「樟・楠」の意味

「樟・楠」(くすのき・くす)の意味・読み方を解説します。
樟
/楠
くすのき
/くす
| 言葉 | 樟・楠 |
|---|---|
| 読み方 | くすのき・くす |
| 意味 | 一年じゅう緑の葉を茂らせる大きな木。日本では関東より西の暖かな地方に多く、台湾や中国の南部などにも分布する。育つのが早いうえに長生きで、高さは二十メートルほど、ときにそれを超え、幹の直径が数メートルに及ぶ巨木もある。木全体に樟脳の成分を含んでおり、葉をちぎったり揉んだりすると、その香りがはっきりと立つ。卵形の葉は先がとがって表につやがあり、根もと近くで三つに分かれた筋がよく目立つ。初夏、その年に伸びた枝の葉のわきから花の柄を出し、黄色みがかった淡い色の小花をたくさんつけ、秋には黒紫色の丸い実が熟す。幹や根、葉を蒸して樟脳を取り出すほか、材は香りが強く、虫に食い荒らされにくいため、寺や神社の建物、家具、彫刻、楽器、船などに使われてきた。境内や公園、街路にもよく植えられ、神木として祭られる大木や、天然記念物に指定された古木が各地にある。 |
