「詞」の意味

「詞」(ことば)の意味・読み方を解説します。

言葉詞
読み方ことば
意味・例文

1番能や狂言のほか、浄瑠璃などの謡い物や語り物で、旋律に乗せて歌い上げるところとは別に、決まった節回しをつけず、声の高低や強弱だけで唱えるところ。人物どうしの受け答えや、ひとりで思いを述べるくだりに多い。

2番物語や小説で、出来事の流れや場面のようすを書き記す地の文とは分けて、登場人物の話した言葉を写すかたちで記した部分。
「この短編は詞がほとんどなく、地の文だけで進む」

3番和歌などの歌と並べて、ふつうの文章で書き添えたところ。歌を集めた本であれば、歌の前に置く詞書がそれに当たる。また、絵巻物の中の、描かれた場面を文字で説き明かす部分。

4番中世の歌学や連歌の論で使われた、語の分け方の呼び名で、てにをはと対をなす側をいう。それ自体で物事や動き、ありさまを表す語で、いまの体言と用言に当たる。連歌の論では、とくに今の用言に当たる語をいい、物の名と「てにをは」を加えた三つの組で語を分けた。

補足「言葉」と同じ語を書き分けたもので、上のような意味では多く「詞」の字を当てる。今の文法で自立語を指す語は「し」と読む(詞(し))。

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「詞」で使われている漢字

部首 言部(訁:ごんべん)
画数 12画
音読み シ
訓読み ことば
意味 ことば。単語。文章 / ことば。文章。単語をつなげたもの など

「詞(ことば)」の他の読み方

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