「君」を含む熟語・言葉 — 116 件
「君」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
君(きみ)
君(ぎみ)
尼君(あまぎみ)
尼となった女性の呼び名で、敬意を含む。とくに、位の高い家から出た人に用いる。
暗君(あんくん)
悪政を行う、愚かな君主。
一天万乗の君・万乗の君(いってんばんじょうのきみ・ばんじょうのきみ)ことわざ辞典
天下を治める天子のこと。 「一天」は天下、「万乗」は兵車一万台。 中国の周代、天子は戦いの時に一万台の兵車を出すことができたことから。 「万乗の君」ともいう。
一飯君恩(いっぱんくんおん)四字熟語辞典
一度の食事の恩をいつまでも忘れないこと。 「一飯」は一膳の食事。 少しの恩でも忘れてはいけないという戒めの言葉。
隠君子(いんくんし)
俗世を避けて隠れ住む徳の高い人。
君臨すれども統治せず・王は君臨すれども統治せず(おうはくんりんすれどもとうちせず・くんりんすれどもとうちせず)ことわざ辞典
国王は君主として国を治めているが政治には直接かかわらないこと。 18世紀イギリスの政治体制に由来する言葉。 「王は君臨すれども統治せず」ともいう。
大君(おおきみ)
天皇、または、その子孫に敬意を表す呼称。
家君(かくん)
一家の長。または、自分の父親のこと。
貴君(きくん)
同格以下の男性を言い表す尊敬語。主に文章で使う言葉。
君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず・君君たらずとも臣臣たらざる可からず・君君たらずと雖も臣以て臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず・きみきみたらずといえどもしんもってしんたらざるべからず・きみきみたらずともしんしんたらざるべからず)ことわざ辞典
上に立つ者がその器に足りなくとも、下で仕える側はおのれの務めを崩さず、変わらぬ忠を尽くすべきものだという戒め。
君、辱めらるれば臣死す(きみ、はずかしめらるればしんしす)ことわざ辞典
主君が恥辱を受けた時には、臣下は命を投げ出しても、主君の恥辱をすすがなければならないということ。
君影草(きみかげそう)
スズランのこと。初夏、葉の間から細い茎を立て、白い小さな花をいくつも垂らして咲く草をいう。
君が代(きみがよ)
君君たり臣臣たり(きみきみたりしんしんたり)ことわざ辞典
君主も家臣も、それぞれが自分の役どころを果たしてこそ、国は乱れずに済むということ。斉の景公に政の要を問われた孔子が返したことば。
君は舟、臣は水(きみはふね、しんはみず)ことわざ辞典
君主を舟に、家来や民をその舟を浮かべる水に見立てた句。 水は舟を浮かべて運ぶが、波が荒れると舟をひっくり返すこともある。君主も同じで、家来や民が支えるからこそ位にいられるのであり、彼らに背かれれば、その座から追われもする。ここから、国を治める立場の人は、民が安らかに暮らせる政治を心がけるべきだと戒める句としても読まれる。 『荀子』王制篇に、言い伝えとして「君は舟なり、庶人は水なり。水は則ち舟を載せ、水は則ち舟を覆す」とあるのによる。「庶人」は、ふつうの人々のこと。
君恩(くんおん)
君主のめぐみ。君主から受ける恩。
君恩海壑(くんおんかいがく)四字熟語辞典
君主から受けた恩は、海や谷のように深いこと。 「君恩」は君主からの恩。 「海壑」は海と谷。 海や谷のように深い恩ということから。
君公(くんこう)
自分の君主を敬っていう語。
君国(くんこく)
君主の治める国。
君子(くんし)
高い徳のある人。人格者。
君子、危うきに近寄らず・君子は危うきに近寄らず・君子は危きに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず・くんしはあやうきにちかよらず)ことわざ辞典
徳のある人は自分を大事にするので、危険なことには決して近づかないということ。
君子固窮(くんしこきゅう)四字熟語辞典
君子といえども、困窮することはある。そのような時でも取り乱すことなく、理性的で冷静な態度を保つのが君子であるということ。
