「羊」を含む熟語・言葉 — 52 件
「羊」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
羊(ひつじ)
ウシ科ヒツジ属の動物。西アジアあたりの山地にいた種を人が飼いならし、家畜として各地へ広まった。群れで行動して草を食べ、細かく縮れた毛が厚く生えるので、刈り取って糸をつむぎ、布に織る。肉や乳も食用になる。
羚羊(かもしか)
日本の山地にすみ、切り立った岩場を身軽に歩きまわる獣。全身が灰色がかった長い毛におおわれ、雄も雌も後方へわずかに反った角を頭に立てる。シカの名がつくが、ウシやヤギに近い。
楽羊啜子(がくようてっし)四字熟語辞典
楽羊が主君への忠義を貫いたという故事のこと。 または、逆に信用されなくなった故事のこと。 「啜」はすすって飲むこと。 中国の戦国時代の魏の将軍の楽羊は、息子を人質にとられた後に吸い物にされ、忠義を尽くすためにその吸い物を飲むと、敵は忠誠心に恐れをなして降伏した。 しかし、息子の吸い物を飲んだために味方から信用されなくなったという故事から。
岐路亡羊(きろぼうよう)四字熟語辞典
進路や方針が多すぎて何を選ぶべきかわからなくなること。 または、学問の道が細かく分かれすぎていて、学問の根本を捉えにくいことのたとえ。 「岐路」は分かれ道のこと。 「亡羊」は羊を見失うこと。 羊が逃げ出し、大勢の人で追いかけたが分かれ道が多く、逃げられてしまったという話を聞いた楊朱は、学問も同じように様々なものに分かれすぎていて、それぞれ根本の部分は同じなのにそれを忘れ、理解できなくなっていると言ったという故事から。
羊蹄(ぎしぎし)
道端や川べりに立つ丈一メートルほどの草。太くて長い根を地中へ下ろす。
葛羊羹(くずようかん)
群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)ことわざ辞典
頭数ばかりをそろえて、力量の隔たった相手へ攻めかかること。多くは、そうした企ての無駄をいう。羊の群れをけしかけて猛虎に当たらせる図から。
牽羊悔亡(けんようかいぼう)四字熟語辞典
本性のままにさせず、正しい方向を教えて導けば、後悔するような出来事にあわなくてすむということ。 「牽羊」は羊を引っ張るという意味で、羊は本能的に他の羊とぶつかって、角が絡むまで前進し続けるので、羊飼いは羊を導く必要があるということ。 「悔亡」は後悔することがなくなるということ。 「羊(ひつじ)を牽(ひ)けば悔い亡(ほろ)びん」とも読む。
告朔の餼羊(こくさくのきよう)ことわざ辞典
古くからのしきたりは、むやみに廃止すべきではないということ。また、形式ばかりで実質がないしきたりのこと。 「告朔」は、古代中国で、諸侯が天子から受け取った新しい年の暦をいったん祖先の廟に納め、毎月一日に祭事を行い、その月の暦を国内に施行した儀式のこと。 「餼羊」は、その祭事に供えるいけにえの羊。 告朔の意義が廃れて羊を供える儀式だけが残った時、いけにえを廃止しようとしたが、孔子が告朔の儀式が全て廃れてしまうのを惜しんだという故事から。
告朔餼羊(こくさくのきよう)四字熟語辞典
昔から続いている習慣や行事などを理由もなく止めるべきではないということのたとえ。または、実質がなくなっていて形式だけが残っていることのたとえ。 「告朔」は、古代中国で、諸侯が天子から受け取った新しい年の暦をいったん祖先の廟に納め、毎月一日に祭事を行い、その月の暦を国内に施行した儀式のこと。 「餼羊」は、その祭事に供えるいけにえの羊。 告朔の意義が廃れて羊を供える儀式だけが残った時、いけにえを廃止しようとしたが、孔子が告朔の儀式が全て廃れてしまうのを惜しんだという故事から。
虎豹豈犬羊の欺きを受けんや(こひょうあにけんようのあざむきをうけんや)ことわざ辞典
器量の据わった人物が、格下の浅知恵で言いくるめられるはずがない、と反語の形で言い放つ。
羊質虎皮・虎皮羊質(こひようしつ・ようしつこひ)四字熟語辞典
外見は立派だが、中身が伴わないこと。 虎の皮を羊に被せることから。 「虎皮羊質」ともいう。
羊歯(しだ)
シダ類に分類される植物の総称。花をつけず、胞子によって増える。ウラジロやワラビ、ゼンマイなど。
