「往」を含む熟語・言葉 — 93 件
「往」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)ことわざ辞典
他人に愛情を注ぐ者には、その愛が巡り巡って自分に返り、他人に幸福を与える者には、やがて自らも幸福が訪れるということ。
以往(いおう)
その時からのち。以後。以降。「平安遷都[以往]の文化」
已往(いおう)
その時より前。以前。往時。「天平神護二年[已往]の正税未納」
易往易行(いおういぎょう)四字熟語辞典
阿弥陀如来にすがり南無阿弥陀仏を唱えれば、たやすい修行で極楽往生できるという他力本願の浄土宗の教えのこと。
往き(いき・ゆき)
目的の場所に向かって行くこと。また、その時や、その経路。
往き交う(いきかう・ゆきかう)
行く者と来る者とが、たがいにすれちがって通る。
往き帰り(いきかえり・ゆきかえり)
行って帰ること。行きと帰り。往復。
往き来(いきき・ゆきき)
行くことと来ること。往来。
往く(いく・ゆく)
話し手から見て遠い方向へ場所が変わる。
一往(いちおう)
条件や水準などを最低限は満たしていること。一通り。とりあえず。
一往一来(いちおういちらい)四字熟語辞典
行ったり来たりすること。 「一」は"ある時は"という意味。 「往」は行くこと。 「来」は来ること。
一往深情(いちおうしんじょう)四字熟語辞典
一途で情に厚いこと。 または、感情を抑えられないくらいに深く感動すること。 「一往」はひたむきという意味。 美しい歌を聞く度に深く感動していた桓子野のことを、謝公が評した故事から。
一往直前(いちおうちょくぜん)四字熟語辞典
何があっても恐怖せずに、ひたすらまっすぐ進むこと。 「一往」はひたむきという意味。 「直前」は前だけを見てまっすぐ進むこと。
一念往生(いちねんおうじょう)四字熟語辞典
一度念仏を唱えるだけで極楽浄土に行くことができるということ。 「一念」は阿弥陀仏の名号を一度唱えること。 「往生」は死んだ後に極楽浄土で生まれ変わること。
往ってこい(いってこい)
相場や損得が上下したあげく、もとの高さに返って得も損も残らないこと。出て行けばまた戻る、その行き来を名にした語。
往なす(いなす)
相撲で相手の突進をかわして体勢を崩す。
往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)ことわざ辞典
離縁のあとへ入るならまだしも、死に別れのあとへ入るのは避けたほうがよい。 去った人の欠点は残るのに、亡くなった人の像は日が経つほど良いほうへ整えられてしまう。 「往に跡へ行くとも死に跡へ行くな」ともいう。
往ぬ(いぬ)
文語のナ行変格活用の動詞。よそへ行き、そこから姿を消す。もとの場所へもどる意にもなる。
因往推来(いんおうすいらい)四字熟語辞典
過去の出来事から、これから先に起きそうな出来事を予測すること。 「往」は過去の出来事。 「来」は未来の出来事。 「往(おう)に因(よ)りて来(らい)を推(お)す」とも読む。
右往左往・左往右往(うおうさおう・さおううおう)四字熟語辞典
多くの人々があっちへ行ったり、こっちへ行ったりして混乱すること。 慌てていて、秩序なく入り乱れている様子をいう。 「左往右往」ともいう。
江戸っ子の往き大名帰り乞食・江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)ことわざ辞典
後先を勘定に入れず景気よく振る舞うのが江戸の気風で、道中の初めのうちに懐を空にしてしまう。派手に使った分だけ、戻りは寒々しい姿になる。
往往(おうおう)
そうなることがよくある。主に悪い意味で使う。
往還(おうかん)
人や車が絶えず通う大きな道。街道。
往古(おうこ)
非常に遠い過去。大昔。
往航(おうこう)
飛行機や船舶が目的地に向かう航路を進むこと。
往古来今(おうこらいこん)四字熟語辞典
昔から今になるまで、またはその時間の流れ。 「往古」は過ぎ去った時のこと。 「来今」は今から後のこと。
往者(おうしゃ)
過ぎていった時。昔。
往信(おうしん)
相手からの返事を求めてこちらから出す手紙。
往診(おうしん)
医者が患者の家を訪れて診察すること。
往事(おうじ)
過去の出来事。
