松柏とは
松柏
しょうはく
言葉 | 松柏 |
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読み方 | しょうはく |
意味 | 松とヒノキ科のコノテガシワ。また、落葉せずに年中緑の葉をつけている木。常緑樹。常盤木。 |
例文 | 「―の操」 |
使用漢字 | 松 / 柏 |
松柏を含む四字熟語
歳寒松柏(さいかんしょうはく)
逆境で苦しい状況でも、信念や志を貫くことのたとえ。 「歳寒」は季節の冬。または逆境や苦難という意味。 松や柏などの常緑樹は寒い季節でも緑の葉をつけていることから。
松柏之寿(しょうはくのじゅ)
長く生きること。 または、長生きを祝う言葉。 「松柏」は常緑樹の松とこのてがしわのことで、どちらも寿命が長い植物ということから、長寿の象徴。
松柏之操(しょうはくのみさお)
逆境で苦しい状況でも、信念や志を貫くことのたとえ。 松や柏などの常緑樹は寒い季節でも緑の葉をつけていることから。
雪中松柏(せっちゅうのしょうはく)
志や節操、主義を決して曲げないことのたとえ。 植物の松や柏の葉の色は、雪が降っても緑色のまま変わらないということから。
松柏之質(しょうはくのしつ)
体が丈夫なことのたとえ。 または、意志や信念が固いことのたとえ。 「松柏」は植物の松と柏のことで、どちらも常緑樹で一年中緑の葉をつけるということから、体力や意志が強いことのたとえ。 「松栢之質」とも書く。
「松」を含む言葉・熟語
- 赤松(あかまつ)
- 市松(いちまつ)
- 市松模様(いちまつもよう)
- 蝦夷松(えぞまつ)
- 雄松・男松(おまつ)
- 門松(かどまつ)
- 唐松・落葉松(からまつ)
- 松籟(しょうらい)
- 松露(しょうろ)
- 松明(たいまつ・たきまつ)
- 松毬(ちちり)
- 椴松(とどまつ)
- 杜松(ねず)
- 這松(はいまつ)
- 姫小松(ひめこまつ)
- 姫松(ひめまつ)
- 松かさ・松笠(まつかさ)
- 松飾り・松飾(まつかざり)
- 松風(まつかぜ)
- 松食虫・松食い虫(まつくいむし)
- 松毛虫(まつけむし)
- 松過ぎ(まつすぎ)
- 松蝉(まつぜみ)
- 松茸(まつたけ)
- 松葉(まつば)
- 松原(まつばら)
- 松ぼくり(まつぼくり)
- 松虫(まつむし)
- 松やに・松脂(まつやに)
「柏」を含む言葉・熟語
- 赤芽柏(あかめがしわ)
- 翌檜・羅漢柏(あすなろ)
- かしわ手・拍手・柏手(かしわで)
- 梛・竹柏(なぎ)
- 扁柏(へんぱく)
- 柏・槲(かしわ)
- かしわ餅・柏餅(かしわもち)
- 児の手柏(このてがしわ)