「顔」の意味

「顔」(かお)の意味・読み方を解説します。
顔
かお
| 言葉 | 顔 |
|---|---|
| 読み方 | かお |
| 意味・例文 |
|
「顔」で使われている漢字
| 部首 | 頁部(おおがい・いちのかい) |
|---|---|
| 画数 | 18画 |
| 音読み | ガン |
| 訓読み | かお / かんばせ |
| 意味 | かお。つら。ひたい。おでこ / かお。かんばせ。かおつき。かおいろ など |
「顔」を含む故事・ことわざ・慣用句
顔で笑って心で泣く(かおでわらってこころでなく)
泣きたいほどつらくても顔では笑ってみせるということ。
顔に泥を塗る(かおにどろをぬる)
恥をかかせたり名誉を傷つけたりすること。 単に「泥を塗る」ともいう。
顔に紅葉を散らす(かおにもみじをちらす)
若い女性が照れくささや恥じらいから、紅葉の葉を散らしたように顔を一気に赤らめる様子。 単に「紅葉を散らす」ともいう。
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
死にし子顔よかりき(しにしこかおよかりき)
早死にする子にかぎって器量がよく、ふびんで惜しまれるということ。
笑う顔に矢立たず(わらうかおにやたたず)
にこやかな面持ちを向けられると、こちらの尖った気持ちは行き場を失ってしまう。 柔らかい顔つきの前では、強く出ようとした側のほうが引き下がる。
頬を顔(ほおをかお)
言い方を替えたところで、指しているものは一つきり。呼び名が二つに分かれても、中身まで二つに分かれはしない。
仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)
気の長い相手でも、無遠慮を重ねられればいつかは怒る。こちらの甘えが度を越したところで、相手の辛抱は切れてしまう。
知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)
中身を呑み込んだうえで、関わりのない者の顔つきを崩さず、こちらの問いを素通りさせる。 そういう構えをとる当人を指しても使う。
橙が赤くなれば医者の顔が青くなる(だいだいがあかくなればいしゃのかおがあおくなる)
橙が色づく秋頃は過ごしやすく病人も少なくなり、仕事が減った医者の顔が青くなるということ。
合わせる顔がない(あわせるかおがない)
相手の期待や信頼を裏切るようなことをして、申し訳なくてその人に会いにくいというたとえ。 「あわせる」は「あわす」ともいう。 また「合」は「会」とも書く。
浮かぬ顔(うかぬかお)
心配事などがあって、晴れ晴れとしない顔つき。
親の顔が見たい(おやのかおがみたい)
よその子の行動や態度の悪さに、驚きあきれて発する言葉。
顔が売れる(かおがうれる)
世間に広く名前が知れわたること。
顔が利く(かおがきく)
信用や権力があって相手に無理がとおり、便宜を図ってもらえること。
顔が立つ(かおがたつ)
その人の面目や名誉がたもたれるということ。
顔が潰れる(かおがつぶれる)
その人の名誉が傷つけられることのたとえ。
顔が広い(かおがひろい)
交際範囲がひろく、知り合いが多いことのたとえ。
顔に出る(かおにでる)
何も言わなくても、本心や体調などが表情にあらわれること。
顔に書いてある(かおにかいてある)
なにも言わなくても、相手の表情からその人の本心を読み取ることができるということ。
顔を合わせる(かおをあわせる)
試合や競技などで対戦相手となる。また、演劇や映画などで共演する。 「顔が合う」ともいう。
顔を売る(かおをうる)
自らの名前が広く世間にしられるように、行動することのたとえ。
顔を貸す(かおをかす)
人から頼まれて、ある場所に出向いたり人と会ったりすることのたとえ。
顔を曇らせる(かおをくもらせる)
心配事や悲しみなどで暗い表情をすることのたとえ。
顔を出す(かおをだす)
人を訪問したり、会合などに出席したりすることのたとえ。 顔や姿をその場にあらわす意から。
顔を立てる(かおをたてる)
その人の名誉が保たれるようにすること。
顔を作る(かおをつくる)
化粧をすることのたとえ。 また、むりにそのような表情をすることのたとえ。
顔を潰す(かおをつぶす)
相手の面目や名誉を傷つけて、恥をかかせること。
顔を直す(かおをなおす)
汗や皮脂などでくずれた化粧を整えることのたとえ。
顔を見せる(かおをみせる)
会合に出席したり、人を訪問したりすること。
顔を繋ぐ(かおをつなぐ)
時折ひとを訪ねたり、会合に出席したりして、その人との関係を保つことのたとえ。
何食わぬ顔(なにくわぬかお)
事実を知っていながら、何も知らないような顔つきをすること。またはそのような態度をとること。
大きな顔(おおきなかお)
偉そうな顔つき。また、平然とした顔つき。
顔が合わせられない(かおがあわせられない)
面目がなくてその人に会うことができないというたとえ。
顔から火が出る(かおからひがでる)
大変恥ずかしいおもいをすることのたとえ。 顔が真っ赤になる意から。
顔を利かす(かおをきかす)
自らが持つ権力や影響力などを用いて、無理をとおしたり、物事を有利に運んだりすること。
顔を拵える(かおをこしらえる)
化粧をすることのたとえ。
顔をほころばせる(かおをほころばせる)
嬉しさなどで思わず笑顔になること。
顔を汚す(かおをよごす)
その人の面目を失わせたり、恥をかかせたりすることのたとえ。
顔を顰める(かおをしかめる)
心配ごとがあったり不快を感じたりして、眉周辺にしわを寄せること。
涼しい顔(すずしいかお)
自分が関係しているのに、まるで他人事のように知らん顔をしている様子。
そ知らぬ顔(そしらぬかお)
知らない振りをすること。
向かう顔に矢が立たず(むかうかおにやがたたず)
素直に従う者には、つらく当たれないものだ。 こちらへ顔を向けている鹿は射るにしのびない意から。 「向かう顔に矢が立たず」ともいう。
顔を振る(かおをふる)
首を横に何度か振り、相手の頼みや意見にうなずけない心の内を表に出すしぐさ。 また、顔をわきへそむけ、相手のほうへ目を向けないありさまにも使う。怖さやいやだという思い、相手を無視する気持ちなどが、そのしぐさににじむ。 目をそらす動きまで含むぶん使い道が少し広いが、断る意味に限れば「[[頭を振る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/5734.php]]」(かぶりをふる)と重なる。
