「九」を含む熟語・言葉 — 82 件
「九」を含む言葉を一覧で紹介します。各言葉を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
九(きゅう)
数の名の一つで、八より一つ大きく、十より一つ小さい数。
九(ここの)
(ほかの語の上に付いて)「九つ」の意味を表す。「九日(ここのか)」「九重(ここのえ)」
一言九鼎(いちげんきゅうてい・いちごんきゅうてい)四字熟語辞典
国の動向に関わる重要な言葉。 「九鼎」は古代中国で使われた、祭器としても使われる三本足の鍋。
一日九回・一日九廻(いちじつきゅうかい)四字熟語辞典
ひどく心配して、悩み苦しむこと。 「九」は何度もということ。 一日に何度も腸がねじれるほどに悩み苦しむということから。 「一日九廻」とも書く。
一日九遷(いちじつきゅうせん)四字熟語辞典
あっという間に出世すること。 「九遷」は官位が九回上がること。 一日に官位が九回上がるという意味から。 皇帝から寵愛を受けていることをいう言葉。 「一日(いちじつ)九(く)たび遷(うつ)る」とも読む。
一夕九徙(いっせききゅうし)四字熟語辞典
一晩の間に何度も居場所が変わること。 または、一定の居場所にいないため、どこにいるかわからないこと。 「一夕」は一晩。 「九」は数が多いことのたとえ。 「徙」は移動すること。 中国の後漢の時代の李コウは、暗殺を恐れて夜中に何度も居場所を変えていたために、同居している人ですら居場所が分からなかったという故事から。
横死九法(おうしくほう)四字熟語辞典
天寿を全うできずに死んでしまう九つの原因のこと。
御九日(おくんち)
お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)ことわざ辞典
夫婦がともに元気で仲睦まじく長生きしたいと願う言葉。「お前」は夫、「わしゃ」は妻のことで、この後に「共に白髪の生えるまで」と続く。
九皐鳴鶴・鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう・きゅうこうのめいかく)四字熟語辞典
世間から離れて暮らしていても、よい名声が自然と知られること。 「九皐」は山の奥深い場所にある沼沢。 山奥にある沼沢で美しい鳴き声の鶴が鳴くという意味から。 山の奥深くに隠居している賢者の名声は、自然と広まるということをたとえた言葉。 「鶴鳴九皐」ともいう。
寒九(かんく)
小寒から九日目のこと。一月十三日頃をいう。
九夏三伏(きゅうかさんぷく)四字熟語辞典
夏の一番暑い時期のこと。 「九夏」は夏の季節の九十日間。 「三伏」は初伏、中伏、末伏のこと。 夏至以降の三回目の庚の日を初伏、四回目の庚の日を中伏、立秋の後の最初の庚の日を末伏という。
九官鳥(きゅうかんちょう)
全身が黒く、ほおから首すじにかけて黄色い肉のひだが垂れる鳥。くちばしと足はだいだい色。人の声をよくまねる。インドから東南アジアの原産。
三槐九棘・九棘三槐(きゅうきょくさんかい・さんかいきゅうきょく)四字熟語辞典
政界の最高幹部のこと。 「三槐」は中国の三公の別称。 「九棘」は中国の九卿の別称。 中国の周の時代に、君主が朝廷の庭の三公の位置を示すところに槐の木を植え、九卿の位置を示すところに棘の木を植えていたことから。 「九棘三槐」ともいう。
九牛(きゅうぎゅう)
九牛一毛(きゅうぎゅういちもう・きゅうぎゅうのいちもう)四字熟語辞典
たくさんある中のほんの少しの部分。 または、どうでもいい、些細なこと。 「九」は数が多いことのたとえ。 多くの牛がいる中の一頭の牛の毛の一本ということから。
九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)ことわざ辞典
多数の中のわずかな一部分のこと。取るに足りないことのたとえ。 「九牛」は、多くの牛のこと。 多くの牛の中の一本の毛のことから。
