「鬼」を含む熟語・言葉 — 107 件
「鬼」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
鬼(おに)
明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)ことわざ辞典
先のことはわからない。未来のことは予測できないというたとえ。
悪鬼(あっき)
悪事を働く恐ろしい妖怪。
悪鬼羅刹(あっきらせつ)四字熟語辞典
人に害を与える化け物のこと。 「悪鬼」は災難を与える化け物のこと。 「羅刹」は仏教の言葉で、人を食べるとされる化け物のこと。
天の邪鬼(あまのじゃく)
他人の意見などにわざと逆らう性質。また、そのような人。
異域之鬼(いいきのおに・いいきのき)四字熟語辞典
祖国に帰れず異国の地で死ぬこと。またはその人の魂。 「異域」は自分の国でない国、外国。 「鬼」は死んだ人の魂のこと。 匈奴に降伏して漢に帰れなかった李陵が、生きては別世界の人、死んでは異域の鬼になると書き送った言葉から。
異域の鬼となる(いいきのおにとなる)ことわざ辞典
外国で死ぬこと。「異域」は外国、「鬼」は死者の意。
有財餓鬼(うざいがき)四字熟語辞典
「餓鬼」は仏教語の餓鬼道に落ちて常に飢えに苦しむ亡者のことで、欲深く異常なほど金銭に執着する人のこと。
裏鬼門(うらきもん)
坤(ひつじさる)の方角(南西)。鬼門と反対の方角にあり、不吉とされる。
恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)ことわざ辞典
「恐れ入りました」をしゃれていう言葉。「鬼子母神」は、出産・育児の神で、その鬼子母神を祭る東京都台東区入谷と「恐れ入りやした」の「入りや」をかけていったもの。
鬼薊(おにあざみ)
「薊」の仲間のうち、とりわけ大きく荒々しいもの。丈は一メートル近くになる。
鬼打ち豆(おにうちまめ)
節分の時にまく、炒った大豆。
鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)ことわざ辞典
世の中にはどんな恐ろしいものが住んでいるかわからないということ。 また、人の心の中にはどんな考えが潜んでいるかわからないということ。
鬼が出るか仏が出るか・鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか・おにがでるかほとけがでるか)ことわざ辞典
どんな恐ろしいことになるか予測できないことのたとえ。 からくり人形師が観客の興味をあおるためにいった言葉。 「鬼が出るか仏が出るか」ともいう。
鬼神(おにがみ)
「鬼神(きしん)」に同じ。
鬼瓦(おにがわら)
屋根の棟の端に取り付ける瓦。鬼の顔を模した瓦。
鬼が笑う(おにがわらう)ことわざ辞典
現実味のないことを言ったり、予測のつかないことを言ったりする相手を、からかって言う言葉。
鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)ことわざ辞典
鬼瓦のように器量のよくない女性も、化粧ひとつでそれなりにきれいに見えるというたとえ。
鬼子(おにご)
両親と似ていない子ども。おにっこ。
鬼ごっこ(おにごっこ)
子どもの遊びの一つ。鬼の役になった人が他の人を追いかけ、鬼の役の人に捕まると鬼の役目を交代する。
鬼っ子(おにっこ)
鬼に金棒(おににかなぼう)ことわざ辞典
もともと強いものがさらに強くなることのたとえ。もともと強い鬼に鉄の棒を持たせる意から。「金棒」は「鉄棒」とも書く。江戸いろはがるたの一つ。
鬼に瘤を取られる(おににこぶをとられる)ことわざ辞典
一見損害を受けたようで、実際は利益になることのたとえ。「こぶとりじいさん」の昔話にもとづくもの。
鬼に衣(おににころも)ことわざ辞典
不必要なこと。また、不釣り合いなことのたとえ。 鬼はもともと裸で衣服を必要としないことから。 また、慈悲深い善人のようにみせかけて内面は恐ろしいこと。「狼に衣」ともいう。
鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)ことわざ辞典
相手次第、出方次第で、鬼のようにこわい存在にもなれば、仏のようにやさしい存在にもなるということ。
鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)ことわざ辞典
怖い人や気兼ねする人がいない間にのびのびと寛ぐこと。「洗濯」は命の洗濯の意で気晴らしのこと。
鬼の霍乱(おにのかくらん)ことわざ辞典
ふだん非常に丈夫な人が珍しく病気にかかることのたとえ。 「霍乱」は日射病のこと。 鬼が日射病にかかることから。
鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)ことわざ辞典