君子国(くんしこく)
君子自重(くんしじちょう)四字熟語辞典
学識があり、徳の備わった人格者は、自身の行動を慎んで、軽率な行動をしないこと。 「君子」は教養があり、高い徳がある人格者。 「自重」は慎んで、軽はずみな行動をしないこと。
君子殉名(くんしじゅんめい)四字熟語辞典
人格者は、名誉のために自身を犠牲にするということ。 「君子」は教養があり、高い徳がある人格者。 「殉名」は名誉を得るために、自身を犠牲にすること。 「君子(くんし)名(な)に殉(じゅん)ず」とも読む。
君子人(くんしじん)
君子に三戒あり(くんしにさんかいあり)ことわざ辞典
人格者が自ら慎む三つのこと。青年期の色欲、壮年期の争い事、老年期の強欲をいう。
君子に三楽あり・君子の三楽(くんしにさんらくあり・くんしのさんらく)ことわざ辞典
徳のそなわった人が心から楽しむ三つのもの。父母と同胞がそろって息災であること、おのれの行いに一点の疚しさもないこと、すぐれた素質の若者を導き育てること。
君子に二言なし(くんしににげんなし・くんしににごんなし)ことわざ辞典
立派な人は軽はずみに物を言わないが、いったん口にした約束や言葉は、あとになって引っ込めたり言い換えたりせず、必ず果たすということ。 「君子」は、学問を積んで徳を身につけた人。「二言」は、先の発言と食い違う内容を口にすることで、「にげん」と読む場合もある。 同じことを武士について言った武士に二言はないとほぼ同じ意味で、上に立つ者の言葉は取り消せないとする綸言汗の如しにも通じる。
君子の過ちは日月の蝕の如し・君子の過ちは日月の食のごとし・君子の過ちは日月の食の如し(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)ことわざ辞典
人の上に立つ者のしくじりは、覆い隠せない。ただ、欠けたものが元へ戻るところまで衆目にさらされるので、直した姿もまたそのまま仰がれる。
君子の九思(くんしのきゅうし)ことわざ辞典
徳を身につけた立派な人が、ふだんから気を配るべきだとされる九つの事柄。 見るときは見落としなくとらえているか、聞くときは聞き違えずに受け取っているか、顔つきはやわらいでいるか、ふるまいはつつしみ深いか、口にすることに偽りはないか、務めに気を抜かず取り組んでいるか、分からないことは人にたずねたか、腹が立ったときは怒りのままに動けば後でどんな厄介事が起こるかを考えたか、得になるものを前にしたときは、それを手にするのが人の道に外れないかを考えたか、の九つである。 孔子が語った言葉で、『論語』季氏篇に載っている。同じ篇には「君子の三畏」「君子に三戒あり」もあり、『孟子』の「君子の三楽」とあわせ、君子の心得を数を挙げて説いた言葉の仲間である。漢字四字に縮めた呼び名は「君子九思」。
君子九思(くんしのきゅうし)四字熟語辞典
人格者が常に心がけるべき九つのこと。 「君子」は人格者、「九思」はいつも忘れないように心にある九つのこと。 物はしっかりと見る、話は正確に聞く、表情はいつも穏やかに保つ、手厚く礼儀正しい姿勢、言葉は真心を持って偽らない、仕事は慎重にする、疑問には質問する、怒る時にはその後どうするか考えておく、道義を犯して利益を貪らないという九つのこと。 「君子は九思あり」とも訓読する。
君子の交は淡きこと水の如し・君子の交わりは淡きこと水のごとし・君子の交わりは淡きこと水の如し・君子の交わりは淡きこと水の若し(くんしのこうはあわきことみずのごとし・くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)ことわざ辞典
行き来は薄くとも、切れずに続くのが人物のできた者どうしの付き合いである。濃く甘い結びつきは、うまみが尽きた途端にほどけてしまう。
君子の三畏(くんしのさんい)ことわざ辞典
修養を積んだ人が、おそれつつしんで向き合う三つのもの。天の下した定めと、徳望ある人物と、聖人が遺した言葉である。
君子三畏(くんしのさんい)四字熟語辞典
