「腹」を含む熟語・言葉 — 221 件
「腹」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
腹(はら)
赤腹(あかはら)
赤みを帯びた腹。また、そういう腹をもつ生き物の通称。
商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)ことわざ辞典
物の売り買いでは、売る側は初めに高めの値段を言ってから少しずつまけていき、買う側は初めに低い値段を言ってから少しずつ上げていって、その間で値段が決まるのがふつうだということ。 ここでの「下より這う」は、低いところからはい上がるように、買う側が値を上げていくようすを表している。売り手の言う値段には上乗せがふくまれていると見る点で、商人の空値にも通じる。
後腹(あとばら)
出産後の腹や腹痛。
後腹が病める(あとばらがやめる)ことわざ辞典
物事が終わったあとにも、出費がかさんだり、障害が生じたりして苦しむこと。 「後腹」は産後の腹痛のこと。 物事が落ち着いた後の出費や障害を、産後の腹痛にたとえた言葉。
牝牛に腹突かれる・黄牛に腹突かれる(あめうしにはらつかれる・めうしにはらつかれる)ことわざ辞典
油断していた相手に不意打ちされ、ひどい目に遭うたとえ。 雄牛に比べておとなしい牝牛に、突然腹を突かれることから。
按腹(あんぷく)
腹部を押したりさすったりして行う按摩(あんま)の方法。
諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)ことわざ辞典
口喧嘩の絶えない夫婦でも、子だけは次々と授かる。
痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)ことわざ辞典
やましいところがないのに疑いをかけられること。 腹痛でもないのに、痛いところはどこかと探られるとの意から。
一腹(いっぷく)
きょうだいを産んだのが、ひとりの母であるという間柄。同腹。
異腹(いふく)
兄弟で父親は同じだが母親が違うこと。腹違い。
思うこと言わねば腹ふくる・物言わねば腹ふくる・言わねば腹ふくる(いわねばはらふくる・おもうこといわねばはらふくる・ものいわねばはらふくる)ことわざ辞典
思っていることを我慢して言わずにいると、腹の中の物がつかえているようですっきりしないということ。 「物言わねば腹ふくる」「言わねば腹ふくる」ともいう。
飲河満腹(いんかまんぷく)四字熟語辞典
自分の身の丈に合った欲望で満足するべきであるということ。 中国古代の伝説の聖天子尭帝が、許由に天下を譲ろうとすると、動物のもぐらは大きな黄河の水を飲んでも、満腹になればそれ以上は飲まないといって断ったという故事から。 「偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず」を略した言葉。
旨い物は腹にたまる(うまいものははらにたまる)ことわざ辞典
味のよいものほど箸が止まらず、腹におさまったあとで重く感じられる。 また、贅を凝らした膳は少しで足りるということ。
海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)ことわざ辞典
海の魚は腹から、川の魚は背から裂くのがよいということ。
裏腹(うらはら)
背中とお腹。
怨気満腹(えんきまんぷく)四字熟語辞典
恨みの感情が極めて強いこと。 恨みの感情が腹に満ちるという意味から。 「怨気(えんき)腹に満(み)つ」とも読む。
偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそかわにのむもまんぷくにすぎず)ことわざ辞典
欲を出したところで、その身が受け取れる量は初めから知れている。持ち物や地位を求めすぎても仕方がない。 偃鼠、すなわちもぐらが大河に口をつけても、飲めるのは小さな腹に入るきりだ、という原文から。
追い腹・追腹(おいばら)
仕えている君主の死の後をおって、家臣が切腹すること。
男腹(おとこばら)
男の子どもだけを出産する女性。
お腹・御腹(おなか)
「腹」の別称。
お腹一杯(おなかいっぱい)
女腹(おんなばら)
女の子どもだけを出産する女性。
恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)ことわざ辞典
受けた恩に報いるために死ぬ人はいないが、義理人情のためなら死ぬ人はいるということ。
開腹(かいふく)
手術を行うために腹部を切り開くこと。
