「今」を含む熟語・言葉 — 139 件
「今」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
今(いま)
過ぎたことと、これから来ることの境目にあたる、時の一点。
明後日紺屋に今度鍛冶屋・明後日紺屋に今晩鍛冶屋・明後日紺屋の今度鍛冶(あさってこうやにこんどかじや・あさってこうやにこんばんかじや・あさってこうやのこんどかじ)ことわざ辞典
「この日までに仕上げます」という約束が守られたためしがなく、言われた期日を真に受けると、きまって待ちぼうけを食う羽目に陥るのだ、ということ。その場しのぎの返事で先へ先へと延ばすさまを、からかってもいう。 昔の染め物屋や鍛冶屋は、注文を受けた品物が約束した日になってもできあがっていないことがよくあり、染め物屋は「あさってには」、鍛冶屋は「今晩には」と答えて客を待たせたところから。 「紺屋」は布を藍などで染める職人や店のことで、「こんや」の読み方もある。「鍛冶屋」は鉄を熱して打ちきたえ、刃物や農具などをこしらえる職人。 紺屋の明後日と同じ意味で、染め物屋に鍛冶屋を並べ、調子よく続けた言い方。
明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)ことわざ辞典
手回しがいいように見えて、実は無意味なことのたとえ。
後の百より今の五十・後の百より今五十・明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう・のちのひゃくよりいまごじゅう・のちのひゃくよりいまのごじゅう)ことわざ辞典
不確かな期待よりも、たとえ量が少なくても、いま確かに手に入るものを選ぶべきだということ。
言う勿れ、今日学ばずして来日ありと・謂う勿れ、今日学ばずして来日ありと(いうなかれ、こんにちまなばずしてらいじつありと)ことわざ辞典
明日があるからといって、今日学ぶべきことを後回しにしてはいけない。学びはその時その時で真剣に取り組むべきであるということ。 朱熹が若者に対して学問に励む心構えを説いたもの。 さらにこの後に「謂う勿れ、今年学ばずして来年ありと」と続く。 「謂う」は「言う」とも書く。
言うまいと思えど今朝の寒さかな(いうまいとおもえどけさのさむさかな)ことわざ辞典
どうしようもない寒さだと分かりつつも、今朝の寒さに耐えられず、思わず「寒い」と言葉に出してしまった気持ちを詠んだもの。
医者の只今(いしゃのただいま)ことわざ辞典
口約束ばかりで、いつまでも実現しない返事のたとえ。 往診を乞われた医者がすぐ行くと答えながら、いつまでも腰を上げないことから。
今一(いまいち)
期待したほどではなく、出来や印象がいまひとつであるさま。
今か今か・今か今かと(いまかいまか・いまかいまかと)ことわざ辞典
望んでいることが、今この時にも起こりはしないかと、落ち着かない思いで待ちこがれるようす。 「今か」は「今だろうか」と自分に問いかける言い方で、それを二つ重ねて待ちきれない気持ちを強めている。ふつうは「今か今かと待つ」のように、あとに「と」をつけて使う。 待ちかねる心をあらわす近い言い回しに今や遅しがある。
今から(いまから)
話しているその時を出発点にして、そこより先。
今方(いまがた)
今川焼き(いまがわやき)
餡を薄い皮でくるみ、金属の型で焼きあげた菓子。
今頃(いまごろ)
おおよそ今の時期・時刻。今時分。
今先(いまさっき)
つい先ほど。ほんの少し前。
今更(いまさら)
時期を失して、もはや手遅れであると感じるさま。今となっては。
今更めく(いまさらめく)
言い出すのが遅すぎて、今更という響きになる。
今し方(いましがた)
ほんの少し前。ついさきほど。たった今。
今しも(いましも)
ちょうど今。たった今。今まさに。
今時分(いまじぶん)
今の時刻。または、現在の季節や例年のこの時期。
今少し(いますこし)
今出来(いまでき)
新しくでき上がったばかりのもの。転じて、未熟で粗雑なもの。
今でこそ(いまでこそ)ことわざ辞典
いまの様子と以前の様子とのあいだに、はっきりしたちがいが見て取れることを言う。 多くは「今でこそ…だが」の形で使い、いまでは人に認められて地位や立場も安定しているけれど、以前はそうではなかったと、昔をふり返って言う。 今と昔を比べて、その変わりように胸を打たれる思いは今昔の感という。
今でも(いまでも)
以前からそうであったものが、今という時点に至ってもそのままであるようす。
今道心(いまどうしん)
出家してまだ日の浅い人。
今時(いまどき)
いまを中心とした、ここしばらくの間。また、いまの世。多く、いまさらそれかとあきれる口ぶりで使う。