君子がおそれ敬うべき三つのこと。 天命、有徳の大人、聖人の言をいう。 「君子」は人格者、「畏」はおそれ敬うこと。
君子三戒(くんしのさんかい)四字熟語辞典
少年期の色欲、壮年期の闘争、老年期の物欲という人格者が自ら戒めておくべき三つのこと。 「君子」は人格者。
君子三楽(くんしのさんらく)四字熟語辞典
父母と兄弟が元気で健在なこと、正しい行動をして、正しい心を持って天に恥じない生活をすること、すぐれた才能を持つ人を見つけ出し教育するという人格者の三つの楽しみのこと。 「君子」は人格者。
君子の徳は風(くんしのとくはかぜ)ことわざ辞典
国や人々をまとめる立場の者がすぐれた人柄を備えていれば、下の人々もそれに感化され、みずから善へ向かう、と説く言葉。 草は風を受けると、吹いていく先へ倒れ伏す。治める者の徳(人としての正しさや立派さ)を風に、治められる人々を草に見立て、上の者が徳をもって臨めば人々もそれになびく、という考えを表す。 『論語』の顔淵篇に見える言葉。悪事をはたらく者を殺して国を治めるのはどうかと、魯の国の大臣であった季康子にたずねられた孔子は、殺すまでもない、あなたが自ら善を求めるなら民もそれにならう、と答え、続けてこのたとえを語った。「小人の徳は草」と続くが、ここでの「小人」は心の狭い人という意味ではなく、治められる側のふつうの人々をさす。 同じたとえから、四字熟語「草偃風従」や句「風に靡く草」も生まれた。形の似た「草木も靡く」は、徳ではなく、勢いの強い者に多くの人が従うさまをいう。
君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず)ことわざ辞典
徳の高い人物は、行いが正しく心にやましいところがないから、何も心配しないし恐れることもないということ。
君子は屋漏に愧じず(くんしはおくろうにはじず)ことわざ辞典
たとえ人が見ていない場所でも、人に知られて恥じるような行いはしないということ。「屋漏」は家の一番奥まった所、または人目につかない所の意。
君子は下問を恥じず(くんしはかもんをはじず)ことわざ辞典
身分や年齢の低い者に物事を尋ねることを、恥ずかしいとか体裁が悪いと思わず、素直に聞くという姿勢が大切だということ。
君子は器ならず・君子は器にならず(くんしはきならず・くんしはきにならず)ことわざ辞典
うつわは決まった使い道の外へは出られないが、人物のできた者はそうではない。一つの持ち場に収まらず、どこに置かれても働きを見せる者をいう。
君子は義に喩り、小人は利に喩る・君子は義に喩り小人は利に喩る(くんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる・くんしはぎにさとりしょうじんはりにさとる)ことわざ辞典
人物の練れた者はまず筋道に適うかを考え、小人物はまず自分の得を数える。
君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す・君子は言に訥にして行に敏ならんと欲す(くんしはげんにとつにしておこないにびんならんとほっす・くんしはげんにとつにしてこうにびんならんとほっす)ことわざ辞典
立派な人は、ものを言うのは鈍く、事を行うのは早くありたいと願う。 「訥」は口ごもってすらすら言えないさま、「敏」は素早いこと。孔子は言葉が行いに先立つことを嫌い、順序は逆であれと説いた。
君子はこれを己に求め、小人はこれを人に求む・君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む(くんしはこれをおのれにもとめ、しょうじんはこれをひとにもとむ)ことわざ辞典
立派な人は、何かあればまず自分自身に原因を探し、至らない点を直そうと努める。一方、心の小さい人は原因を他人に求め、人のせいにして、自分の側は振り返らないということ。 「君子」は人柄や行いのすぐれた立派な人、「小人」はその反対に、心がせまく人としてまだ未熟な人をいう。 「君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む」の形で載せる辞典もあり、その「諸」も「これ」と読む。 自分の責任を人に押しつけるなと教える点では、己を責めて人を責めるなと通じる。同じ『論語』には、天を怨みず人を尤めずという言葉もある。