河魚腹疾(かぎょのふくしつ)四字熟語辞典
内側から腐敗して、国などが崩壊していくこと。 「腹疾」は内臓の病気のこと。 魚は内臓から腐り始めるという意味から。
片腹痛い(かたはらいたい)ことわざ辞典
脇で見ていて、非常にばかばかしく滑稽に感じられるさま。
割股啖腹(かっこたんぷく)四字熟語辞典
自分の行いによって自分を滅ぼすこと。または、目先の利益を得ようとして損をすること。 自分の股を切り取って、自分で食べることから。 民を「股」、君主を「腹」にたとえて、民を苦しめることは君主を滅ぼすことになると説いた言葉。 「啖」は食べさせること。 「股(もも)を割(さ)きて腹に食らわす」とも読む。
割腹(かっぷく)
自分で自分の腹を切ること。切腹。
下腹部(かふくぶ)
かゆ腹・粥腹(かゆばら)
粥しか食べていない腹の状態。力が出ない状態をいう言葉。
粥腹も一時・茶腹も一時(かゆばらもいっとき・ちゃばらもいっとき)ことわざ辞典
わずかなことでも一時しのぎにはなることのたとえ。空腹の時もお茶でしばらくはしのげるということから。
含哺鼓腹(がんぽこふく)四字熟語辞典
人々が豊かな生活をして、平和な世の中を楽しむこと。 「含哺」は口に食べ物を含むこと。 「鼓腹」は腹鼓を打つこと。 満腹になって満たされている様子から。 「哺(ほ)を含み腹(はら)を鼓(こ)す」とも読む。
聞けば聞き腹(きけばききばら)ことわざ辞典
人の噂や取り沙汰は、耳に入れさえしなければ腹も立たないのに、いったん聞いてしまうと腹の虫が収まらなくなる。 「聞き腹」は、聞いたばかりに立てる腹立ちのこと。知らずにいたほうがましだった、という悔いをこめていう。
魚腹(ぎょふく)
魚の腹。または、その中。
魚腹に葬らる(ぎょふくにほうむらる)ことわざ辞典
海や川で水死するたとえ。 海や川で溺れ死んで魚の餌となり、その腹に葬られるとの意から。
空腹(くうふく)
腹が減ること。すきばら。
空腹は最上のソース・空腹は最良のソース(くうふくはさいじょうのそーす・くうふくはさいりょうのそーす)ことわざ辞典
空腹の時は何を食べてもおいしいということ。
下り腹(くだりばら)
下痢。または、その状態の腹。
口と腹が違う・口と腹とは違う(くちとはらがちがう・くちとはらとはちがう)ことわざ辞典
述べていることと、内に抱えている思いとがそろっていない。 腹は本心のたとえ。応対だけを取り繕う人を戒めていう。
口に蜜あり、腹に剣あり(くちにみつあり、はらにけんあり)ことわざ辞典
愛想のよい受け答えの裏で、相手を仕留める段取りを進めている。 笑顔のまま近づいて足をすくう型の油断ならなさを言い、唐の宰相李林甫を評した言葉に始まる。
群疑満腹(ぐんぎまんぷく)四字熟語辞典
疑わしいことが多くて、心の中が疑問でいっぱいになること。または、たくさんの人が疑いの心を持つこと。 「群」は多いことや多くの人、「疑」は疑いの気持ちを持つこと。 「満腹」の「腹」は腹の中ということから、心という意味で、「満腹」は心の中がいっぱいに満ちるということ。
撃壌鼓腹・鼓腹撃壌(げきじょうこふく・こふくげきじょう)四字熟語辞典
善い政治が行われ、人民が平和で不満のない生活を楽しむ様子。または、世の中が平和なことのたとえ。 「鼓腹」は食べるものが十分にあり、満腹になった腹を楽器のように打ち鳴らすこと。 「壌」は土や地面のことで、「撃壌」は地面をたたいて拍子をとること。 中国古代の伝説の聖天子尭帝は、世の中がうまく治まっているか気になり町の様子を見に行った。 そこで、一人の老人が満腹になった腹を打ち鳴らし、地面を踏んで拍子をとりながら「世の中は平和で天子はいてもいなくても変わらない」という意味の歌を歌っていた。 それを聞いた尭帝は、人民が政治を行うものの力を意識することなく、満ち足りた生活が出来ていることが分かり安心したという故事から。 「撃壌鼓腹」ともいう。
げたげた笑いのどん腹立て・げらげら笑いのどん腹立て(げたげたわらいのどんばらたて・げらげらわらいのどんばらたて)ことわざ辞典
大声で笑っていたかと思うと突然腹を立てるような感情の起伏の激しい人のこと。 「どん腹立て」の「どん」は、腹を立てることを強める接頭語。 「げたげた笑いのどん腹立て」ともいう。
口腹(こうふく)
口と腹。または、食べることと飲むこと。また、そうしたいと思う気持ち。
口蜜腹剣(こうみつふくけん)四字熟語辞典
心地よい言葉をかけながら、心の中には悪意が満ちていること。 「口蜜」は甘い言葉、丁寧な言葉のこと。 「腹剣」は腹の中に剣があるという意味から、心に悪意があることのたとえ。 一見丁寧で親切に見えるが、邪な心を持っている人のことをいう。 中国の唐の時代の宰相、李林甫の計算高い狡賢さを評した言葉。 「口に蜜有り腹に剣有り」を略した言葉。