九死(きゅうし)
十回のうち九回は命を落とすような危険な状態。
九紫(きゅうし)
九星のうち、五行の火と南の方角にあてるもの。九紫火星ともいう。
九死一生(きゅうしいっしょう)四字熟語辞典
ほとんど助かる見込みのない極めて危険な状況で、かろうじて助かること。 九割の確率で死ぬような危険な状況で、何とか生き残るという意味から。 「九死に一生を得る」という形で使うことが多い言葉。
九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)ことわざ辞典
まず生きて戻れまいという瀬戸際を切り抜けて、辛くも生き延びること。 「九死」は十のうち九まで死に傾いていること。残る一つの目に賭けて助かる意。
九仞・九仭(きゅうじん)
高さが非常に高いこと。
九仞之功(きゅうじんのこう)四字熟語辞典
仕事を完遂する間際の、最後のひと踏ん張りのこと。 または、仕事を完成させるために積み重ねる一つ一つの努力と、その大切さのこと。 「九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く」による。 九仞の高さの山を作るにも、最後のもっこ一杯の土を盛らずに止めてしまえば山は完成しないとの意から。
九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)ことわざ辞典
長い間の努力も最後のわずかなところでやめてしまえば無駄になることのたとえ。 「九仞」は非常に高い、「一簣」は一杯のもっこの意。 高い山を築くのに、最後のもっこ一杯の土を虧く(欠く)と完成しないとの意から。
九星(きゅうせい)
陰陽道の占いの一つ。生年月日に九つの星を割り当てて運勢や吉凶を占う。
九泉(きゅうせん)
地面の下の、ずっと深い所にあるとされた、死んだ人のおもむく世界。黄泉。また、墓のこと。
九族(きゅうぞく)
自分を中心とした先祖と子孫各四代の親族。
九重(きゅうちょう)
層をなして、いくつも重なること。
九腸寸断(きゅうちょうすんだん)四字熟語辞典
ひどくつらく、悲しいこと。 「九腸」は腸全体のこと。 「寸断」は細かくたくさんに切ること。 内臓がばらばらに千切れるような、つらい悲しみという意味から。
九鼎大呂(きゅうていたいりょ)四字熟語辞典
非常に珍しい物のこと。 または、重要な地位や名声などのたとえ。 「九鼎」は夏の禹王が中国の全土から献上させた、九つの鼎。 「大呂」は周王朝の大廟に供えた大きな鐘。 どちらも非常に価値のある珍しい物のたとえ。
九天(きゅうてん)
天の高い所。天界。
九年之儲・九年之蓄(きゅうねんのたくわえ・くねんのたくわえ)四字熟語辞典
国が豊かなこと。 「蓄」は食料の貯蓄のこと。 国民の一人一人に、九年分の食料の貯蓄があるという意味から。 「九年之儲」とも書く。
九年面壁・面壁九年(きゅうねんめんぺき・くねんめんぺき・めんぺきくねん)四字熟語辞典
長い期間一つのことに専念してやり遂げること。 または、長い期間努力し続けること。 達磨大師が嵩山の少林寺に籠り、九年間壁に向かって座禅を組んで悟りを開いたという故事から。 「九年面壁(くねんめんぺき・きゅうねんめんぺき)」ともいう。
九拝(きゅうはい)
何度も頭を下げて敬意や謝意を示すこと。
九月(くがつ)
一年の九番目の月。長月。菊月。
九九(くく)
一から九までの自然数の掛け算を暗記するときの唱え方。また、それを整え表にしたもの。
九献(くこん)
三つの盃で三回ずつ酒を酌み交わす儀式。三々九度。
九尺二間(くしゃくにけん)
九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)ことわざ辞典
間口が九尺、奥行き二間、入り口の戸が一枚だけというような、きわめて狭く粗末な家のたとえ。