十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)四字熟語辞典
人口の割に役人が多すぎることのたとえ。 十頭の羊に九人の羊飼いという意味から。
順手牽羊(じゅんしゅけんよう)四字熟語辞典
わずかな隙も見のがさず、手近な利益を確実に取っていくこと。 「順手」は手の動きのついでにということ。 「牽羊」は羊を引いていくこと。 通りすがりに、そこにいた羊をついでに引いて帰るという意味から。 大きな戦いの陰にできた小さな隙を拾い集める策略をいう。 兵法三十六計の第十二計。 「手(て)に順(したが)いて羊(ひつじ)を牽(ひ)く」とも読む。
多岐亡羊(たきぼうよう)四字熟語辞典
進路や方針が多すぎて何を選ぶべきかわからなくなること。または、学問の道が細かく分かれすぎていて、学問の根本を捉えにくいことのたとえ。 「多岐」は分かれ道が多いこと。 「亡羊」は羊に逃げ切られること。 羊が逃げ出し、大勢の人で追いかけたが分かれ道が多く、逃げられてしまったという話を聞いた楊朱は、学問も同じように様々なものに分かれすぎていて、それぞれの根本は同じなのにそれを忘れ、理解できなくなっていると言ったという故事から。 「岐(き)多くして羊(ひつじ)を亡(うしな)う」とも読む。
羝羊触藩(ていようしょくはん)四字熟語辞典
勇気だけで勢いよく突き進む人は、どうすることもできない状況に陥るということのたとえ。 または、どうにもできない状況のたとえ。 「羝羊」は雄の羊。 「触藩」は生垣に突っ込むこと。 雄の羊が勢いよく生垣に突っ込んで、角が引っかかって動けなくなるということから。 「羝羊(ていよう)藩(まがき)に触(ふ)る」とも読む。
屠所の羊(としょのひつじ)ことわざ辞典
屠殺場に引かれていく羊のように、刻々と死期が近づいてくることのたとえ。また、打ちひしがれて気力をなくしていることのたとえ。
屠所之羊(としょのひつじ)四字熟語辞典
次第に死期に近づいていくことのたとえ。 屠殺場に連れて行かれる羊という意味から。
屠羊之肆(とようのし)四字熟語辞典
自分の身の程に相応しい仕事のたとえ。 「屠」は獣を殺すこと。 「肆」は店のこと。 羊を殺して肉を売る店という意味。 中国の春秋時代、国を追われた楚の昭王のお供をしていた羊肉屋の説は、昭王が王に返り咲いたときに褒賞を与えられたが、「羊肉屋に戻れるだけで十分です」と言い、褒賞を受け取らなかったという故事から。
読書亡羊(どくしょぼうよう)四字熟語辞典
重要なことを忘れて、他のことに夢中になること。 「亡羊」は羊に逃げられること。 羊の見張りをしていた二人の男は、一人は読書に、一人は博打に夢中になって見張りを忘れて、羊に逃げられてしまったが、逃げられたという点では、読書も博打も同じ罪であるということから。 「書を読みて羊(ひつじ)を亡(うしな)う」とも読む。
肉袒牽羊(にくたんけんよう)四字熟語辞典
降伏してその相手に臣下にしてほしいと請い願うこと。 「肉袒」は上半身を脱ぎ裸になることで、どんな罰でも受けるという降伏の意思を表すこと。 「牽羊」は羊をひくという意味で、料理人になり仕えたいという意思を表すこと。
煉羊羹(ねりようかん)
羊雲(ひつじぐも)
羊の歩み(ひつじのあゆみ)ことわざ辞典
一足ごとに終わりへ近づいていく足取り。転じて、押しとどめようもなく過ぎ去る歳月。屠所へ送られる羊の歩みに人の一生を映した仏典の言葉。
羊をして狼に将たらしむ(ひつじをしておおかみにしょうたらしむ)ことわざ辞典
気弱な者を強者の群れの上に据えても、下は本気で動かないということ。 漢の高祖が太子に諸将を率いさせようとした際、それでは羊に狼の指揮を執らせるようなもので誰も命を懸けはすまい、と諌められた。
羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)ことわざ辞典
小さな物を大きな物の代わりにするたとえ。また、本質に変わりがないが、工夫して少しでも良くしようとするたとえ。いけにえの牛をあわれんで羊を代用するということから。
亡羊(ぼうよう)
亡羊の嘆(ぼうようのたん)ことわざ辞典
