「為す」の意味

「為す」(なす)の意味・読み方を解説します。
為す
なす
| 言葉 | 為す |
|---|---|
| 読み方 | なす |
| 意味・例文 |
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「為す」で使われている漢字
「為す」を含む故事・ことわざ・慣用句
和を以て貴しと為す(わをもってとうとしとなす)
めいめいの言い分を押し通すことよりも、場がひとつにまとまっていることを上に置く。聖徳太子が役人に示した心得の筆頭に据えられた句で、もめごとを生まないことを政の土台とみる。
入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)
収入の額を計算し、それに見合った支出をするということ。
為すようにならないで、なるようになる(なすようにならないで、なるようになる)
世の中は自分の思ったようにはいかず、結局はなるようにしかならないということ。
為せば成る(なせばなる)
手を動かしさえすれば形になる。 実らないのは、そもそも手をつけていないからだ、と背中を押す言い方。 上杉鷹山が家臣に与えた「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」の歌に拠るとされ、武田信玄の詠が下敷きになっているともいわれる。
人を以て鑑と為す(ひとをもってかがみとなす)
よその人の振る舞いに我が身を照らして、欠けた所や行き過ぎに気づいていく。 銅の鏡が身なりを整えさせてくれるのと同じ働きを人にも求めた言い方で、唐の太宗の言葉として伝わる。
悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
「これくらいの悪なら大したことはない」と軽く考えて、悪いおこないに手を出すなという意味。小さな悪でもくり返せば積み重なり、やがて大きな悪につながるので、ささいなことから気を引きしめよという戒めである。 中国の三国時代に蜀を建てた劉備が、死の間際に、跡を継ぐ劉禅に書き残した言葉の一節。このあとに「善の小なるを以て為さざるなかれ」(よいおこないは、小さくても進んでせよ)と、対になる教えが続く。