まるで鬼を退治して首を取るという大手柄を立てたかのように得意になるようす。
鬼の念仏・鬼の空念仏(おにのそらねんぶつ・おにのねんぶつ)ことわざ辞典
鬼のように冷酷な心を持った者が、うわべだけ情け深い様子を見せること。
鬼の女房に鬼神・鬼の女房に鬼神がなる(おにのにょうぼうにきじん・おにのにょうぼうにきじんがなる)ことわざ辞典
荒々しい男の連れ合いには、これに引けを取らぬ気の強い女がつくものである。 鬼の相手役がつとまるのは鬼神をおいてほかにない、と見立てていったことば。 夫婦とは案外つり合いが取れているものだ、と皮肉まじりに眺めた言い方。
鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)ことわざ辞典
鬼のように無慈悲な者でも、時には情け深い心を起こし、目に涙をうかべることがあるというたとえ。
鬼の目にも見残し(おにのめにもみのこし)ことわざ辞典
鬼のようにくまなく目を光らせている人でも、時には見落としや不注意があるというたとえ。
鬼歯(おにば)
外に向かって生えている八重歯。
鬼婆(おにばば)
年老いた女性の姿をしている鬼。
鬼火(おにび)
夜に湿気の多い場所で燃え上がる青白い炎。雨の夜に墓地や湿地などで発生することがあり、骨に含まれる燐が自然発火したものとされている。燐火。狐火。
鬼も十八・鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち・おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)ことわざ辞典
器量が悪くても、年ごろになれば誰でも娘らしい魅力が出てくるということ。 鬼の娘でも十八という年ごろになれば娘らしくなるし、安い番茶も入れたては香りがよくおいしいとの意から。 単に「鬼も十八」また「番茶も出花」ともいう。
頼めば鬼も人食わず・鬼も頼めば人食わず(おにもたのめばひとくわず・たのめばおにもひとくわず)ことわざ辞典
わざわざ頭を下げて願い出ると、相手はかえって渋りだす。普段は進んでやっていることでさえ、そう出られると急に構えてしまう。 また、どれほど情を持たない相手でも、心を尽くして持ちかければ無下にはしないという、逆の意でも使う。 「頼めば鬼も人食わず」ともいう。
鬼も角折る(おにもつのおる)ことわざ辞典
悪人がふとしたきっかけで、善いことをしたり真人間になったりすることのたとえ。 鬼が邪悪のシンボルである角を折ることから。
鬼遣・鬼遣い・鬼遣らい(おにやらい)
節分の日の夜に大豆を蒔く行事。「鬼は外、福は内」と唱えながら蒔く。昔は大晦日に行われていた。ついな。豆まき。
鬼百合(おにゆり)
夏、うつむいて咲く黄赤の花。花びらは強く後ろへ反り返り、黒紫の点を内側に散らす。
鬼若(おにわか)
親に似ぬ子は鬼っ子・親に似ぬ子は鬼子(おやににぬこはおにご・おやににぬこはおにっこ)ことわざ辞典
子どもは当然親に似るものであり、親に似ない子はいないということ。 親に似ない子は人間の子ではなく鬼の子であるとの意から。
怪鬼(かいき)
不気味でよくわからない生物。化け物。怪物。変化。
隠れ鬼(かくれおに)
川施餓鬼(かわせがき)
餓鬼(がき)
生きている間に行った悪い行いによって、餓鬼道に落ちた亡者。飲食を制限され、飢えと乾きに苦しむとされている。
餓鬼道(がきどう)
六道の一つ。物を口に入れると燃えて消えるために、飢えと乾きに苦しむとされる。
餓鬼に苧殻(がきにおがら)ことわざ辞典
まったく頼りにならないことのたとえ。「餓鬼」は餓鬼道におち飢えと渇きに苦しんでいる亡者、「苧殻」は皮をはいだ麻の茎。やせおとろえた餓鬼に苧殻を持たせても何の役にも立たないことから。
餓鬼の断食(がきのだんじき)ことわざ辞典
あたりまえのことなのに、特別なことをするかのように言い、うわべを繕うことのたとえ。「餓鬼」は餓鬼道におち飢えと渇きに苦しんでいる亡者。飢えのために断食状態にある餓鬼が断食をしていると言い立てる意から。
餓鬼の花争い(がきのはなあらそい)ことわざ辞典
貧しい者が生活に関係ない趣味に熱中するたとえ。「餓鬼」は餓鬼道におち飢えと渇きに苦しんでいる亡者。餓鬼が食べられない花のことで争うことから。
餓鬼の目に水見えず(がきのめにみずみえず)ことわざ辞典
熱心になりすぎて捜し求めるものが身近にあっても気がつかないたとえ。「餓鬼」は餓鬼道におち飢えと渇きに苦しんでいる亡者。餓鬼は喉の渇きに苦しむあまり、近くにある水に気がつかない意から。
餓鬼偏執(がきへんしゅう・がきへんず)四字熟語辞典
他人への迷惑や他人の意見を考えず、自身の考えだけにとらわれること。 または、そのような人のこと。 「餓鬼」は生前に悪行を働いて、餓鬼道に落ちた亡者のことで、飢え苦しみ、食べ物をむさぼり続けるということから、強欲な人のたとえ。 「偏執」は偏った思考にとらわれること。
