海淵(かいえん)
海溝の中でも特に深くなっている場所。
昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)ことわざ辞典
世の中の移り変わりが激しいこと、絶え間なく変化していくことのたとえ。 昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまうことから。
塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)ことわざ辞典
やっても無駄なことや不可能なことをすること。 塩で深い水たまりを埋めようとするとの意から。
滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)ことわざ辞典
少しのものでも集まれば大きなものになることのたとえ。一滴のわずかな滴も溜まり続ければいつかは深い淵になるという意味から。
深淵(しんえん)
川などの深くなっている場所。深い淵。
深淵に臨むが如し(しんえんにのぞむがごとし)ことわざ辞典
足元がすぐ切れ落ちている場所に、そのまま身を置いている。 また、底の知れない所を前にしたときと同じく、一挙一動を確かめながら事に当たること。
深淵に臨んで薄氷を履むが如し・深淵に臨んで薄氷を踏む・深淵に臨んで薄氷を踏むが如し(しんえんにのぞんではくひょうをふむ・しんえんにのぞんではくひょうをふむがごとし)ことわざ辞典
片や底の見えない淵、片や割れかけた氷。 どちらへ動いても後戻りのきかない場所に立たされた心持ちをいう。 目に見える危うさは誰でも避けるのに、政の危うさのほうは見落とすと戒める文脈で使われた句。
寸指測淵(すんしそくえん)四字熟語辞典
考えの浅い行為。 または、実際に行うことが不可能なこと。 一寸の長さしかない指で、水の深い場所の深さを測ろうとするという意味から。 「寸指(すんし)もて淵(ふち)を測る」とも読む。
積水成淵(せきすいせいえん)四字熟語辞典
小さいものでも、数が多くなれば大きな力になるということ。 または、努力を積み重ねていけば願いを叶えることが出来るということ。 少しの水も集まれば淵になるという意味から。 「積水(せきすい)淵(ふち)を成す」とも読む。
積水淵を成す(せきすいふちをなす)ことわざ辞典
学びも人の徳も、一日で高くなることはない。日ごとの小さな盛り足しが、そのまま丈をつくる。 土を積んで山ができれば風雨が起こり、水が集まって淵になれば竜が棲みつくと説かれ、「積水淵を成す」を対の句とする。
瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)ことわざ辞典
前もって試して、どんな危険があるかを察知することのたとえ。まず浅瀬を渡ってみて、深い淵の位置を知るということから。
池魚故淵(ちぎょこえん)四字熟語辞典
故郷を懐かしく思うこと。 「池魚」は池で飼われている魚。「故淵」は、その魚がもと住んでいた深い水の底。 池の魚は、前に泳いでいた淵のことを忘れないという意味から。 陶潜(陶淵明)が役人をやめて田園に帰ったときの詩「帰園田居」に、籠の鳥は前にいた林を恋しがり、池の魚は前にいた淵を思う、とうたわれている。前半の句からは羈鳥旧林という四字熟語ができた。
天淵之差(てんえんのさ)四字熟語辞典
違いの差が非常に大きいこと。 天と淵には大きな開きがあるという意味から。
天淵氷炭(てんえんひょうたん)四字熟語辞典
違いの差が非常に大きいこと。 「炭」は燃えている炭。 「天」と「淵」、「氷」と「炭」という互いに性質が反対のものを並べて、非常に差があることをたとえた言葉。
淵瀬(ふちせ)
淵と瀬。川の深いところと浅いところ。
淵に雨(ふちにあめ)ことわざ辞典
手を掛けても見た目が変わらず、働いた分がまるごと無になること。 深い淵に雨が落ちても、水かさはたいして増えない。
淵に臨みて魚を羨むは、退いて網を結ぶに如かず・淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず(ふちにのぞみてうおをうらやむは、しりぞいてあみをむすぶにしかず・ふちにのぞみてうおをうらやむはしりぞいてあみをむすぶにしかず)ことわざ辞典
他人の得ているものをうらやんで眺めているだけでは何も変わらない。いったん身を引いて、自分の手で得るための支度を整えるほうがよいという教え。 淵をのぞきこんで魚をほしがるより、帰って網を編めというたとえによる。
淵は瀬となる(ふちはせとなる)ことわざ辞典
世のなりゆきも人の身の上も、いつまでも同じ姿ではいない。 昨日まで深くよどんでいた場所が、今日は足の届く早瀬に変わっている。
臨淵羨魚(りんえんせんぎょ)四字熟語辞典
願いを叶えるためには、ただ望むだけでなく、具体的な手段や行動が必要だということ。 魚が欲しいなら水辺でただ望むのではなく、家に帰って網を編むべきであるという意味から。
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