九字(くじ)
護身の呪文とされる九つの漢字。「臨兵闘者皆陣列在前」の九つをいう。
薬九層倍(くすりくそうばい)四字熟語辞典
薬は、売値が原価の九倍と異常に高いことから、暴利をむさぼることのたとえ。
九寸五分(くすんごぶ)四字熟語辞典
短刀のこと。 「寸」と「分」は長さの単位で、短刀の長さと同じということから。
九損一得・九損一徳(くそんいっとく)四字熟語辞典
費用が多くかかり、あまり利益にならないこと。 九回損をして、一回得をするという意味から。 「鞠は九損一徳」を略した言葉で、蹴鞠に熱中すると十の中で九は損をするという意味から。 「九損一得」とも書く。
九谷焼(くたにやき)
九年母(くねんぼ)
九分九厘(くぶくりん)四字熟語辞典
ほとんど完璧なもの。ほぼ間違いないこと。 十分のうちの九分九厘という意味から。
九分どおり(くぶどおり)
九品往生(くほんおうじょう)四字熟語辞典
仏教で極楽浄土に往生するときの九種類の方法のこと。 生前の功徳によって、上品、中品、下品に分かれており、さらにそれぞれに上生、中生、下生がある。 その違いによって九等級の蓮台に迎えられるとされている。
九品蓮台(くほんれんだい)四字熟語辞典
生前の行いによって九等級に分かれるとされており、極楽浄土に往生した者が座る蓮(はす)でできた台のこと。
九曜(くよう)
九輪(くりん)
君子九思(くんしのきゅうし)四字熟語辞典
人格者が常に心がけるべき九つのこと。 「君子」は人格者、「九思」はいつも忘れないように心にある九つのこと。 物はしっかりと見る、話は正確に聞く、表情はいつも穏やかに保つ、手厚く礼儀正しい姿勢、言葉は真心を持って偽らない、仕事は慎重にする、疑問には質問する、怒る時にはその後どうするか考えておく、道義を犯して利益を貪らないという九つのこと。 「君子は九思あり」とも訓読する。
洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)四字熟語辞典
天下を治めるうえでよりどころとなる、九つの原則。 「洪」は大きい、「範」は手本となるのり、「疇」は同じたぐいのまとまり。 五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑・庶徴・五福の九つをさす。 殷の箕子が周の武王に語ったという形で、『書経』の「洪範」の篇に記されている。
九重(ここのえ)
九個、または、多くのものが重なっていること。
九日(ここのか)
その月の九番目の日にち。
九つ(ここのつ)
物を数える時の八の次の数。九個。
さす九(さすきゅう)
「さすが九州」の略。九州地方やその出身者に対して、男尊女卑の考えが強いとされることを、皮肉やからかいを込めて言う言葉。主にインターネットやSNSで使われる。
三跪九叩(さんききゅうこう)四字熟語辞典
中国の清の敬礼の方法。 三回跪(ひざまず)いて、頭を九回地面に打ち付ける礼のことをいう。
三三九度(さんさんくど)
三思九思(さんしきゅうし)四字熟語辞典
何度も繰り返して深く考えること。 「三思」と「九思」はどちらも深く考えること。 「三…九…」は何度もという意味。
三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)ことわざ辞典
三十九歳はまだ三十代、これからが盛りで人生の花を咲かせる時期だということ。「四十四十と人言うけれど三十九だもの花だもの」という俗謡から。
三旬九食(さんじゅんきゅうしょく)四字熟語辞典
生活がひどく貧しいことのたとえ。 「三旬」は一ヶ月のこと。 一ヶ月の間に九回しか食事ができないという意味から。 中国の春秋時代の子思が衛の国にいた時に、一ヶ月で九回しか食事ができないほど貧しかったという故事から。
三拝九拝(さんぱいきゅうはい)四字熟語辞典
