「庄」から始まる熟語・言葉 — 2 件
庄園(しょうえん)
昔の日本で、皇族や貴族、大きな寺や神社などが、私有の地として持ち、人を置いて治めた広い土地。八世紀の半ばに、新しく開いた田を代々私有してよいとする法が出ると、それらの家や寺が各地で開墾を進めたのが始まりとされる。はじめは国に租庸調の租を納めていたが、しだいに税を免れたり、国司の使いの立ち入りを拒んだりする特権を得るものがふえた。平安時代の後期には、地方で土地を開いた豪族が、国司に取り上げられるのを避けて、都の有力な貴族や寺社に土地を差し出して名目上の持ち主とあおぎ、自分はその下で現地を治める役に就く形が全国に広まった。一つの土地に、上の持ち主から現地の管理役まで、いくつもの権利と取り分が重なり合い、耕す農民は年貢やその土地の産物、力仕事などを納めた。鎌倉時代に入ると地頭や守護といった武士に少しずつ切り崩され、室町時代の後半を経て戦国の世になると、大名などに守られてようやく続くものが多くなり、最後は豊臣秀吉の太閤検地で残りもすべて消えた。
庄屋(しょうや)
江戸時代に村の行政を取り仕切った長。世襲や村民による選挙などで選ばれる。
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