「焉んぞ・安んぞ」の意味

「焉んぞ・安んぞ」(いずくんぞ)の意味・読み方を解説します。
焉んぞ
/安んぞ
いずくんぞ
| 言葉 | 焉んぞ・安んぞ |
|---|---|
| 読み方 | いずくんぞ |
| 意味 | どうして…であろうか。下に「〜んや」を伴い、たずねるふりをして打ち消す。漢文の訓読の語で、「いずくにぞ」が縮まった形。同じ働きの語に豈がある。 |
「焉んぞ・安んぞ」で使われている漢字
「焉んぞ・安んぞ」を含む故事・ことわざ・慣用句
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
小人物には、大人物の志は理解できないということのたとえ。「燕雀」は小さな鳥の意から転じて小人物、「鴻鵠」は大きな鳥の意から転じて大人物のこと。
鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん)
小さな事柄を処理するのに、大がかりな手段は必要ないということ。 「焉んぞ」は、どうしての意。 「牛刀」は、牛を料理するときに使う大きな包丁。 鶏をさばくのに、どうして牛刀を使う必要があるだろうかという意味から。
未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん(いまだせいをしらず、いずくんぞしをしらん)
この世での在り方すら掴めていない身に、その先を語れようか。 季路に死を問われた孔子の答え。目の前の生を措いて彼岸へ思いを馳せることを退けた。
