「榎」の意味

「榎」(えのき)の意味・読み方を解説します。
榎
えのき
| 言葉 | 榎 |
|---|---|
| 読み方 | えのき |
| 意味 | 本州から九州の低地の、日の当たる山野や川原に生え、とくに海に近い土地に多い落葉樹で、国外では朝鮮半島・中国にも生える。二十メートルに及ぶものもあり、太い枝を横へ大きく広げて、夏には濃い木陰をつくる。葉は厚手の卵形で、左右が少しふぞろいになり、付け根から出る三本の筋が目立ち、縁の刻みは先のほうの半分にだけある。春、若葉が伸びだすのと時を同じくして、ごく小さな花が開き、秋には豆粒ほどの丸い実がだいだい色から赤茶色に色づく。実は甘く、人も食べられるが、とりわけムクドリなどの小鳥がよくついばむ。江戸時代、街道に一里ごとに築いた塚の上に植えられ、旅人の道のりの目安となった。村境や神社の境内に植えられた古木も各地に見られる。材はそれなりに堅さがあり、器具・家具・建築の材とされ、まきや炭の材料にもなる。国蝶に選ばれたオオムラサキも、幼虫の時期にはこの木の葉を食べる。 |