往時(おうじ)
過ぎていった時。昔。
往日(おうじつ)
過ぎていった時。昔。
往事渺茫(おうじびょうぼう)四字熟語辞典
過ぎていった昔のことは、遠くかすんではっきりとしないということ。 「往事」は過ぎ去った過去のこと。 「渺茫」ははるか遠い様子や広くて果てしない様子のこと。
往事渺茫としてすべて夢に似たり・往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)ことわざ辞典
昔の出来事はいまとなっては霞のかなたに遠のいて、あれもこれも夢の中のことのように思われるということ。 「往時」は過ぎ去った昔で、原詩では「往事」と書く。「渺茫」は遠く広がってはっきりしないさま。
往事茫々・往事茫茫(おうじぼうぼう)四字熟語辞典
過去の事柄を思い出そうとしても、記憶が薄れていてはっきりとしない様子。 「往事」は過ぎ去った過去のこと。 「茫茫」はぼんやりとしていてはっきりしない様子。
往者不追(おうじゃふつい)四字熟語辞典
去って行く人を引き止めず、自由に行かせること。 「往(ゆ)く者は追わず」とも読む。 この言葉の後ろに「来る者拒まず」と続く。
往生(おうじょう)
極楽浄土に生まれること。
往生際(おうじょうぎわ)
追い詰められた時や諦めが必要な時の決断力や思い切り。
往生際が悪い(おうじょうぎわがわるい)ことわざ辞典
諦めなければならない状態なのに、未練がましく執着しているさま。 「往生際」は、死に際の意。
往生極楽・極楽往生(おうじょうごくらく・ごくらくおうじょう)四字熟語辞典
この世で死んだ後、極楽浄土に生まれ変わること。 または、思い残すことなく、心穏やかに死ぬこと。 「極楽」は「極楽浄土」を略した言葉で、仏教で阿弥陀仏がいるとされる苦しみのない世界のこと。 「往生」は死ぬこと。 「往生極楽」ともいう。
往生素懐(おうじょうそかい)四字熟語辞典
仏教に帰依して、極楽浄土に行きたいと普段から思っている願いのこと。 「往生」は極楽浄土に生まれ変わる、「素懐」はいつも願っている思いのこと。
往昔(おうせき)
過ぎ去った過去。昔。
往相(おうそう)
往相回向(おうそうえこう)四字熟語辞典
功徳を積んだものが全ての衆生へと振り向けて、ともに極楽浄土へと往生することを願うこと。 「往相」は極楽浄土へと往生すること。 「回向」は積んだ功徳を衆生へと振り向けること。 中国浄土宗の教義の核心となるもの。
往年(おうねん)
過ぎていった年月。昔。
往復(おうふく)
その場所へ行って、戻ってくること。
往返徒労(おうへんとろう)四字熟語辞典
無駄に往復すること。無駄足を踏むこと。
往訪(おうほう)
人に会うためにその人がいる場所へ行くこと。
往来(おうらい)
行ったり来たりすること。行き来すること。来往。
往路(おうろ)
目的地へ行く時に通る道。
往を告げて来を知る(おうをつげてらいをしる)ことわざ辞典
済んだ事柄を聞かせただけで、この先の見当まで言い当てること。 孔子が弟子の子貢の察しのよさを認めた言葉。
観往知来(かんおうちらい)四字熟語辞典
過去の物事を注意深く観察して、これから先のことを推測すること。 「往」は以前の事柄。過去。 「来」は先の事柄。将来。未来。 「往(ゆ)くを観(み)て来(きた)るを知る」とも読む。
既往(きおう)
過ぎていった時。過去。
既往症(きおうしょう)
過去に患ったことのある病気。
既往は咎めず(きおうはとがめず)ことわざ辞典
過ぎ去ったことをあれこれ咎めても仕方がない。これから先のことを大切にせよということ。
既往不咎(きおうふきゅう)四字熟語辞典
過去のことはもう咎(とが)めないということ。 「既往」はすんでしまったこと、「不咎」は咎めないという意味。
虚往実帰(きょおうじっき)四字熟語辞典
師匠や先生などから偉大な教えを受けること。 「虚往」は頭の中を空にして出掛けること。 「実帰」は十分に満たして帰ること。 知識が全くない状態で出掛けて、出掛けた先でたくさんの教えを受け、十分に満たされて帰るという意味から。 「虚(きょ)にして往(ゆ)き実(み)ちて帰る」とも読む。
虚にして往き実ちて帰る・虚にして往き実にして帰る(きょにしてゆきじつにしてかえる・きょにしてゆきみちてかえる)ことわざ辞典
