「出す」の意味・対義語

「出す」(だす)の意味・読み方を解説します。対義語もあわせて確認できます。
出す
だす
| 言葉 | 出す |
|---|---|
| 読み方 | だす |
| 意味・例文 |
|
「出す」の対義語(反対語)
- だす出す

- いれる入れる・容れる
※広義での対義語(反対語)も含まれます。
「出す」で使われている漢字
| 部首 | 凵部(かんにょう・うけばこ・かんがまえ) |
|---|---|
| 画数 | 5画 |
| 音読み | シュツ / スイ |
| 訓読み | だ(す) / で(る) / いだ(す) / い(づ) |
| 意味 | だす。内側から外側にだす / だす。捨てる。追いだす / でる。内側から外側にでる など |
「出す(だす)」の他の読み方
「出す(だす)」を含む故事・ことわざ・慣用句
足を出す(あしをだす)
予算以上使って赤字になること。
暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)
区別がつきにくいこと。また、動作が鈍いこと。 暗い所に黒い牛がいても姿がはっきりしないことから。 単に「暗がりから牛」、または「暗がりの牛」「闇から牛を引き出す」「暗闇から牛を引き出す」ともいう。
尻尾を出す(しっぽをだす)
隠し事がばれること。
亭主の好きを客に出す(ていしゅのすきをきゃくにだす)
自分の好きなものは相手も好きだと思い込んでしまい、無理に押しつけがちであるということ。 主人の好物を客にふるまうことから。
盗人と言えば手を出す(ぬすびとといえばてをだす)
他人に盗人と言われて、手を出して暴れるような者は本当に盗人であるということ。
楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
自ら災いや騒ぎを引き起こしてしまうたとえ。「楽屋」は、内部の意。
袖から手を出すも嫌い(そでからてをだすもきらい)
並外れて物惜しみをする人のたとえ。 財布を開くどころか、袖口から手を見せることさえ渋るという意から。
出すことは舌を出すのも嫌い(だすことはしたをだすのもきらい)
ひどくけちなことのたとえ。 金を出すのはもちろん、舌を出すのも嫌いとの意から。
角を出す(つのをだす)
女性がやきもちを焼くこと。 能楽で、嫉妬に狂った女性の生き霊が角のある鬼になることから。 「角を生やす」ともいう。
腹が立つなら親を思い出すが薬(はらがたつならおやをおもいだすがくすり)
腹が立って怒りそうになったときには親のことを思い浮かべると、問題を起こして心配をかけたくないという気持ちになって、怒りをしずめることができるということ。 「腹が立つなら親を思い出すが薬」ともいう。
火は火元から騒ぎ出す(ひはひもとからさわぎだす)
最初に騒ぎ出した者が、事件の張本人であることが多いということ。火事の時、まず火元の家人が騒ぎ立てることから。
藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)
余計なことをして、かえって思わぬ災難を招くことのたとえ。 「藪をたたいて蛇を出す」とも、略して「藪蛇」ともいう。
本丸から火を出す(ほんまるからひをだす)
内部から崩れて自滅することのたとえ。「本丸」は、城の中心部で、そこから火事を出すということから。
助け舟を出す(たすけぶねをだす)
人が困っているときに力を貸して助ける。
顎を出す(あごをだす)
疲れ果てる。 歩き疲れて足が動かず、あごを前につき出したような恰好になることから。
駄目を出す(だめをだす)
演劇などで、俳優の演技を指摘したり、注文をつけたりすること。 転じて、悪い点を指摘したり、やり直させたりすること。
ちょっかいを出す(ちょっかいをだす)
横から余計なことをしたり、言ったりすること。 または、遊び半分の気持ちで異性に手を出すこと。 「ちょっかい」は猫が前足でじゃれる時の動きをいう言葉。
色気を出す(いろけをだす)
うまくいけば物事が都合よくいくかもしれないと欲を出す。 また、あるものに対して興味や関心を示す。
奥の手を出す(おくのてをだす)
とっておきの方法や手段を用いること。
手を出す(てをだす)
ある物事に進んで関わりを持つこと。 または、暴力を振るうこと。 また、女性と関わりを持つために近づくこと。言い寄ること。
顔を出す(かおをだす)
人を訪問したり、会合などに出席したりすることのたとえ。 顔や姿をその場にあらわす意から。
生地を出す(きじをだす)
何かのきっかけで、本来その人が持っている性格や隠していた本性があらわれること。 「生地を出す」ともいう。
鼻声を出す(はなごえをだす)
女性が男性に甘えた声を出すこと。
切り札を出す(きりふだをだす)
いざという時に有力な手段を使うこと。 「切り札」はトランプなどのカードゲームでの強力な札のこと。
口に出す(くちにだす)
思っていることを言葉にして話すこと。
口を出す(くちをだす)
他人が話しているところへ割り込み、自分の意見を述べること。口出しをすること。
膿を出す(うみをだす)
組織や団体などの悪い慣習を根本から取り除くこと。
引き合いに出す(ひきあいにだす)
比べたり、参考にしたり、証拠にしたりするために、例として持ち出すこと。
陰で舌を出す(かげでしたをだす)
その人の前ではお世辞などを言って機嫌をとり、いない所では悪口をいったり馬鹿にしたりすること。
膝を乗り出す(ひざをのりだす)
相手の提案などに興味をひかれて乗り気になること。
暇を出す(ひまをだす)
使用人に休みを与えること。 または、解雇すること。 また、離縁すること。
舌を出す(したをだす)
その人がいない所で馬鹿にしたり、笑ったりすること。 または、恥ずかしさなどを誤魔化すためにする動作。
襤褸を出す(ぼろをだす)
隠していた欠点や失敗などを見せてしまうこと。
精を出す(せいをだす)
仕事や学問などに懸命に取り組むこと。精一杯励むこと。
一歩を踏み出す(いっぽをふみだす)
(目的や目標に向けて)新しいことを始める。着手する。
肺肝を出す(はいかんをいだす)
真心を打ち明けること。本心をさらけ出して語ること。 「肺肝」とは肺と肝臓の意で、転じて心の奥にある思いのこと。
火を出す(ひをだす)
うっかり手元から燃え広がらせる。自分の住まいや持ち場が火元になる場合をいう。
暗がりの恥を明るみへ出す(くらがりのはじをあかるみへだす)
口をつぐんでいれば表に出ずに終わった失態を、自分から世間の目にさらしてしまうこと。
小家から火を出す(こいえからひをだす)
日ごろ誰の目にも留まらない者が、世間を騒がす大事の火元になるたとえ。また、そうした者が思わぬ大仕事をやり遂げるたとえ。 粗末な小家の失火が、町を焼くほどの大火に広がることから。
