「舌」を含む熟語・言葉 — 88 件
「舌」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
舌(した)
動物の口の中にある器官。人の場合は物の味を認識し、咀嚼や発声などに必要な器官。
悪舌(あくぜつ)
冷たく、きつい言い方。悪口。
一口両舌(いっこうりょうぜつ)四字熟語辞典
前に話した内容と、後で話した内容とが食い違っていること。 以前に言ったことと違うことを、平気で言う人のこと。 一つの口に二つの舌があるということから。
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる・嘘を言うと閻魔様に舌を抜かれる(うそをいうとえんまさまにしたをぬかれる・うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)ことわざ辞典
嘘をつくと、死んでから地獄の閻魔大王に悪い舌を抜かれる。だから嘘をついてはいけないと、子どもを戒めたことば。
陰で舌を出す(かげでしたをだす)ことわざ辞典
その人の前ではお世辞などを言って機嫌をとり、いない所では悪口をいったり馬鹿にしたりすること。
滑舌(かつぜつ)
演劇などで言葉を発するときの滑らかさ。
箝口結舌(かんこうけつぜつ)四字熟語辞典
口を閉じて何も言わないこと。 「箝口」と「結舌」はどちらも何も言わないことで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
顔常山舌(がんじょうざんのした)四字熟語辞典
辛い処罰を受けても、君主や国への忠義を貫き通すこと。 「顔常山」は顔杲卿という人物のこと。 中国の唐の顔杲卿は、反乱軍の安禄山に捕らえられても、唐への忠義を曲げず、安禄山を罵倒したため舌を切られるという処罰を受けたが、それでもなお罵倒を続けたという故事から。
吃舌(きつぜつ)
どもること。吃人。
金口木舌(きんこうぼくぜつ・きんこうもくぜつ)四字熟語辞典
すぐれた言論で人々を指導する人のたとえ。 金属の口に、舌の形をした木製の振り子でできた大きな鐘のことで、古代中国で新しい政令を出すときにこの鐘を鳴らして人々に知らせていたということから。
口舌(くぜつ)
言葉で喧嘩すること。口げんか。言い争い。
口は虎、舌は剣(くちはとら、したはつるぎ)ことわざ辞典
ものの言いようひとつで人を噛み、自分をも斬るということ。 口は虎、舌は剣と並べて、言葉の荒々しさと鋭さを二つに分けて示した言い方。放てば相手に食いつき、返す刃で自分を傷つける。
賢者は長い耳と短い舌を持つ(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)ことわざ辞典
物のわかった人は、耳を大きく持ち、舌は小さく持つ。人の話は残らず受け取るが、こちらから並べる言葉は切り詰める。英語の言い回しを日本語に移した言い方。
口舌(こうぜつ)
話の仕方。口先。口振り。
口舌の争い・口舌の爭い(こうぜつのあらそい)
言葉の争い。口論。
口舌の労・口舌の勞(こうぜつのろう)
口先で立てた功績。
揺唇鼓舌・揺脣鼓舌・鼓舌揺唇・鼓舌揺脣(こぜつようしん・ようしんこぜつ)四字熟語辞典
好き放題に思ったことを喋ること。 「鼓舌」は舌を鳴らして喋ること。 「揺脣」は唇を動かすこと。 どちらも勢いよく喋ることのたとえ。 「揺脣」は「揺唇」とも書く。 「揺脣鼓舌(揺唇鼓舌)」ともいう。
三寸の舌に五尺の身を亡ぼす・三寸の舌に五尺の身を滅ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)ことわざ辞典
口を滑らせた一言が跳ね返り、築き上げた地位も暮らし向きも根こそぎ奪ってしまう。
三寸の舌を掉う(さんずんのしたをふるう)ことわざ辞典
大いに弁舌をふるうこと。
舌打ち(したうち)
腹立たしい時や食べ物を味わう時などに、上顎につけた舌を勢いよく離して音を出すこと。
舌が肥える(したがこえる)ことわざ辞典
味が良いものや質の高いものなどを食べ慣れていて、味の良し悪しに対する感覚が鋭くなること。 「舌が肥える」ともいう。
舌が回る(したがまわる)ことわざ辞典
滞ることなく滑らかに喋ること。 または、話が巧みであること。 「舌が回る」ともいう。
舌先(したさき)
舌の先。
舌先三寸(したさきさんずん)四字熟語辞典
口先だけで誠実さがなく、巧みな弁舌のこと。 口だけで相手をうまくあしらったり、丸め込んだりすること。
舌三寸に胸三寸(したさんずんにむねさんずん)ことわざ辞典
