従容とは
従容
しょうよう
言葉 | 従容 |
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読み方 | しょうよう |
意味 | のんびりと落ち着いている様子。 |
使用漢字 | 従 / 容 |
従容を含む四字熟語
従容就義(しょうようしゅうぎ)
落ち着いた気持ちで、正義を貫くために恐れることなく命を投げ出すこと。 「従容」は気持ちが落ち着いていること。 「就義」は命を捨てても正義を貫くこと。 「従容(しょうよう)として義に就(つ)く」とも読む。 「縦容就義」とも書く。
従容不迫(しょうようふはく)
のんびりと落ち着いている様子。 「従容」は気持ちが落ち着いていること。 「不迫」は何事にも動じないこと。 「従容(しょうよう)として迫らず」とも読む。
従容自若(しょうようじじゃく)
穏やかで落ち着いている様子。 「従容」はゆったりとしていて、落ち着いている様子。 「自若」は物事に動じない様子。 「縦容自若」とも書く。
従容中道(しょうようちゅうどう)
自然な振る舞いが、道理に合っていることのたとえ。 「従容」は余裕があり、落ち着いている様子。 「中道」は道に合致すること。 『中庸』では、意識せずに自然な振る舞いが、天の道理に合っていることこそ聖人の道であるとされている。 「従容(しょうよう)として道に中(あ)たる」とも読む。 「縦容中道」とも書く。
従容無為(しょうようむい)
心を悩まされることなく、心にゆとりがあり、何もかまえることがないこと。 「従容」はゆとりがあり、落ち着いている様子。 「無為」は行動しないこと。 ゆったりとして、何もかまえなくとも全てが自然に治まるという政治論をいう。 「縦容無為」とも書く。
「従」を含む言葉・熟語
- 従兄弟・従姉妹(いとこ)
- 屈従(くつじゅう)
- 扈従(こじゅう・こしょう)
- 従える(したがえる)
- したがって・従って(したがって)
- 主従(しゅじゅう・しゅうじゅう)
- 所従・所從(しょじゅう)
- 臣従(しんじゅう)
- 侍従(じじゅう)
- 従価税(じゅうかぜい)
- 従業(じゅうぎょう)
- 従軍(じゅうぐん)
- 従兄(じゅうけい)
- 従兄弟(じゅうけいてい)
- 従姉(じゅうし)
- 従姉妹(じゅうしまい)
- 従者(じゅうしゃ)
- 従事(じゅうじ)
- 従順(じゅうじゅん)
- 従前(じゅうぜん)
- 従卒(じゅうそつ)
- 従属(じゅうぞく)
- 従弟(じゅうてい)
- 従犯(じゅうはん)
- 従僕(じゅうぼく)
- 従妹(じゅうまい)
- 従来(じゅうらい)
- 従量(じゅうりょう)
- 従量税(じゅうりょうぜい)