学問の道があまりにも幅広いため、真理をとらえることの難しさを嘆くこと。また、どうしてよいかわからず、途方に暮れて嘆くことのたとえ。 逃げた羊を追いかけたが、道がいくつも分かれていたため途方に暮れたという故事から。
亡羊之嘆(ぼうようのたん)四字熟語辞典
進路や方針が多すぎて何を選ぶべきかわからなくなること。 または、学問の道が細かく分かれすぎていて、学問の根本を捉えにくいことのたとえ。 「亡羊」は羊を見失うこと。 羊が逃げ出し、大勢の人で追いかけたが分かれ道が多く、逃げられてしまったという話を聞いた楊朱は、学問も同じように様々なものに分かれすぎていて、それぞれ根本の部分は同じなのにそれを忘れ、理解できなくなっていると言ったという故事から。
望羊之嘆(ぼうようのたん)四字熟語辞典
はるか上を見上げて嘆き悲しむこと。または、どうにもできない状況を嘆くこと。 「望洋」は上を見上げること。または、広大で果てしない様子。 偉大な人物や学問などを前にして、自身の度量の少なさを感じて嘆くことをいう。 「望陽之嘆」、「望羊之嘆」、「望佯之嘆」とも書く。
亡羊補牢(ぼうようほろう)四字熟語辞典
失敗した後に悪い部分を改善すること。 または、失敗してもすぐに改めれば、過ちが大きくならずにすむということのたとえ。 羊が囲いから抜けて、逃げられた後に囲いを修理するという意味から。 「羊(ひつじ)を亡(うしな)いて牢を補う」とも読む。
牧羊(ぼくよう)
迷える羊(まよえるひつじ)ことわざ辞典
導く者を失い、行くべき方角を見失った人。 百匹の羊のうち一匹が迷い出れば、飼い主は九十九匹を山に残してその一匹を探しに行く、というイエスのたとえによる。
水羊羹(みずようかん)
寒天を煮とかし、あんと砂糖をまぜて型に流し、冷やし固めたやわらかい羊羹。
蒸し羊羹(むしようかん)
あんに小麦粉などを入れて蒸したようかん。
綿羊・緬羊(めんよう)
家畜の羊。特に羊毛のために家畜化されているもの。
山羊鬚(やきひげ)
ヤギのあご下の長い毛のように、あご下の先に長く生やしたひげ。
山羊(やぎ)
西アジアの岩場にすんでいた野生のやぎを、人が家畜にしたもの。
羊羹(ようかん)
餡(あん)に砂糖を加え、蒸したり練ったりして固めた和菓子。
羊裘垂釣(ようきゅうすいちょう)四字熟語辞典
世間から離れてのんびりと暮らす隠者のたとえ。 「羊裘」は羊のかわごろも、「釣」は釣り針のこと。 羊のかわごろもを着て釣り糸を垂れることから。
羊很狼貪(ようこんろうどん)四字熟語辞典
荒々しく道理に背き、どこまでも貪欲なこと。 「羊很」は乱暴な羊のように荒々しく、命令に従わずに道理に背くこと。 「狼貪」は狼のように欲深くむさぼること。
羊水(ようすい)
妊娠時に子宮の羊膜内を満たす液体。胎児を保護し、出産を容易にする。
羊腸(ようちょう)
羊の腸のように、山道などが曲がりくねっていること。
羊腸小径(ようちょうしょうけい)四字熟語辞典
曲がりくねっている山道や小道のこと。 「径」は道のことで、羊の腸のような道という意味から。
羊頭(ようとう)
羊のあたま。
羊頭狗肉(ようとうくにく)四字熟語辞典
外見は立派だが中身が釣り合っていないこと。 「羊頭を懸げて狗肉を売る」の略語で、羊の頭を看板に掲げていながら実際には犬の肉を売るという意味から。
羊頭を懸けて狗肉を売る・羊頭を掛けて狗肉を売る・羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる・ようとうをかけてくにくをうる)ことわざ辞典
軒先に吊るしてあるのは羊の頭なのに、客の手に渡るのは犬の肉である。人目を引くために並べた品と、手渡される品とが別であるたとえ。 「羊頭を掛けて狗肉を売る」「羊頭を掲げて狗肉を売る」ともいい、縮めて羊頭狗肉という。
羊肉(ようにく)
ひつじの肉。マトン。
羊皮紙(ようひし)
羊などの皮をなめして作り、紙のかわりに使ったもの。パーチメント。
羊膜(ようまく)
子宮内で胎児を包んでいる薄い膜。
羊毛(ようもう)
羊から刈り取った毛。毛糸・毛織物の原料。ウール。
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