口から出るわずかな言い回しと、ふと浮かんだ思案。その二つが物事の行方を決めてしまうのだから、どちらも粗略に扱ってはならない。
舌触り(したざわり)
口の中に入れた物が舌に触れたときの感覚。
舌たらず・舌足らず(したたらず)
言葉をうまく発音できない話し方。また、その様子。
舌たるい(したたるい)
喋り方が甘えているような様子。
舌代(しただい)
飲食店の値段表などの一番初めに書く、簡単な挨拶。
舌鼓(したつづみ・したづつみ)
非常に味のよいものを食べ、その味に感動して思わず舌を鳴らすこと。
舌鼓を打つ(したつづみをうつ・したづつみをうつ)ことわざ辞典
美味しい物を食べて満たされる様子。美味しい物を食べて舌の音を鳴らすという意味から。 「舌鼓」は「したづつみ」とも読む。
舌長(したなが)
舌なめずり・舌舐り(したなめずり)
唇の周辺を舐めること。特に美味しいものを食べる前や後などに行うものをいう。
舌の剣は命を絶つ(したのつるぎはいのちをたつ)ことわざ辞典
舌は刃物と同じで、そこから放たれた一言が人の命さえ奪いかねないということ。 刃を交えずに人を倒してしまうものだけに、口の利きようには重々気を配らねばならない。
舌の根の乾かぬうち・舌の根も乾かぬうち・舌の根も乾かぬ内(したのねのかわかぬうち・したのねもかわかぬうち)ことわざ辞典
さっき口にした内容とは逆の言動が、間を置かずに出てくる。言い終えた直後だという短さそのものを突いて咎める言い方。
舌は禍の根(したはわざわいのね)ことわざ辞典
わざわいの根をたどっていけば、多くは自分の口から出た一言に行き着くということ。 舌はその根の生えている場所なのだから、うかつに動かすなという戒め。
舌平目・舌鮃(したびらめ)
カレイ目ササウシノシタ科、または、ウシノシタ科の魚の総称。牛の舌のような形をしていて平たい。体長は三〇センチメートルほどで、カレイやヒラメのように片方に目が寄っている。身の味はよく、様々な国で食用される。
舌偏(したへん)
舌を出す(したをだす)ことわざ辞典
その人がいない所で馬鹿にしたり、笑ったりすること。 または、恥ずかしさなどを誤魔化すためにする動作。
舌を鳴らす(したをならす)ことわざ辞典
舌を打ち付けて音を出すこと。舌打ちをすること。不満や軽蔑などを隠さずに表す様子。または、美味しい食べ物を食べて満たされる様子。
舌を巻く(したをまく)ことわざ辞典
すばらしさに驚いて、非常に感心するようす。
七嘴八舌(しちしはちぜつ)四字熟語辞典
七つの嘴(くちばし)と八つの舌という意味で、たくさんの意見が色々なところから出ること。 または、多くの人々が喋っている様子。
湿舌(しつぜつ)
湿気を多く含んだ気団。南側から舌の形に伸び、集中豪雨の原因となる。梅雨頃に多い。
歯亡舌存(しぼうぜっそん)四字熟語辞典
柔らかくしなやかなものは、強く硬いものよりも長く存続するということ。 歯が抜けてなくなることはあっても、舌は残り続けるという意味から。 「歯(は)亡(ほろ)びて舌(した)存(そん)す」とも読む。
駟も舌に及ばず(しもしたにおよばず)ことわざ辞典
失言は取り返しがつかないから、言葉には十分気をつけよということ。 「駟」は四頭立ての馬車。 一度口にした言葉は、四頭立ての速い馬車で追っても追いつけないという意味から。 「駟馬も追う能わず(しばもおうあたわず)」ともいう。
酒入舌出(しゅにゅうぜっしゅつ)四字熟語辞典
酒に酔いすぎると口数が多くなって、失言する恐れがあるということを戒めた言葉。 中国の春秋時代の斉の桓公は、大臣たちに酒を振る舞った時に、宰相の管仲は半分ほど飲んで捨てたのを見て、それを咎めると、「酒に深く酔うと失言する恐れがあり、失言して身を捨てるよりは酒を捨てるほうがよい」と答えたという故事から。 「酒(さけ)入(い)れば舌(した)出(い)ず」とも読む。
焦唇乾舌・焦脣乾舌(しょうしんかんぜつ)四字熟語辞典
ひどく悩んで苦労すること。 または、激しい言い争いをすることのたとえ。 唇が焦げて舌が乾くほどに悩み苦しむという意味から。 「唇を焦がし舌を乾かす」とも読む。 「焦脣乾舌」とも書く。
心舌(しんぜつ)
唇槍舌剣・脣槍舌剣(しんそうぜつけん)四字熟語辞典
きつい言い方で相手を強く非難すること。 「脣」は唇のこと。 槍のような唇と剣のような舌との意から。 「脣」は「唇」とも書く。
常山の舌(じょうざんのした)ことわざ辞典
どれほどの責め苦を受けても言うべきことを言いやめない、その一途さ。顔杲卿は安禄山の軍に捕らえられ、面と向かって責め立てるのをやめなかったため舌を抜かれ、それでも声を出そうとして果てたという。
