落ちとは
落ち
おち
言葉 | 落ち |
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読み方 | おち |
意味 | 本来あるはずのものがないこと。また、そのなくなったもの。手抜かり。手落ち。 そこから逃げること。 物事が最後に行き着くところ。終わり。結末。 落語などで話をしめる洒落の部分。さげ。 |
使用漢字 | 落 |
落ちを含む故事・ことわざ・慣用句
鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
せっかくの努力がつまらないことで報われなくなることのたとえ。また、長い間の努力が十分に報われないことのたとえ。 「精進落ち」は菜食で身を慎む精進期間が終わって、魚肉類を食べること。 精進期間中に鰯のようなつまらない魚をうっかり食べてそれまでの努力を無駄にするとの意から。また、精進期間が終わったのに鰯のようなつまらない魚で祝いをするとの意から。
落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
怖いと思えば、なんでもないものまで怖く感じることのたとえ。戦に負けて逃げる落ち武者は、揺れるすすきの穂まで怖がるということから。
落ちをつける(おちをつける)
物語や笑い話などの結末を効果的に終わらせること。