小腹(こばら)
業腹(ごうはら)
この上なく不快に感じる様子。癪に障る。
剛腹(ごうふく)
度胸があって、細かいことにこだわらないこと。太っ腹。
先腹(さきばら)
先の妻。また、その人が産んだ子。
山腹(さんぷく)
山頂と山麓のあいだに位置する部分。山の中ほど。
下腹(したはら・したばら)
腹の下の部分。したっぱら。
下腹に毛がない(したはらにけがない)ことわざ辞典
腹の黒い悪人や、世慣れてずるがしこい人のたとえ。年を取った狼や狸は、下腹の毛が抜け落ちているものだとされることから。
私腹(しふく)
個人の財産や利益。
私腹を肥やす・腹を肥やす(しふくをこやす・はらをこやす)ことわざ辞典
公的な地位や立場を利用して不正に個人の利益を得ること。 「腹を肥やす」ともいう。
渋り腹(しぶりばら)
下痢の一種。激しい便意のわりにほとんど便が出ない症状。
杓子で腹を切る(しゃくしではらをきる)ことわざ辞典
切る格好だけつけて、実の伴わない振る舞いをいう。 また、どうにも運びようのない事柄。
輸写心腹(しゅしゃしんぷく・ゆしゃしんぷく)四字熟語辞典
思ったことを全てそのまま打ち明けること。 「輸写」は心の中の全てを打ち明けること。 「心腹」は自分の心の最も深いところを明かすということ。 「心腹(しんぷく)を輸写(ゆしゃ)す」とも読む。
妾腹(しょうふく)
妾の子として生まれたこと。また、その人。
しわ腹・皺腹(しわばら)
皺の寄った腹。特に老人の腹をいう。
信腹(しんぷく)
心腹(しんぷく)
胸と腹。
臣腹(しんぷく)
心腹に落つ(しんぷくにおつ)ことわざ辞典
理解・納得できる。 「がてん」は「がってん」とも読む。
心腹之疾(しんぷくのしつ・しんぷくのやまい)四字熟語辞典
命を落とす可能性の高い、非常に危険な病気。 または、どうすることも出来ない災害や、大きな障害、手ごわい相手のことをいう。 「心腹」は心臓と内臓のこと。 人にとって重要な部分の病気という意味から。
心腹の友(しんぷくのとも)ことわざ辞典
何ひとつ隠しごとのない間柄の相手。 繕いも遠慮も置かずに付き合える一人をいう。
心腹之友(しんぷくのとも)四字熟語辞典
親友のこと。 「心腹」は腹を割って話して、何も隠さずに本心を明かすということから。
心腹の疾・心腹の病(しんぷくのやまい)ことわざ辞典
体の奥深くに巣くって、追い払いようのない病。 転じて、抱えたまま放っておけば身を滅ぼす、内側の敵をさす。
心腹を輸写す(しんぷくをゆしゃす)ことわざ辞典
胸にしまってきたことを、洗いざらい相手の前へ広げる。 「輸写」は、抱えたものを余さず移しあける意。
自腹(じばら)
自分の腹。
自腹を切る(じばらをきる)ことわざ辞典
自分が支払う必要のない経費などをあえて自分の金銭で支払うこと。
蛇腹(じゃばら)
蛇の腹に似た模様。また、そのように伸縮できる筒状のもの。
蛇腹切り(じゃばらぎり)
すきっ腹・空きっ腹(すきっぱら)
すき腹・空き腹・空腹(すきはら・すきばら)
空き腹にまずい物なし(すきばらにまずいものなし)ことわざ辞典
腹が十分に空いてさえいれば、出されたものに文句は出ない。 味の良し悪しは、皿の上より食べる側の具合で決まる。 「ひもじい時にまずい物なし」「ひだるい時にまずい物なし」ともいう。
擂り粉木で腹を切る・擂粉木で腹を切る・連木で腹を切る(すりこぎではらをきる・れんぎではらをきる)ことわざ辞典
刃を持たない棒を突き立てても、腹は切れない。 手段の選び方からして見当が外れている。 「連木」も同じ棒の呼び名。
赤心を推して人の腹中に置く(せきしんをおしてひとのふくちゅうにおく)ことわざ辞典
うそ偽りのない心をそのまま相手に預け、疑うことなく付き合うこと。「赤心」はまごころ、「腹中に置く」は相手の内に収めさせる意。 降った銅馬の軍を疑わず、供も連れずに陣を見回った漢の光武帝を、降兵たちが、まごころを人の腹の中に置くようなお方だと言って心から従った。
世帯仏法腹念仏(せたいぶっぽうはらねぶつ・せたいぶっぽうはらねんぶつ)ことわざ辞典
ありがたい説法も念仏も、突き詰めれば日々の糧を得るための業だということ。 信心より先に暮らしがあるという、皮肉を込めた見方。
切匙で腹を切る・狭匙で腹を切る(せっかいではらをきる)ことわざ辞典
端から成り立つはずのない話を、それでも運ぼうとする。 木でこしらえた「切匙」は擂り鉢の内をこそげ取る道具で、人を傷つける用にはできていない。