今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)ことわざ辞典
泣いていた人が、すぐに機嫌を直して笑うこと。主に子どもの、気持ちの移り変わりの早さについていう。
今に(いまに)
そのうちに。やがて。
今に始まったことではない・今に始めぬ(いまにはじまったことではない・いまにはじめぬ)ことわざ辞典
ずっと前から見られたことで、いまになって急に生じた出来事ではないこと。 目の前で起きたことが少しもめずらしくなく、とりたてて驚くには当たらないと感じたときに使う。 古くは「今に始めぬ」という形で言った。
今にも(いまにも)
まだ起きてはいないが、もう起こる寸前だというようす。
今の今まで(いまのいままで)ことわざ辞典
(あとに打ち消しの語を伴って)つい先程まで。たった今まで。
今の内(いまのうち)
今のありさまが続いている、その間。
今の処・今の所(いまのところ)
いま。現在。
今の情けは後の仇(いまのなさけはのちのあだ)ことわざ辞典
その場かぎりの甘い情けで手を貸すと、かえって当人を甘やかし、のちのち困った事態を引き起こしかねないということ。
今は限り・今を限り(いまはかぎり・いまをかぎり)ことわざ辞典
物事がここで終わりを迎えること。もうこれから先は無いという、最後のとき。 特に、人の命が終わろうとする間際をいう。 「今を限り」ともいう。昔の和歌や物語にも出てくる、古くからの言い回し。 死に際のことを「今際」ともいうが、この「今際」は「今は限り」がもとになった語とされる。 「今際の際」は、その「今際」を使った言葉。「今はこれまで」も、もう終わりだと悟ったときに口にする、近い言葉。
今はこれまで(いまはこれまで)ことわざ辞典
避けることができないさま。もはやどうしようもない。これで終わりだ。
今は昔(いまはむかし)ことわざ辞典
今から見ると昔のことだが。むかしむかし。
今一つ(いまひとつ)
期待に届かず、出来・調子などが少し不十分な状態。
今風(いまふう)
その時代の流行や好みに合った様子。現代風。
今参り三日・今参り二十日・今参り百日・今参二十日(いままいりはつか・いままいりひゃくにち・いままいりみっか)ことわざ辞典
新しく雇われた奉公人は、勤めはじめて間もないうちは熱心に仕事をするが、二十日ほどたつと気がゆるみ、なまけはじめる者が多い。 「今参り」は、新しく奉公に上がった人。「奉公人」は、主人に仕えて、その家の用を務める人。 「二十日」を「百日」や「三日」に替えて、「今参り百日」「今参り三日」ともいう。
今まで・今迄(いままで)
過去から現在まで。今日まで。これまで。
今めかしい(いまめかしい)
今以て(いまもって)
これだけ時がたっても、まだそうならないさま。
今や(いまや)
ちょうどこの時だ、と強く指し示す語。
今や遅し・今や遅しと(いまやおそし・いまやおそしと)ことわざ辞典
今か今かと待ち遠しいさま。
今様(いまよう)
そのころ新しいとされるやり方や好みに沿っているようす。
今際(いまわ)
死の間際。臨終。
今渡り(いまわたり)
今際の際(いまわのきわ)ことわざ辞典
臨終の時。死に際。
今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)ことわざ辞典
ふだん信心の薄い人でも、いよいよ死ぬという時には念仏を口にして仏の救いを願うものだということ。
今を時めく(いまをときめく)ことわざ辞典
いまちょうど勢いの盛りにあって、世の中の人気を一身に集めているさま。
引古証今(いんこしょうこん)四字熟語辞典
昔の事象や事実などを根拠として現在の物事を議論すること。 「古(いにしえ)を引(ひ)いて今(いま)を証(しょう)す」とも読む。
往古来今(おうこらいこん)四字熟語辞典
昔から今になるまで、またはその時間の流れ。 「往古」は過ぎ去った時のこと。 「来今」は今から後のこと。
昨日今日(きのうきょう)
昨日の今日(きのうのきょう)ことわざ辞典
あまり時間が経っていないことのたとえ。 その出来事があってからまだ一日しか経っていない今日との意から。
昨日の友は今日の仇・昨日の友は今日の敵・昨日の情今日の仇(きのうのじょうきょうのあだ・きのうのともはきょうのあだ・きのうのともはきょうのてき)ことわざ辞典
人の心は変わりやすく当てにならないということのたとえ。 昨日まで親しくしていた友が今日は敵になってしまうことから。
昨日の襤褸、今日の錦・昨日の錦、今日の襤褸(きのうのつづれ、きょうのにしき・きのうのにしき、きょうのつづれ)ことわざ辞典
