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秋の夜、草むらや石の下でしきりに鳴く昆虫。鳴くのは雄だけで、立てた前ばねをすり合わせて音を出す。体は黒か褐色で、糸のように細長い触角をもち、雌は尾の先に長い産卵管を突き出す。種類が多く、大形のエンマコオロギがよく知られる。古い歌や文章では「螽斯(きりぎりす)」と呼ばれた。
旧暦の六月、現在の八月頃をいう言葉。 「蟋蟀」は昆虫のコオロギのこと。 コオロギの羽が生え始め、建物の壁に張り付いて鳴くことから。 「蟋蟀(しっしゅつ)壁(かべ)に居(お)る」とも読む。
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