「寂」の意味・類語

「寂」(さび)の意味・読み方を解説します。類語もあわせて確認できます。

言葉寂
読み方さび
意味・例文

1番長く使われた物にあらわれる、落ち着いた味わい。年を経て渋みを増した趣。
「寂の出た茶碗」

2番飾りを削ぎ落とした、ひっそりと静かな情趣。
「寂に徹した住まい」

3番松尾芭蕉を中心とする俳諧で、句の気韻として尊ばれた美の理念。中世から続く幽玄や侘びの美しさを受け継ぎ、静けさの底にひそむ奥深さが、句のたたずまいとなって感じ取れるものをいう。

4番低く太く、渋みを帯びた声の質。謡い物では、のどをぐっと震わせて出す太く低い調子をいう。
「寂のある声で語る」

補足歌の山場にあたる部分は、かなで「さび」と書き分ける。金属の表面にできるものは「錆」と書く。

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「寂」の類語(同義語)・言い換え

「寂」の別の言い方や言い換え、近い意味を持つ言葉の一覧です。

分類 言葉
質素で静かなものに趣を見出す美意識 侘び・閑寂

※広義での類語(同義語)も含まれます。

「寂」で使われている漢字

部首 宀部(うかんむり)
画数 11画
音読み ジャク / セキ
訓読み さび / さび(しい) / さび(れる) / さ(びる) / しず(か)
意味 さびしい。さびれる。しずか。音もなくひっそりとしている など
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