寂滅とは
寂滅
じゃくめつ
言葉 | 寂滅 |
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読み方 | じゃくめつ |
意味 | 全ての煩悩を打ち消して悟りの境地に至ること。涅槃。 命を落とすこと。死ぬこと。 |
活用 | 「―する」 |
使用漢字 | 寂 / 滅 |
寂滅を含む四字熟語
寂滅為楽(じゃくめついらく)
仏教語で煩悩を滅した悟りの境地に、真の安楽があるということ。 「寂滅」は「涅槃(ねはん)」と同じ意味で、煩悩を滅した悟りの境地、「為楽」は楽しみをなすという意味。
畢竟寂滅(ひっきょうじゃくめつ)
悟りを極めて境地にたどり着くこと。 「畢竟」は究極のという意味。 「寂滅」は煩悩を全てなくすことで得られる心の静かさのこと。
清浄寂滅(しょうじょうじゃくめつ)
道家と仏家の教え。 「清浄」は清浄無為という道家の老子の教え。 「寂滅」は寂滅為楽という仏家の教え。
涅槃寂滅(ねはんじゃくめつ)
仏教で基本的教義である三法印や四法印の中の一つで、煩悩のない悟りの境地は静かで穏やかな世界であるということ。 「涅槃」は梵語のニルヴァーナの音訳で、煩悩の炎を吹き消すという意味から、悟りの境地のこと。 「寂滅」は悟りの境地に入ること。
「寂」を含む言葉・熟語
- 心寂しい・心淋しい(うらさびしい)
- 閑寂(かんじゃく)
- 口寂しい・口淋しい(くちさびしい)
- 寂しい・淋しい(さびしい・さみしい)
- 寂びる(さびる)
- 寂れる・淋れる(さびれる)
- 示寂(じじゃく)
- 寂然(じゃくねん)
- 静寂(せいじゃく)
- 寂然(せきぜん)
- 寂として(せきとして)
- 寂寞(せきばく・じゃくまく)
- 寂寥(せきりょう)
- 入寂(にゅうじゃく)
- 幽寂(ゆうじゃく)
- 空寂(くうじゃく)
- さび・寂(さび)
- 寂寂(じゃくじゃく)
- 寂静(じゃくじょう)
- 寂する(じゃくする)
- 寂寞(じゃくまく)
- 寂光(じゃっこう・じゃくこう)
- 浄寂光土(じょうじゃっこうど)
- 寂寂(せきせき)
- 物寂しい・物淋しい(ものさびしい)
「滅」を含む言葉・熟語
- 討ち滅ぼす(うちほろぼす)
- 煙滅(えんめつ)
- 壊滅・潰滅(かいめつ)
- 撃滅(げきめつ)
- 死滅(しめつ)
- 生滅(しょうめつ)
- 消滅(しょうめつ)
- 自滅(じめつ)
- 衰滅(すいめつ)
- 殲滅(せんめつ)
- 絶滅(ぜつめつ)
- 全滅(ぜんめつ)
- 入滅(にゅうめつ)
- 廃滅(はいめつ)
- 不滅(ふめつ)
- 滅びる・亡びる(ほろびる)
- 滅ぶ・亡ぶ(ほろぶ)
- 滅ぼす・亡ぼす(ほろぼす)
- 明滅(めいめつ)
- 滅入る(めいる)
- 隠滅(いんめつ)
- 幻滅(げんめつ)
- 掃滅・剿滅(そうめつ)
- 族滅(ぞくめつ)
- 罪滅ぼし・罪滅し(つみほろぼし)
- 点滅(てんめつ)
- 破滅(はめつ)
- 必滅(ひつめつ)
- 覆滅(ふくめつ)