「塗」を含む熟語・言葉 — 67 件
「塗」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
汗塗れ(あせまみれ)
汗で顔や体がびっしょりにぬれること。汗だく。汗みどろ。
粗塗・粗塗り・荒塗・荒塗り(あらぬり)
壁や家具などを塗装する際に、最初にざっと塗ること。下塗り。
痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)ことわざ辞典
こらえている最中に、次の災いまでが続けて訪れる。ただでさえ余裕のない身へ、耐えるものが一つ増えてしまう巡り合わせをいう。
一敗、地に塗る・一敗、地に塗れる(いっぱい、ちにまみる・いっぱい、ちにまみれる)ことわざ辞典
二度と立ち上がることができないほど大敗してしまうこと。 「地に塗れる」とは、地面に散らばった戦死者の内臓が泥まみれになるとの意から。 「一敗、地に塗る(いっぱい、ちにまみる)」ともいう。
一敗塗地(いっぱいとち)四字熟語辞典
勝負に完全に負けること。 「塗地」は戦争で負けた兵士の内臓が地面に散乱して、泥まみれになること。 二度と起き上がることができないほどの敗北をいう。 「一敗(いっぱい)、地(ち)に塗(まみ)る」とも読む。
位牌に泥を塗る(いはいにどろをぬる)ことわざ辞典
祖先の名誉や名声を傷つける。 「位牌」は、死者の戒名などを記した木の札。 「位牌に泥を塗る」ともいう。
漆塗り(うるしぬり)
器物に漆から採取した塗料を塗ること。また、その器物。漆器(しっき)。
上塗・上塗り(うわぬり)
壁や漆器を塗るとき、仕上げとして下塗りや中塗りの上から塗料などを塗ること。仕上げ塗り。
曳尾塗中(えいびとちゅう)四字熟語辞典
高い地位を得て窮屈な生活をするより、低い地位でも自由に暮らすほうがよいことのたとえ。 「塗中」は泥の中という意味。 楚王から役人に登用したいと言われた荘子が、「亀は殺されて甲羅を占いに使われて尊ばれることと、泥の中をはいずりまわって自由に生きることのどちらを選ぶか」と言い断った故事から。
泥を塗る・顔に泥を塗る(かおにどろをぬる・どろをぬる)ことわざ辞典
恥をかかせたり名誉を傷つけたりすること。 単に「泥を塗る」ともいう。
肝脳、地に塗る(かんのう、ちにまみる)ことわざ辞典
戦場で惨たらしい死に方をすることのたとえ。また、忠誠のために犠牲を惜しまないことのたとえ。 「肝脳」は肝臓と脳髄。 死者の肝臓や脳髄が地面に散らばって泥まみれになるとの意から。
肝脳塗地(かんのうとち)四字熟語辞典
戦場で無残な死に方をすることのたとえ。 または、忠義を尽くすためならどんな犠牲も惜しまないことのたとえ。 「肝脳」は内臓の肝臓と脳。 「塗地」は土でひどく汚れること。 死体の内臓が土で汚れるという意味から。
傷口に塩を塗る(きずぐちにしおをぬる)ことわざ辞典
まだふさがっていないところに、わざわざ障ることが加わる。当人のいちばんこたえる箇所に当たるので、苦しみがひときわ深くなる。
糊塗(こと)
その場だけ取り繕うこと。一時しのぎ。
下塗・下塗り(したぬり)
建築や彫刻などで、上塗りする前に土台となるものに塗ること。または、その塗ったもの。
同帰殊塗・殊塗同帰(しゅとどうき・どうきしゅと)四字熟語辞典
手段や方法など道筋は違っていても、結果や結論は同じところにたどり着くこと。 「殊塗」は異なる道筋のこと。 「同帰」は同じところに状態や結果が落ち着くこと。 「同帰殊塗」ともいう。
朱塗・朱塗り(しゅぬり)
春慶塗(しゅんけいぬり)
