「起こる」の意味

「起こる」(おこる)の意味・読み方を解説します。
起こる
おこる
| 言葉 | 起こる |
|---|---|
| 読み方 | おこる |
| 意味 | 物事や事態が新たに発生する。起きる。 |
| 例文 | 「笑いが起こる」「事件が起こる」 |
| 別表記 | 起る |
「起こる」で使われている漢字
| 部首 | 走部(はしる・そうにょう) |
|---|---|
| 画数 | 10画 |
| 音読み | キ |
| 訓読み | お(きる) / お(こす) / お(こる) / た(つ) |
| 意味 | たつ。立ち上がる。出発する / おきる。おきあがる など |
「起こる」を含む故事・ことわざ・慣用句
夫婦喧嘩もないから起こる(ふうふげんかもないからおこる)
金がなくて生活が苦しいと、しなくてもよい夫婦喧嘩も起こるということ。
伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
どうしようもなくて我慢することのたとえ。 粋だと言われている伊達の素足も、実は足袋を買う金がないからだとの意から。 「伊達の素足も貧から起こる」ともいう。
痩せ我慢は貧から起こる(やせがまんはひんからおこる)
不自由を我慢するのも、貧乏でどうしようもないからで、好き好んで我慢する者はいないということ。
千里の道も一歩より起こる(せんりのみちもいっぽよりおこる)
大きな目標・目的を達成するためには、身近なことからこつこつと努力を積み重ねていくことが大切であるということ。 千里という遠い道のりも、最初に出す片足から歩みが始まるとの意から。 「千里の行も足下より始まる」ともいう。
大事は小事より起こる(だいじはしょうじよりおこる)
どのような大事も、取るに足りない小さなことが原因となって引き起こされるということ。小さな油断にも気をつけよという戒めの言葉。
疳の虫が起こる(かんのむしがおこる)
幼い子どもが、わけもなく夜中に泣き続けたり、激しくむずかったり、ひきつけたりすること。 「疳」は子どもに多い神経の病のことで、昔はそれを引き起こす虫が体の中にすんでいると信じられていた。
信は荘厳より起こる(しんはしょうごんよりおこる)
信仰にも見た目や形式が大切であるということ。 または、形式から内容は導き出されるということ。 寺院や神社の美しく飾られた見た目に感動して信仰心は生まれるということから。
竜吟ずれば雲起こる(りゅうぎんずればくもおこる)
ひとかどの人物が立てば、志を同じくする者が呼ばれもせず身を寄せるということ。 竜がひと声あげると空に雲が湧くといわれることから。
一災起これば二災起こる(いっさいおこればにさいおこる)
一度災いにあうと、それひとつでは終わらずに、続けてまた次の災いにあいやすいということ。困ったことは、何かと重なって起きがちである。 「一災」はひとつめの災難、「二災」はそれに続いて起きる二つめの災難を指す。 似た出来事がくり返されることを言う言葉に[[一度あることは二度ある*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/414.php]]や[[二度あることは三度ある*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1999.php]]があり、それを災いにしぼって言い表したものといえる。
九層の台は累土より起こる(きゅうそうのうてなはるいどよりおこる)
どんなに大きな物事も、小さな物事を一つずつ積み上げることで出来上がる、というたとえ。 九階もある高い建物でさえ、最初はひと盛りの土を置くところから築いていく。そのようすを、物事の成り立ちに当てはめている。「台(うてな)」は、遠くまで見わたせるように高く造った建物のこと。「累土」は、積み重ねた土のこと。 『老子』の同じ章で、この句に続けて述べられるのが[[千里の行も足下より始まる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3534.php]]である。考え方が近い句には、[[塵も積もれば山となる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3732.php]]がある。