何度も頭を下げて、頼みごとをしたり、敬意や謝罪の意志を表したりすること。 手紙の最後に記して、相手に敬意を表す言葉として用いることもある。 「三拝」は敬意を持って三回拝むこと。仏教では身業、口業、意業の三業に敬意を表すこと。 「九拝」は敬意を持って九回拝むこと。または、古代中国で定められた九種類の礼拝のこと。
三拝九拝する(さんぱいきゅうはいする)ことわざ辞典
何度も頭を下げて頼み込んだり、敬意や感謝を表したりすること。
四十九日(しじゅうくにち)
その人の死後四十九日目の日。また、その日に行われる法事。
七難九厄(しちなんくやく)四字熟語辞典
男女とも七と九のつく年齢のときには災厄に遭いやすいという俗信のこと。
十室九空(じっしつきゅうくう)四字熟語辞典
災害や戦乱、暴政などで住民がいなくなり、十軒に九軒が空き家になって村が閑散としている様子。
十室而九(じっしつじきゅう)四字熟語辞典
災害や戦争、悪政などが原因となって国が荒れていること。 十軒のうち九軒が不満を持っていることから。 「十室(じっしつ)にして九(きゅう)」とも読む。
十進九退(じっしんくたい)四字熟語辞典
十人に九人は諦めるほどに、仏教の修行は厳しく困難なこと。 または、悟りを得るためには十の努力をして九は無駄になるために、多くの時間が必要なこと。
十中八九(じっちゅうはっく・じゅうちゅうはっく)四字熟語辞典
十あるうちの八か九ということから「ほとんど」「おおかた」「ほぼ確実」という意味。
十羊九牧(じゅうようきゅうぼく)四字熟語辞典
人口の割に役人が多すぎることのたとえ。 十頭の羊に九人の羊飼いという意味から。
葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)ことわざ辞典
葬儀は昼の十二時頃、酒宴は午後四時頃に行うのが習わしだということ。
第九芸術(だいくげいじゅつ)
発声映画。無声映画は第八芸術と呼ばれる。
九十九折(つづらおり)四字熟語辞典
何度も折れ曲がっている様子のこと。 または、くねくねと何度も曲がっている険しい坂道や山道。 葛藤(つづらふじ)という植物の蔓(つる)のように何度も曲がりくねっていることから本来は「葛折」と書く。 「九十九」は曲がっている回数が多いことを表現したもの。
鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)ことわざ辞典
「九皐」は曲がりくねって奥まった沢地。その底で鶴が鳴いても、声は空へ抜けて天まで届く。 世を離れて身を潜めていても、優れた者の名はおのずと遠くまで伝わっていくということ。
時を得た一針は九針の手間を省く・適時の一針は九針の手間を省く(てきじのいっしんはきゅうしんのてまをはぶく・ときをえたいっしんはきゅうしんのてまをはぶく)ことわざ辞典
すぐに対処しておけば、あとで大掛かりな手間をかけずにすむということ。 その時に一針縫っておけば、あとで九針縫う手間を省くことができるとの意から。 「適時の一針は九針の手間を省く」ともいう。
天保九如(てんぽうきゅうじょ)四字熟語辞典
長生きすることを願う言葉。 「天保」は『詩経』の「小雅」の中にある篇の名前で、天子の長寿と平安を祈る詩。 「九如」は「天保」の中で「如」の文字が九つ使われているということ。
八索九丘(はっさくきゅうきゅう)四字熟語辞典
古い書物の名前。 「八索」は八卦のことが書かれているとされる書物。 「九丘」は地理のことが書かれているとされる書物。 古代中国の書物で、どちらも現存していない。
世の中の人の心は九合十合・人の心は九分十分・人の心は九合十合(ひとのこころはくごうじゅうごう・ひとのこころはくぶじゅうぶ・よのなかのひとのこころはくごうじゅうごう)ことわざ辞典
人間の考えることはどれも似たようなもので、大きな差はないということ。 「人の心は九合十合」「世の中の人の心は九合十合」ともいう。
一一九番(ひゃくじゅうきゅうばん)
