破鏡とは
破鏡
はきょう
言葉 | 破鏡 |
---|---|
読み方 | はきょう |
意味 | 割れた鏡。 夫婦が別れること。離婚。 |
使用漢字 | 破 / 鏡 |
破鏡を含む四字熟語
破鏡重円(はきょうじゅうえん)
一度別れた夫婦がまた一緒になること。または、離散していた夫婦がまた会うこと。 割れた円い鏡が元の円い鏡に戻るという意味から。 徐徳は戦乱の中で鏡を二つに割って、後に再会するために妻と一つずつ持って離散したが、再会できたという故事から。
破鏡不照(はきょうふしょう)
一度壊れたものは、壊れる前と同じ状態には戻らないという意味。または、悟りを得たものは二度と迷いを持つことはないということ。 主に夫婦の関係のことをいい、離婚した夫婦は二度と離婚以前の状態にはならないという意味。 「破鏡」は割れた鏡。または、離婚すること。 「不照」は照らすことはないという意味。 「破鏡照らさず」とも読む。
破鏡之嘆(はきょうのなげき)
夫婦が離婚する時の悲しみ。 「破鏡」は鏡を半分に割ること。 結婚する時に鏡を半分に割り、それぞれを妻と夫それぞれ片方ずつもち、妻が浮気をすると、妻の持っている鏡がカササギになって夫のところへ飛んで行き、浮気が発覚して離婚したという故事から。 「破鏡之歎」とも書く。
破鏡を含む故事・ことわざ・慣用句
「破」を含む言葉・熟語
- 打ち破る・撃ち破る・討ち破る(うちやぶる)
- かけら・欠けら・欠片・破片(かけら)
- 型破り(かたやぶり)
- 喝破(かっぱ)
- 看破(かんぱ)
- 蹴破る(けやぶる)
- 撃破(げきは)
- 御破算(ごはさん)
- 島破り(しまやぶり)
- 翔破(しょうは)
- 小破(しょうは)
- すっぱ抜く・素破抜く(すっぱぬく)
- 説破(せっぱ)
- 走破(そうは)
- 大破(たいは)
- 打破(だは)
- 踏破(とうは)
- 突破(とっぱ)
- 道破(どうは)
- 読破(どくは)
- ならず者・破落戸(ならずもの)
- 破(は)
- 破屋(はおく)
- 破瓜(はか)
- 破戒(はかい)
- 破壊(はかい)
- 破格(はかく)
- 破顔(はがん)
- 破棄・破毀(はき)
「鏡」を含む言葉・熟語
- 吾妻鏡・東鑑(あずまかがみ)
- 合わせ鏡(あわせかがみ)
- 色眼鏡(いろめがね)
- 御鏡・お鏡(おかがみ)
- 御眼鏡・お眼鏡(おめがね)
- 鏡(かがみ)
- 鏡餅(かがみもち)
- 鏡台(きょうだい)
- 鏡面(きょうめん)
- 検鏡(けんきょう)
- 照魔鏡(しょうまきょう)
- 心鏡(しんきょう)
- 潜望鏡(せんぼうきょう)
- 内視鏡(ないしきょう)
- 虫眼鏡(むしめがね)
- 明鏡(めいきょう)
- 眼鏡(めがね・がんきょう)
- 老眼鏡(ろうがんきょう)
- 凹面鏡(おうめんきょう)
- 鏡石(かがみいし)
- 鏡板(かがみいた)
- 鏡開き(かがみびらき)
- 鏡物(かがみもの)
- 鏡割り(かがみわり)
- 顕微鏡(けんびきょう)
- 神鏡(しんきょう)
- 手鏡(てかがみ)
- 遠眼鏡(とおめがね)
- のぞき眼鏡・覗き眼鏡(のぞきめがね)