一日を隔てただけで、まとう物が粗末な布から上等な織りへ、あるいはその逆へ入れ替わる。 人の身の上は、それほど短い間に様変わりする。
昨日の敵は今日の友・昨日の敵は今日の味方(きのうのてきはきょうのとも・きのうのてきはきょうのみかた)ことわざ辞典
争っていた相手と、いつのまにか手を結んでいるという転変をいう。 利害や情勢が動けば、敵と味方の立場は容易に入れ替わる。
昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)ことわざ辞典
世の中の移り変わりが激しいこと、絶え間なく変化していくことのたとえ。 昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまうことから。
昨日は昨日、今日は今日(きのうはきのう、きょうはきょう)ことわざ辞典
昨日のあったことが、今日もあるわけではない。日々情勢が変わり、昨日と今日は違うということ。
昨日は今日の昔・昨日は今日の昔、今日は明日の昔(きのうはきょうのむかし・きのうはきょうのむかし、きょうはあすのむかし)ことわざ辞典
わずか一日前のことでも、今日から見れば昨日は過去であるということ。
昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)ことわざ辞典
人の運命は予測しがたく、他人にふりかかった災難が、いつ自分にもふりかかるかわからないということ。
昨日は嫁、今日は姑(きのうはよめ、きょうはしゅうとめ)ことわざ辞典
時の流れが非常に早く、人の境遇も変わりやすいということのたとえ。
旧雨今雨(きゅううこんう)四字熟語辞典
昔からの友人と最近親しくなった友人。 中国語の音で「雨」と「友」は同じ音ということから、友人のことをしゃれて言った言葉。
今日(きょう・こんにち)
現在経過している日。本日。
今日明日(きょうあす)
ごく近い未来。今日か明日か。
今日あって明日ない身(きょうあってあすないみ)ことわざ辞典
人の命のはかないことや、人生の無常なことのたとえ。 また、死期が迫っていることのたとえ。
今日この頃(きょうこのごろ)
今日できることを明日まで延ばすな・今日なしうることは明日に延ばすことなかれ・今日なし得る事を明日まで延ばすな(きょうできることをあすまでのばすな・きょうなしうることはあすにのばすことなかれ・きょうなしうることをあすまでのばすな)ことわざ辞典
やればすぐできることを、明日やろうと一日延ばしにしないで思いついたらすぐにやれという戒めの言葉。
今日の襤褸、明日の錦(きょうのつづれ、あすのにしき)ことわざ辞典
今はぼろを身につけているが、努力を怠らなければ苦労が実って、そのうち美しい衣服を着るほど出世できるだろうということ。「襤褸」はぼろ、「錦」は美しい衣服。
今日の情けは明日の仇・今日の情は明日の仇(きょうのなさけはあすのあだ)ことわざ辞典
差し向けられた情けが、そのまま先々の敵意に転じる場合がある。 情け一つで結ばれた仲は、事情が動けばあっけなくほどけてしまうという見方。
今日の後に今日なし・今日の後に今日はなし・今日の後に今日無し(きょうののちにきょうなし・きょうののちにきょうはなし)ことわざ辞典
今日という日は二度とやってくることはない。だから今日できることは今日やっておけという戒めの言葉。
今日の一針、明日の十針(きょうのひとはり、あすのとはり)ことわざ辞典
すぐにしなければならないことを先延ばしすると、余計に手間がかかるということのたとえ。 今日なら一針縫えば済むのに、明日に延ばせばほころびが広がり、十針も縫わなければならなくなるとの意から。
今日は人の上、明日は我が身の上・今日は人の身、明日は我が身(きょうはひとのうえ、あすはわがみのうえ・きょうはひとのみ、あすはわがみ)ことわざ辞典
今日は人の身に起きたことが、明日は自分の身に起きるかもしれない。人の災難を、自分には縁のないものと見てはならないという戒め。 後半だけを取り出して「明日は我が身」ともいう。
今日日(きょうび)
近頃。今時。今日この頃。
今上(きんじょう)
在位している天皇。今上天皇。
今体(きんたい)
食うことは今日食い、言うことは明日言え(くうことはきょうくい、いうことはあすいえ)ことわざ辞典
食べ物は早く食べたほうがおいしく味わえるが、ものを言うのはよく考えてからのほうが賢明だということ。
今朝(けさ)
今日の朝。こんちょう。
現今(げんこん)
まさに今の時代。
今来古往・古往今来(こおうこんらい・こんらいこおう)四字熟語辞典
過去から現在まで。 「古往」は昔から。 「今来」は今まで。 「古今」と略して使うことも多い言葉。 「今来古往」ともいう。
