「楠」を含む熟語・言葉 — 3 件
楠(くす・くすのき)
一年じゅう緑の葉を茂らせる大きな木。日本では関東より西の暖かな地方に多く、台湾や中国の南部などにも分布する。育つのが早いうえに長生きで、高さは二十メートルほど、ときにそれを超え、幹の直径が数メートルに及ぶ巨木もある。木全体に樟脳の成分を含んでおり、葉をちぎったり揉んだりすると、その香りがはっきりと立つ。卵形の葉は先がとがって表につやがあり、根もと近くで三つに分かれた筋がよく目立つ。初夏、その年に伸びた枝の葉のわきから花の柄を出し、黄色みがかった淡い色の小花をたくさんつけ、秋には黒紫色の丸い実が熟す。幹や根、葉を蒸して樟脳を取り出すほか、材は香りが強く、虫に食い荒らされにくいため、寺や神社の建物、家具、彫刻、楽器、船などに使われてきた。境内や公園、街路にもよく植えられ、神木として祭られる大木や、天然記念物に指定された古木が各地にある。
楠の木分限、梅の木分限(くすのきぶげん、うめのきぶげん)ことわざ辞典
生長は遅いが、着実に根を張り大木となる楠の木のように堅実な金持ちと、生長が早い梅の木のようなにわか成金のたとえ。「分限」は、「ぶんげん」とも読み、金持ちのこと。
石楠花(しゃくなげ)
高い山に育つ、葉を落とさない木。
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