漆器の塗り方の一つ。木の生地を黄や赤に染めてから透明な漆を重ね、その漆の膜ごしに木目の模様が浮かび上がって見える。この方法で作った器もさす。堺にいた春慶という漆職人が工夫したことによる名と伝えられ、いまは土地ごとに「飛騨春慶」「能代春慶」のように呼び分ける。
白塗り(しらぬり)
縦塗横抹(じゅうとおうまつ)四字熟語辞典
思うままに書きなぐること。 「抹」は塗り消すこと。 縦に書いて横に消すという意味から。
塵飯塗羹(じんぱんとこう)四字熟語辞典
実際に何の役にも立たないもののこと。 「塵飯」は塵の飯。 「塗羹」は泥の吸い物。 こどもがままごと遊びで作った、見た目だけで食べられない食事ということから。
彗氾画塗(すいはんがと)四字熟語辞典
何の問題もなく簡単にできることのたとえ。 「彗氾」は水溜りを箒で掃くこと。 「画塗」は刀を使って泥に線を引くこと。
竹に油を塗る(たけにあぶらをぬる)ことわざ辞典
口がよく回り、すらすらと話すことのたとえ。また、若さにあふれて、見た目につやがあることのたとえ。 表面がなめらかな竹に油を塗れば、ますます滑りがよくなることから。 単に「竹に油」ともいう。
ため塗り・溜塗(ためぬり)
漆塗りの技法の一つ。朱やベンガラを混ぜた赤い漆で中塗りをして乾かし、その上に透き通った漆を塗り重ねる。下の赤が上の漆を通して透け、半ば透き通った色つやに見える。こうして塗った器などもいう。
血塗る(ちぬる)
刀剣などに血を塗る。転じて、人を殺傷する。昔、中国で生贄の血を祭器に塗って神を祭ったことから。
血塗れ(ちまみれ)
身体や物が一面血に染まること。血みどろ。
霑体塗足(てんたいとそく)四字熟語辞典
きつい労働の様子。 「霑」は濡れること。 「塗」は泥で汚れること。 泥まみれになり、びしょぬれになって畑仕事をするということから。 「体(からだ)を霑(うるお)し足に塗(ぬ)る」とも読む。
東塗西抹(とうとせいまつ)四字熟語辞典
文人が思い通りに絵や文章をいろいろなところに書くこと。または、女性が入念に化粧をすること。
塗擦(とさつ)
薬やクリームなどを肌に塗って、擦りこむこと。
塗装(とそう)
ペンキなどの塗料を塗ったり吹き付けたりすること。
塗炭(とたん)
非常なくるしみ。くるしい境遇。
塗炭の苦しみ(とたんのくるしみ)ことわざ辞典
ひどい苦痛のたとえ。「塗炭」は、泥にまみれ火に焼かれること。
塗炭之苦(とたんのくるしみ)四字熟語辞典
泥沼で泥だらけになり、炭で焼かれるような辛い苦しみのこと。 「塗」は泥や泥水。 中国の夏の桀王は暴君として有名で、桀王によって苦しめられた人々を言い表した言葉から。
塗炭之民(とたんのたみ)四字熟語辞典
辛く苦しい境遇の人々のこと。 「塗炭」は泥沼と炭火のことで、泥沼にはまって炭火で焼かれるということから、非常に辛い境遇のたとえ。
塗板(とばん)
「黒板」に同じ。
塗付(とふ)
塗料や薬などを塗りつけること。
塗抹(とまつ)
塗りつけること。
塗抹詩書(とまつししょ)四字熟語辞典
幼い子供のこと。 または、幼い子供のいたずらのこと。 「塗抹」は塗りつぶすこと。 「詩書」は儒教で大切にされている経典の詩経と書経。 儒教では大切にされている経典も、幼児は気にかけることなく塗りつぶしてしまうという意味から。 「詩書(ししょ)を塗抹(とまつ)す」とも読む。
塗料(とりょう)
物体の表面を保護したり、美化するために塗る物質。ペンキ・ワニス・うるしなど。
道聴塗説(どうちょうとせつ)四字熟語辞典
聞いただけで理解していない学問のこと。 または、聞いただけで根拠のない知識を他人にそのまま話すこと。 「道」と「塗」はどちらも通行するための通路、道のこと。 道を歩いている時に聞いた話を、同じ道にいる人に得意気に話すということから。 「道(みち)に聴(き)きて塗(みち)に説く」とも読む。