君子は三端を避く(くんしはさんたんをさく)ことわざ辞典
見識のある人は、書きもの・刃物・弁舌の三つの先で人と渡り合うことをしないという教え。三端は、筆の穂先と刀の切っ先と舌の先端をいう。
君子は周して比せず・君子は周して比せず、小人は比して周せず(くんしはしゅうしてひせず・くんしはしゅうしてひせず、しょうじんはひしてしゅうせず)ことわざ辞典
立派な人は、だれとも分け隔てなく広く交わり、損得で相手を選んで仲間うちだけで固まることはしない。反対に、器の小さい人は、利害の一致する仲間とだけくっついて身内の輪を作り、外の人とは広く交わらない。 「周」は広く行きわたる意、「比」は目先の得を求めて一部の者とだけなれ合う意である。 「君子」は徳が高く行いの正しい人、「小人」は心がせまく徳に欠けた人のこと。 前の句だけで「君子は周して比せず」ともいう。 同じ『論語』の君子は和して同ぜず、小人は同じて和せずも、人付き合いのあり方を君子と小人で比べて説いている。そのうち「和して同ぜず」の部分は、和して同ぜずとして単独でも使われる。
君子は人の美を成す(くんしはひとのびをなす)ことわざ辞典
徳をそなえた立派な人物は、他人の長所やすぐれた点に気づくと、それが大きく花開くよう手を貸してやるということ。人の欠点をあげつらうより、よい面を見いだして育てることこそ、すぐれた人の心がけだという教え。 『論語』の原文では、続けて、人が悪事に向かうときには手助けをしないことも述べ、徳のない小人はまるで逆のふるまいをする、と対にしている。 君子のあるべき姿を示す『論語』の言葉として、君子は器ならずや君子は周して比せず、小人は比して周せずもある。
君子は独りを慎む・君子は独を慎む(くんしはひとりをつつしむ)ことわざ辞典
誰にも見られていない時ほど、その人の地は出る。徳を積んだ者は、そこでの振る舞いこそを最も厳しく検める。
君子は豹変す(くんしはひょうへんす)ことわざ辞典
人の態度や意見ががらりと変わることのたとえ。 豹の毛が生え変わって斑紋が鮮やかになるように、君子は過ちに気付いたらすぐにそれを改めて新しくするということ。 本来は良い方向へ変わる意味で用いたが、現在では悪い方向へ変わる意味で用いることが多い。
君子は庖厨を遠ざく(くんしはほうちゅうをとおざく)ことわざ辞典
君子は憐れみ深いので、動物が捌かれる姿が見えたり動物の悲鳴が聞こえたりする厨房に近づくことは忍び難いということ。
君子は交わり絶ゆとも悪声を出さず・君子は交わり絶ゆとも悪声を出ださず(くんしはまじわりたゆともあくせいをいださず)ことわざ辞典
徳のある人は人と絶交することがあっても相手の悪口は決して言わないということ。
君子は和して同ぜず(くんしはわしてどうぜず)ことわざ辞典
まわりと打ち解けて付き合いながらも、自分の見方まで相手に合わせてしまうことはしない。 調子を揃えるだけの交わりとは、そこが分かれる。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)ことわざ辞典
すぐれた人物は、人と仲良くするが自主性を失わずむやみに同調しない。つまらぬ人間は、すぐに同調し自主性を欠いているということ。
君子万年(くんしばんねん・くんしまんねん)四字熟語辞典
高い徳を持っている高潔な人は長く生きるということ。または、長生きを祈願する言葉。 「君子」は学識が高く、徳の高い人物、人格者。 「万年」は一万年のことで、長い年月のたとえ。
君子豹変(くんしひょうへん)四字熟語辞典
信念を持たずに考えや態度をあっさりと変えること。 元は「人格者は間違いをすぐに認めて改める」という良い意味で使われていたが、現在は悪い意味で使われることが多い言葉。 「君子」は徳のあるすばらしい人物のこと。 「豹変」は豹の毛が生え変わるときに模様が美しく変化することで、ここでは考えや態度を急に変えることのたとえ。
君子不器(くんしふき)四字熟語辞典