餓鬼も人数(がきもにんず・がきもにんずう)ことわざ辞典
取るに足りない者でも、そこにいるだけで足しにはなる。 ひとりでは頼りない相手も、頭数がそろえば押し返せない力になる。
鬼家活計(きかかっけい・きかのかっけい)四字熟語辞典
意味のない努力のこと。 「鬼家」は死んだ人の霊が住んでいる世界。 「活計」は生活や努力のこと。 仏教の言葉で、死者の霊が死後の世界で行う生活や努力という意味から。
鬼瞰之禍(きかんのわざわい)四字熟語辞典
良い出来事には邪魔が入りやすいことのたとえ。 または、富み栄えているときに付け上がっていると、周りから妬まれて災いを受けることのたとえ。 「瞰」は隙を狙う、もしくは窺うという意味。 富裕な家に災いを下そうとして、邪鬼が隙を狙っているという意味から。
鬼気(きき)
この世のものとは思えないほどの恐ろしい気配。
鬼気森然(ききしんぜん)四字熟語辞典
鋭くただならない気配が漂っている様子。 「鬼気」は身の毛もよだつ、ただならない気配。 「森然」はおごそかな様子。
鬼哭(きこく)
無念さのある魂が泣く様子。また、その声。
鬼哭啾々・鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)四字熟語辞典
恐ろしく不気味な気配のこと。 「鬼哭」は亡霊が声を上げて泣き悲しむこと。 「啾啾」は弱弱しく鳴く様子のこと。 亡霊の恨めしげな鳴き声が響くという意味から。
鬼才(きさい)
同じ人間とは思えないほどにすぐれた才能。また、それをもつ人。
鬼子母神(きしぼじん・きしもじん)
仏教で出産と育児を司る神。人の子を食べていたが、自身の五百人の子のうちの一人を仏に隠され、命の大切さを説教されて改心したとされている。訶梨帝母(かりていも)。
鬼手(きしゅ)
囲碁や将棋で、相手の意表を突くような大胆な一手。
鬼出電入(きしゅつでんにゅう)四字熟語辞典
目にも止まらない速さで現れたり、消えたりすること。または、奔放で出没を予想できないこと。 鬼神のように自在で、稲妻のように速く出没するという意味から。
仏心鬼手・鬼手仏心(きしゅぶっしん・ぶっしんきしゅ)四字熟語辞典
外科医は冷静に手術をするが、悪意はなく患者を救いたいという優しい心によるものだということ。 または、無慈悲な行いに見えても、相手を思いやる優しい心によるものだということ。 「鬼手」は鬼の残酷な手。 「仏心」は仏のように慈悲深い心のこと。 「仏心鬼手」ともいう。
鬼神(きしん・きじん)
人の目で見ることができず、人と比べることのできない凄まじい力を持つもの。
鬼神は敬して遠ざく(きしんはけいしてとおざく)ことわざ辞典
うわべは敬うふりをして、内心はうとんじて近づかないこと。
鬼女(きじょ)
女性の姿をしている鬼。
鬼神に横道なし・鬼神は邪なし・鬼神は邪無し(きじんにおうどうなし・きじんはよこしまなし)ことわざ辞典
神は筋の通らないことや不正には手を貸さないということ。 横道は道理にはずれたおこない。
鬼籍(きせき)
死亡した日付やその人の名前などを記す帳簿。過去帳。
鬼籍に入る(きせきにいる)ことわざ辞典
死亡すること。「鬼籍」は寺で、檀家の死者の氏名などを記録する名簿のことで、それに記入される意から。
鬼胎(きたい)
密かに恐れること。心配すること。
鬼畜(きちく)
鬼と畜生。
神工鬼斧・鬼斧神工(きふしんこう・しんこうきふ)四字熟語辞典
人の技術で作られたとは思えない素晴らしい作品のこと。 神が細工を施したような、鬼神が斧をふるって作ったような作品という意味から。 神業や名人芸のことをいう。 「鬼斧神工」ともいう。
鬼謀(きぼう)
普通の人が思いつかないような非常にすぐれた計略。
鬼面(きめん)
鬼の顔。または、それを模した仮面。
鬼面、人を嚇す・鬼面、人を威す・鬼面、人を驚かす・鬼面人を嚇す・鬼面人を威す・鬼面人を驚かす(きめん、ひとをおどす・きめん、ひとをおどろかす・きめんひとをおどす・きめんひとをおどろかす)ことわざ辞典
身にまとった形相ひとつで、相手を後ずさりさせようとする。中身は伴っていないのに構えだけを大きく張り、人を寄せつけまいとする手口をさす。
鬼面嚇人(きめんかくじん)四字熟語辞典
見た目の威力だけで人を脅すこと。 「鬼面」は鬼の顔の面をかぶること。または、鬼のように恐ろしい表情をすること。 「嚇人」は人を脅すこと。 「鬼面(きめん)人(ひと)を嚇(おど)す」とも読む。
鬼面仏心(きめんぶっしん)四字熟語辞典
恐ろしい顔をしているが、性格は穏やかなこと。 または、そのような人のこと。 鬼のような顔と仏の心という意味から。
鬼門(きもん)
何を行っても悪い結果が出るとされる、艮(うしとら)の方角(北東)。鬼が出入りする方角という迷信から。
鬼門除け(きもんよけ)