饒舌(じょうぜつ)
よく喋ること。口数が多いこと。お喋り。
饒舌多弁(じょうぜつたべん)四字熟語辞典
口数が非常に多いこと。 「饒舌」と「多弁」はどちらもよく喋るという意味で、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
赤口毒舌(せきこうどくぜつ)四字熟語辞典
激しく非難して、相手を傷つける言葉のこと。 「赤口」は悪口や、他者を傷つけることを言う人の口のこと。 「毒舌」は厳しい皮肉や、悪口のこと。
舌禍(ぜっか)
発した言葉が原因となって受ける災い。
舌耕(ぜっこう)ことわざ辞典
話す力ひとつで暮らしを立てること。人前で語り、教え、演じて得たものが実入りになるさまを、田を耕すのに見立てていう。
舌根(ぜっこん)
舌戦(ぜっせん)
言葉で戦うこと。言い争うこと。
舌苔(ぜったい)
舌の表面にできる苔に似たもの。舌の表皮がはがれたもので、熱病や胃腸病などの時に見られる。
舌端(ぜったん)
舌の先の部分。
舌端月旦(ぜったんげったん)四字熟語辞典
言葉で人を批評すること。 「舌端」は口先、言葉。 「月旦」は人の批評をすること。または、月の始めの日のこと。 中国の後漢の時代の許劭は、若い頃に従兄の許靖や故郷の人を毎月の初めに批評していたという故事から。
舌頭(ぜっとう)
舌の先の部分。
舌頭落地(ぜっとうらくち)四字熟語辞典
仏教の真理は、言葉で全てを言い表すことはできず、それを無理に言葉で説明することは、正しい真理から外れるので危険であるということ。 必要以上に喋ると、舌が地面に落ちるという戒め。 「舌頭(ぜっとう)地に落(お)つ」とも読む。
舌弊耳聾・舌敝耳聾(ぜっぺいじろう)四字熟語辞典
話が回りくどくて分かりづらいことのたとえ。 または、年老いて衰えたことを言い表す。 「舌敝」は舌がぼろぼろに破れる。 「耳聾」は耳が聞こえなくなること。 話す側が疲れて、聞く方も飽きるという意味から。 「舌弊耳聾」とも書く。
舌鋒(ぜっぽう)
相手の心や感覚に強く突き刺さる勢いのある弁舌。鋭い弁舌。
舌咽神経(ぜついんしんけい)
舌癌(ぜつがん)
舌代(ぜつだい)
口に出して言う代わりに文字で書き表したもの。特に飲食店などで値段表の初めに書く挨拶の文を指す。
出すことは舌を出すのも嫌い(だすことはしたをだすのもきらい)ことわざ辞典
ひどくけちなことのたとえ。 金を出すのはもちろん、舌を出すのも嫌いとの意から。
長広舌(ちょうこうぜつ)
長々としゃべり続けること。
長広舌を振るう・長広舌を揮う(ちょうこうぜつをふるう)ことわざ辞典
滞ることなく、長々としゃべり続けること。 「長広舌」は「広長舌」が転じた言葉。
長舌三寸(ちょうぜつさんずん)四字熟語辞典
人前ではお世辞をいい、その裏では馬鹿にして笑うこと。 「長舌」は思ってもいないお世辞をいうこと。 「三寸」は長さが短いということから、舌先でお世辞をいうことのたとえ。
杜口結舌(とこうけつぜつ)四字熟語辞典
権勢をふるっている人には、わざわざ何か言ったりしないことのたとえ。 「杜口」は口を塞ぐこと。 「結舌」は舌を動かさないこと。 どちらも何も言わないという意味。 「口を杜(ふさ)ぎ舌を結ぶ」とも読む。
瞠目結舌(どうもくけつぜつ)四字熟語辞典
激しく驚いて呆れること。 「瞠目」は大きく目を開いて見るということから、驚くこと。 「結舌」は舌を結ぶという意味から、舌が動かなくなって、声も出ない様子。
毒舌(どくぜつ)
手厳しい皮肉や悪口。
南蛮鴃舌(なんばんげきぜつ)四字熟語辞典
うるさいだけで理解できない言葉という意味。 話している内容がわからない外国語を蔑んでいう言葉。 「南蛮」は南方の異民族の蔑称。 「鴃舌」は百舌(もず)のさえずりのこと。 南方の異民族がよくわからない言葉で話している様子を、百舌の騒がしい鳴き声にたとえたもの。
二枚舌を使う(にまいじたをつかう)ことわざ辞典
矛盾したことを言うこと。また、嘘をつくこと。
猫舌(ねこじた)
熱い食べ物や飲み物が苦手なこと。また、その人。猫は熱いものを嫌うことから言われる。
歯亡びて舌存す・歯亡び舌存す(はほろびしたそんす・はほろびてしたそんす)ことわざ辞典
硬く強いものほど先に欠けてしまい、しなやかなものが後まで残る。力で押し通す構えより、受け流す構えのほうが結局は身を保つ。
筆舌(ひつぜつ)
文字に書いたり口で語ったりして、言葉に表すこと。また、そうした文や話。
筆舌に尽くし難い(ひつぜつにつくしがたい)ことわざ辞典
文章でも言葉でも十分に表現できないということ。「筆舌」は、文章と言葉の意。