泥塗れ(どろまみれ)
泥だらけになること。
中塗り(なかぬり)
壁や漆器を塗るとき、下塗りと上塗りの間に塗ること。また、そのぬったもの。
丹塗・丹塗り(にぬり)
丹(に)または朱で赤く塗ること。また、塗ったもの。
塗師(ぬし・ぬりし)
器や道具に漆を幾度も重ねて塗り、漆器に仕上げる職人。漆器づくりの中では、木地を作る人や蒔絵をほどこす人とは別に、塗りの工程を受けもつことが多い。
塗り(ぬり)
物の面に塗料などを付けて広げること。その膜や、仕上がった出来ばえ・塗り方もいう。
塗り絵・塗絵(ぬりえ)
色を塗って楽しめるように、物の形をかたどる線だけを描いておいた絵。紙に刷った遊び道具で、何枚かを綴じて帳面にしたものもある。
塗りおけ・塗桶(ぬりおけ)
表面を漆で仕上げた桶。
塗り替える・塗替える(ぬりかえる)
一度塗り終えた物の表面を、ペンキなどでもう一度塗って、新しく仕上げ直す。塗りそこなった物をやり直すときにもいう。
塗り隠す・塗隠す(ぬりかくす)
下にある字や物がもう見えないよう、その上に別のものを重ねて塗る。
塗り薬・塗薬(ぬりぐすり)
傷や病気のある皮膚・粘膜に、じかに塗って使う薬。液や軟膏、クリームといった形のものに、薬の成分を混ぜて作る。
塗り込める・塗込める(ぬりこめる)
物を中に収めてから、その上やまわりを塗り固め、外からは中身が知れない形で閉じこめる。また、すき間が残らないよう、塗ってふさぐ。
塗り師・塗師(ぬりし)
漆を塗る仕事で、漆器や、漆を使った細工物を作る職人。塗師(ぬし)。
塗りたくる(ぬりたくる)
量や塗り方の加減を考えずに、べったりと厚く塗ったり、手荒に塗り広げたりする。
塗り立て・塗立て(ぬりたて)
塗り立てる・塗立てる(ぬりたてる)
すみずみまで念入りに塗る。また、そうして見栄えよく整える。
塗り付ける・塗付ける(ぬりつける)
油や薬、のりなどを、こすりながら物の面にくっつける。
塗り潰す・塗潰す(ぬりつぶす)
ある範囲を、もとの地の色や模様を少しも残さず、隅々まで塗って埋める。
塗り箸・塗箸(ぬりばし)
漆を塗って表面を仕上げてある箸。
塗り箸で素麺を食う・塗り箸で芋を盛る(ぬりばしでいもをもる・ぬりばしでそうめんをくう)ことわざ辞典
つかんだそばから逃げていって、いっこうに片がつかない。 道具と相手が噛み合わないときの、いらだちまじりの言い方。 「塗り箸で素麺(そうめん)を食う」「塗り箸で鰻(うなぎ)を挟む」ともいう。
塗り物・塗物(ぬりもの)
木や竹などで形を作り、表面に漆を塗り重ねた器や道具をまとめていう語。漆器。
塗る(ぬる)
ペンキや薬、バターなど、液状やねり状の物を、物の表面に広げるようにして付ける。
恥の上塗り(はじのうわぬり)ことわざ辞典
恥をかいた上にさらに恥をかくこと。 「恥の上書き」「恥の掻き上げ」「恥の恥」ともいう。
塗す(まぶす)
粉などを表面全体にまんべんなくつける。
塗れ(まみれ)
名詞の下に付いて、あるものが一面にくっついて汚れた状態になることを表す。
塗れる(まみれる)
汗・泥・ほこりなどが一面について汚れる。
眉に唾を塗る(まゆにつばをぬる)ことわざ辞典
だまされまいと用心し、相手の話をうのみにしないこと。眉につばをつけておけば、狐や狸にたぶらかされないとされた古い言い伝えにちなむ。言い方には「眉に唾を塗る」「眉に唾する」もある。
目塗り(めぬり)
物と物との継ぎ目にあるすき間を、何かを塗ってうめること。多くは、火事のとき、土蔵の中へ炎が及ぶのを防ごうと、扉のまわりのすき間を塗って閉じることをいう。
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