空の器のまま門をくぐった者が、教わった覚えもないのに満ちて戻る。 すぐれた人のそばに身を置くだけで、内側が入れ替わる。
九品往生(くほんおうじょう)四字熟語辞典
仏教で極楽浄土に往生するときの九種類の方法のこと。 生前の功徳によって、上品、中品、下品に分かれており、さらにそれぞれに上生、中生、下生がある。 その違いによって九等級の蓮台に迎えられるとされている。
古往(こおう)
今より前の、過ぎ去った時。「古往今来」の形で、昔から今までの意に使う。
今来古往・古往今来(こおうこんらい・こんらいこおう)四字熟語辞典
過去から現在まで。 「古往」は昔から。 「今来」は今まで。 「古今」と略して使うことも多い言葉。 「今来古往」ともいう。
再往(さいおう)
同じ動作や状態を繰り返す。ふたたび。
彰往察来(しょうおうさつらい)四字熟語辞典
昔の出来事を明らかにして、これから先のことを予測すること。 「彰」は明らかにするという意味。 「察」は様々な事情を考えること。 「往(おう)を彰(あきら)かにして来(らい)を察す」とも読む。
商売往来にない商売(しょうばいおうらいにないしょうばい)ことわざ辞典
泥棒など世間に認められない商売のこと。 「商売往来」は、商売に関係した事柄を書いた江戸時代の書物で、その書物に載っていない商売との意から。
数往知来(すうおうちらい)四字熟語辞典
過去の出来事や経験を振り返ることで、将来の予測や洞察を得ること。 「往(おう)を数(かぞ)えて来(らい)を知(し)る」とも読む。
千万人と雖も吾往かん・千万人と雖も我往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)ことわざ辞典
胸に問うてやましいところが無いと分かれば、向こうがいくら大勢でも足は止まらない。 数では決まらないものがあると腹をくくった言葉。 原文はこの前に「自ら反みて縮くんば」と置いている。
前言往行(ぜんげんおうこう)四字熟語辞典
昔の聖人や賢者が残した言葉や功績。 「前言」は昔の人が言った言葉。 「往行」は昔の人が残した功績や行動。
善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや(ぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや)ことわざ辞典
仏の救いを頼みとしない善人でさえ極楽往生を遂げる。まして、仏の救いにすがるしかない悪人が往生できないわけがないということ。
送往迎来(そうおうげいらい)四字熟語辞典
去る者を送り、来る者を迎えること。転じて、過ぎ去ったことにとらわれず未来を憂えることもなく、物事の移り変わりに順応することをいう。また、人や物の出入りが絶えないことや、客の応対・交際に忙しく動き回ることもいう。
即得往生(そくとくおうじょう)
立ち往生・立往生(たちおうじょう)
立った姿のまま息絶えること。
立ち往生する・立往生する(たちおうじょうする)ことわざ辞典
途中で行き詰まり、進むことも引き返すこともできなくなること。 「立ち往生」は、弁慶(べんけい)が立ったまま死んだとされる「弁慶の立ち往生」に由来する語。
大往生(だいおうじょう)
苦痛や苦悩がなく、安らかな気持ちで死ぬこと。
直往(ちょくおう)
寄り道も迷いもせず、目指すほうへひと筋に進むこと。
直往邁進(ちょくおうまいしん)四字熟語辞典
迷うことなく、一途に突き進むこと。 「直往」はまっすぐ進むこと。 「邁進」は恐れることなく、勢いよく進むこと。
虎は千里往って千里還る(とらはせんりいってせんりかえる)ことわざ辞典
勢いが盛んで力強い行動力のたとえ。また、子を思う親の愛情深い行動力のたとえ。虎は一日に千里の道を進み、その後、再び同じ距離を戻ってくると言われることから。
独往(どくおう)
他人に頼らず、自分ひとりの力で行くこと。自主的にすすむこと。
乃往(ないおう)
来し方をふり返っていう、過ぎ去った時代。
念仏往生(ねんぶつおうじょう)
抜来報往(ばつらいほうおう)四字熟語辞典
速やかにやって来て、速やかに去っていくこと。 または、何度も行ったり来たりすること。 「抜」と「報」はどちらも速いことのたとえ。 「抜(と)く来たり報(と)く往(ゆ)く」とも読む。