優れた人物は、一つのことだけでなく、様々なことに通用する才能を持っているということ。 「君子」は学識が高く、徳の高い人物、人格者のことで、そのような人物は、一つの使い道しかない器物とは違っていて、様々な役割を果たすことが出来るということから。 「君子は器ならず」とも訓読する。
君主(くんしゅ)
世襲(せしゅう)による国家の統治者。
君子蘭(くんしらん)
君臣(くんしん)
君主と臣下。
君臣有義(くんしんゆうぎ)四字熟語辞典
主君と家臣の間柄を支えるのは、道理にかなった筋目だということ。 「義」は人として行うべき正しい筋道。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は父子・夫婦・長幼・朋友のあり方と並べてこれを挙げた。 「君臣(くんしん)義(ぎ)有り」とも読む。
君辱臣死(くんじょくしんし)四字熟語辞典
臣下は君主と楽しいときも苦しいときも共に生き、生死を共にしなければいけないということ。または、君主が辱めを受ければ、臣下は恨みを晴らすために命を懸けるということ。 「君辱」は君主が侮辱されること。 「臣死」は臣下が死を覚悟して事にあたること。 古代中国の春秋時代、越の政治家の范蠡が「君に憂いあれば臣労し、君辱めらるれば臣死す」といった故事から。 「君辱めらるれば臣死す」とも訓読する。
君側(くんそく)
君主のそば。君辺。
君側之悪(くんそくのあく)四字熟語辞典
君主のそばに仕えている悪人のこと。または、君主に媚を売り、悪いことを企んでいる人のこと。 「君側」は君主に近いところ、側近。 「悪」は悪人。
君寵(くんちょう)
主君からの寵愛。
君付け(くんづけ)
人の名前に「くん」をつけて呼ぶこと。
君徳(くんとく)
君主としての高い徳。
君王(くんのう)
国を治める位のいちばん上に立つ人。天子。
君父(くんぷ)
主君と父。
君父の讐は倶に天を戴かず(くんぷのあだはともにてんをいただかず)ことわざ辞典
相手を殺すか自分が殺されるかの関係で、共存ができないこと。また、復讐せずにはいられないほど激しく憎むこと。 相手と同じ天の下では生きていけないとの意から。 「不倶戴天(ふぐたいてん)」ともいう。
君民(くんみん)
君主と人民。
君命(くんめい)
主君の命令。
君命に受けざる所あり・君命も受けざる所あり(くんめいにうけざるところあり・くんめいもうけざるところあり)ことわざ辞典
戦場で軍を率いる将軍は、主君が下した命令でさえ、事情によっては従わずにおいてよいということ。 戦いのありさまは刻一刻と移り変わる。その場を指揮する者が状況を見きわめ、自分の判断で手を打つべきときがある、という考えによる。 『孫子』九変の一節で、通ってはならない道、攻めてはならない城などを並べ、その最後に、主君の命令にも受けずにおくものがあると説く。その場に合わせて動くという点で機に臨み変に応ずに通じ、同じ『孫子』の兵に常勢無しとも考え方が近い。
君命無二(くんめいむに)四字熟語辞典
君主からの命令は、一度出されてしまえば、それが絶対であるということ。 または、臣下は君主からの命令に対して、疑いの心を持たないこと。 「君命(くんめい)に二(に)無し」とも読む。
君命を辱めず(くんめいをはずかしめず)ことわざ辞典
主君から言いつかった役目を、主君の顔に泥を塗らずに果たしきること。使者として外国へ送り出された家来が、務めをしくじらずに果たす姿が、句のおおもとにある。 『論語』子路で、弟子の子貢に「どういう人なら士(国に仕える身分のある者)と呼べるか」と尋ねられて、孔子は自分の行いに恥を知ることと並べて、よその国への使いに出て君命を辱めないことを、その条件に数えている。 主君の名誉を重んじるという点で君、辱めらるれば臣死すと通い合う。同じ「君命」の句に、戦場ではあえて主君の命令に従わないこともあるとする君命も受けざる所ありもある。この句の裏返しで、行いによって自分の名を落とすことを名を辱めるという。
君臨(くんりん)
君主として国を治めること。
賢君(けんくん)
賢く道理にかなった君主。賢明な君主。
厳君(げんくん)
他人の父親を敬っていう語。父君。
