「回る・廻る」の意味

「回る・廻る」(まわる)の意味・読み方を解説します。
回る
/廻る
まわる
| 言葉 | 回る・廻る |
|---|---|
| 読み方 | まわる |
| 意味・例文 |
|
| 補足 | 取り囲む意や、…にかかわる意は「巡る」と書き分ける。 |
「回る・廻る」で使われている漢字
「回る・廻る(まわる)」の他の読み方
「回る(まわる)」を含む故事・ことわざ・慣用句
焼きが回る(やきがまわる)
年を取ったりして頭の働きや腕前が鈍ることのたとえ。 「焼き」は熱した金属を急激に水で冷やして堅くする焼入れのことで、火が回りすぎて焼きが強すぎると切れ味が悪くなることから。
杖の下に回る犬は打てぬ(つえのしたにまわるいぬはうてぬ)
自分になつく者に対しては、情がわいてむごい仕打ちができないということ。 追い立てるつもりで杖を振り上げても、その真下へ尾を振ってすり寄る犬には、どうにも杖を下ろせない意から。
お鉢が回る(おはちがまわる)
順番がまわってくること。「お鉢」は飯びつのこと。人の多い食事の席で、自分の所に飯びつが回ってくる順番になることから。
袖の下に回る子は打たれぬ(そでのしたにまわるこはうたれぬ)
親が我が子を懲らしめようとしても、逃げずに袖にすがって寄ってくる子には手を上げられないものだということ。憎からず思う親心をいう。
天道様と米の飯はどこへも付いて回る(てんとうさまとこめのめしはどこへもついてまわる)
身の置きどころが変わっても、日を浴びることと米を食うことだけは離れずについてくる。 先の当てがなくても食い扶持は絶えない、という励ましのことば。
知恵が回る(ちえがまわる)
頭の回転が早く、その場に応じた適切な判断ができること。
付いて回る(ついてまわる)
常に近くから離れないこと。いつも付いていくこと。 または、ある物事をいつまでも拭い去ることができず、いつまでも付きまとうこと。
付きが回る(つきがまわる)
運が巡ってくること。幸運が訪れること。
手が後ろに回る(てがうしろにまわる)
罪を犯して警察に捕まること。 昔の罪人は手を後ろで縛られていたことから。
手が回る(てがまわる)
犯罪者などが警察に手配されること。 または、配慮が隅々まで行き届くこと。
受けに回る(うけにまわる)
こちらから攻める機会がなく、ただ相手からの攻撃を防ぐだけの立場になること。
裏へ回る(うらへまわる)
表立って動かず、人の見ていないところで事を運ぶこと。堂々とやるのを避けた身の置き方をいう。 同じような言い方に「陰に回る」がある。
陰に回る(かげにまわる)
相手に気づかれないように動くこと。ようすをうかがったり、人を思うように動かしたりする場合にいう。 表向きの役から退いて、目立たぬところに身を移すことにもいう。 同じような言い方に「裏へ回る」がある。
気が回る(きがまわる)
細かなところまで注意が行き届くこと。
口が回る(くちがまわる)
滞ることなく滑らかに喋ること。 または、話が巧みであること。 「舌が回る」ともいう。
後手に回る(ごてにまわる)
相手に先を越され、受け身の立場になったり対応が遅れたりすること。
目が回る(めがまわる)
めまいがすること。また、とても忙しいこと。
ずきが回る(ずきがまわる)
逃げた犯人などが手配されること。手が回ること。 「ずき」は盗賊などが使う隠語で、刑事のこと。
酔いが回る(よいがまわる)
酒に酔って、判断力や感覚が鈍くなること。
刃金が棟へ回る(はがねがむねへまわる)
技量や判断力、働きなどが衰えることのたとえ。 刀の背である棟(むね)の方向へ刃先がまくれ上がり、切れ味が鈍くなることから。
